ピアノ連弾の楽譜おすすめ15選!かっこいい曲や盛り上がる曲を厳選!

ピアノの連弾は、一人で弾くよりも音が増えてゴージャスになる上に、演奏する楽しさも何倍にもふくらむもの。

ピアノ連弾曲は、かっこいい曲や盛り上がる曲などたくさんのおすすめ曲があります。

そこで今回は、ピアノ歴40年(ピアノ指導歴20年)の筆者がピアノ連弾におすすめの楽譜を初級レベルから上級レベルまでご紹介いたします。

あなたのお気に入り曲を見つけたら、ぜひピアノ連弾に挑戦してみてください。

目次

ピアノ連弾の楽譜とは

ピアノ連弾をする子どもたち

ピアノ連弾の楽譜には、上下2つのパートがあります。

  1. 上のパートはプリモ(Primo)または1パートと呼ばれ、高い音域で主にメロディーを弾くことが多い
  2. 下のパートはセコンド(Second)または2パートと言って低音域で主に伴奏を担当する

ペダルマークがある場合は、セコンドパートの人が踏むことを表します。

最近は、ヒット曲や人気曲を連弾用にアレンジした楽譜もたくさん出ているので、きっとお気に入りの楽譜がみつかることでしょう。

ピアノ連弾の楽譜の選び方

弾きたいジャンルや曲から選ぶ

ピアノ連弾の楽譜を選ぶ際は、「自分が弾きたいジャンル」又は「自分が弾きたい曲」から選ぶと練習するモチベーションが上がるのでおすすめ。

  • ポピュラーミュージック
  • クラシック
  • ジャズ
  • 映画音楽

など、弾きたいジャンルをまず選びましょう。

「これが弾きたい!」という憧れの曲が決まっている場合は曲も覚えているので練習がはかどりますね。

難易度を考えて選ぶ

ピアノ連弾の楽譜は、難易度が初級から上級までありますので、自分のレベルにあった難易度を選びましょう。

もしも「初級、中級どっちがいいかな?」と迷った場合は、初級にするのがおすすめ。

なぜなら、ピアノ連弾は相手の音を聴いて合わせる必要があったり、全体のバランスを聴いたりと、1人で演奏する際よりもやることがたくさんあるからです。

「弾くだけで精一杯!」というよりも、少し易しいレベルにして余裕をもって弾けるほうがうまくいくでしょう。

【初級】ピアノ連弾の楽譜おすすめ5選

「ピアノ連弾 入門×初級 いちばんやさしいピアノ連弾ースタジオジブリ名曲集」

スタジオジブリの名曲を集めた曲集です。

この楽譜は1パートが入門レベル、2パートが初級レベルとなっていて、初めて連弾に挑戦するお子さんにおすすめです。

例えば1パートをお子さんが弾き2パートがお母さん、また姉妹二人で連弾というのもいいですね。

書き方にも工夫があり、1パートが右ページ、2パートが左ページと分かれていて自分のパートだけを集中して見ることができます。

「ピアノ連弾 初級×初級 両方主役のやさしい連弾レパートリー クラシック」

連弾曲は2パートが伴奏を受け持つことが多く、最後までメロディーを弾かずに終わることも多いです。

でも”両方主役”なら2パートにもメロディーが登場し、どちらのパートも楽しく満足感があります。

またクラシックといっても「トルコ行進曲」や「シンコペイテッド・クロック」など聴いたことがある曲ばかり。

クラシックの名曲を身近に感じて演奏できることでしょう。

「名曲がオシャレに大変身 簡単!豪華! ミラクル連弾曲集 1巻」

童謡としてお馴染みの「いとまきのうた」や「むすんでひらいて」が、お洒落な連弾曲に。

原曲をそのまま弾いても、もう1つのパートにお洒落でかっこいいコードを使えば、まるで違う曲のように聴こえるのです。

曲名も「いとマキマキロック」「むすんでひらいてミュージカル」など、楽しそうなものばかりです。

「きらきらピアノ こどものピアノ連弾名曲集(1)バイエル~ブルグミュラー程度」

作編曲家である轟千尋先生は、様々なアレンジ楽譜を出版しています。

有名な「きらきらピアノ」シリーズの連弾名曲集として生まれたこのテキストも、楽しいアレンジがたくさん。

「ロンドン橋」や「メリーさんの羊」などお馴染みの曲を連弾しながら、相手の音を聴く力も養うことができます。

「おもしろピアノ連弾キッズ~みつばちとくまさん~:発表会でパフォーマンス」

人気の「おもしろピアノ連弾ミックス」シリーズのキッズバージョンになります。

ピアノを始めてまもないお子さんでも、楽しいアレンジで連弾が楽しめるようになっています。

曲集には連弾の他に、3人であわせる「6手連弾」も載っていますよ。

【中級】ピアノ連弾の楽譜おすすめ5選

実用スコア譜「新みんなのピアノれんだん2 ディズニー名曲集~星に願いを~」

ディズニーの人気曲を集めたこちらの楽譜は、たくさんのレスナーから要望のあった曲を連弾スタイルにリニューアルしたものです。

レベルは初級後半から中級とのことで、ブルグミュラー25の練習曲と同程度にアレンジされています。

「ピアノ連弾 初級×中級 両方主役の連弾レパートリー 定番J‐POP~夜に駆ける~」

初級でもご紹介した”両方主役”シリーズの、中級J-POPバージョンです。

どちらのパートもメロディーとして活躍できるアレンジになっています。

曲集では「YOASOBI」「Official髭男dism」など人気アーティストの楽曲が12曲載っています。

「きらきらピアノ こどものピアノ連弾名曲集(2)ブルグミュラー~ソナチネ程度」

こちらも轟千尋先生アレンジによる中級レベルの連弾曲集。

「きらきら星」や「ウィンターワンダーランド」など、クラシックからポピュラーまで、幅広いジャンルの選曲です。

どちらのパートにもメロディーがあったり、音の使い方にセンスとこだわりのあるアレンジになっています。

豪華決定版「ピアノ連弾 二人で弾きたいカッコイイ曲あつめました。」

240ページにわたる曲集には、人気のJ-POPから定番のクラシックやジャズまで全40曲が掲載。

人気の連弾曲集がリニューアルされたものなので、これ1冊あればお気に入りの1曲が見つかりそうです。

「ピアノ連弾 ステージウケ抜群! 派手に弾ける♪聴こえる♪♪発表会連弾セレクション ~情熱大陸~(ピアノ連弾/中級)

映画「スター・ウォーズ」のメインテーマからJAZZメドレー、ボカロで人気の「千本桜」までジャンルを超えた12曲。

そこに聴き映えのする豪華なアレンジが加えられているので、発表会で連弾するのにおすすめの曲集です。

【上級】ピアノ連弾の楽譜おすすめ5選

「ピアノ 連弾 ディズニー・イン・デュオ BEST~美女と野獣/彼こそが海賊~(ピアノ連弾)」

ディズニーの中でも珠玉の名曲に、中上級レベルならではの華やかなアレンジを施した曲集。

また演奏解説付きなので、練習のポイントが分かります。

「いつか王子様や」や「美女と野獣メドレー」などの人気曲が入っています。

「ピアノ連弾 チャイコフスキー 組曲 くるみ割り人形 Op.71a」

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス

クラシックの定番曲「くるみ割り人形」が中上級用にアレンジされた1曲。

連弾ならではの華やかで楽しい演奏ができそうです。

組曲になっているので、何曲かをピックアップし、組み合わせて演奏するのもいいですね。

「ピアノ連弾 上級 華麗なるピアノ連弾シリーズ ラフマニノフ作品集」

クラシックの中でもドラマチックで美しく、重厚な作品を残したラフマニノフ。

代表作であるピアノ協奏曲などが連弾で楽しめる、ラフマニノフファンには嬉しい1冊です。

どれも華やかで美しい曲なので、ステージで弾くと曲の魅力が存分に伝わることでしょう。

「ピアノ連弾 上級 ~圧倒的なテクニックとアレンジによるジャズ連弾曲集~ピアノ超絶技巧連弾楽譜集 RED Version/JACOB&よみぃ」

テクニックが必要な上級レベルだからこそ、楽しめる「JAZZ」。

「超絶技巧」を持つピアニスト、ジェイコブ・コーラーとよみぃが「ルパン三世のテーマ」などを華麗にアレンジしました。

掲載曲を弾いた二人の演奏動画がYouTubeに載っていて、スリリングな演奏は聴いてみるだけでも価値があります。

「ピアノ連弾 中上級 熱くなる!速弾き連弾~クラシック編BEST」

こちらはクラシックでも「速弾き」をテーマにした曲集。

テンポにのって、速く弾くからこそ楽しい曲を集めました。

運動会でお馴染みの「天国と地獄」や「剣の舞」などをテンポアップしてステージで弾いたら、盛り上がることでしょう。

ピアノ連弾の楽譜の読み方

メロディーラインを見つける

ピアノ連弾の楽譜を読むときは、自分のパートだけでなく相手のパートも簡単に目を通しましょう。

その時に確認したほうがいいのは、メロディーがどこにあるかということです。

1パートがメロディーになることが多いですが、途中でメロディーが2パートに移り変わる場合もあります。

基本的なポイントとして、演奏するときはメロディーのほうが伴奏より大きく聴こえるのが綺麗なバランスです。

自分がメロディーと伴奏のどちらの役割を弾いているのか、メロディーラインの確認は大切です。

曲全体の流れや強弱をつかむ

1曲を通して、最初は静かに、ここは盛り上げて大きく…など全体の設計図のようなものを二人で共有しながら練習しましょう。

またテンポが途中で変化したり、一旦止まって呼吸を合わせてまた始まる、という場面もあります。

楽譜をしっかり読み込み、強弱やテンポなど全体の流れを二人であわせて弾くと、より息のあった演奏になりますよ。

まとめ

ピアノ連弾は、一人では味わえない音の厚みや広がりを感じて弾くことができます。

また連弾をすることで、相手の音を聴いて合わせるというアンサンブル力も身に着けることができます。

連弾で得られる楽しさや力は、ソロで演奏するときのレベルアップにもつながるでしょう。

弾きたい曲が見つかったら、ぜひピアノ連弾に挑戦してみてくださいね。

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