ドラムを叩く際に「スティックが手の汗で滑ったり、シンバルを叩く際にスティックが飛んでいってしまって困っている」という方はいらっしゃいませんか?
そのような悩みを抱えている方にはドラムグローブがおすすめです。
ドラムグローブは、ファッションの面でも、ドラムの叩きやすさの面でも人気があります。
今回は、男女ともに使えるドラムグローブに加え、半指手袋や代用品もご紹介していくので最後までチェックしてみてください。
ドラム演奏に専用グローブ(手袋)は必要?
ドラムを演奏する専用グローブは、スティックが滑ったり落としがちなドラマーさんや、汗かきのドラマーさんには必需品です。
ドラマー用のグローブは滑り止め効果があり、スティックを自在に操ることができます。
他にも、ドラムを強く叩いた時などに「手を衝撃から守る」という役割もあるのです。
ドラムスティックを上手く操れなかったり、手を痛めがちな方はぜひドラム演奏の際はグローブを使って演奏してみてください。
さまざまな問題が解決されるでしょう。
ドラム演奏にグローブ(手袋)を使うメリット
ドラム演奏時にグローブを使うと、主に下記のようなメリットがあります。
- スティックが滑りにくくなる
- 余計な力が入らなくなる
- 手にかかる衝撃を穏和することができる
- 体質による不都合に対応できる
ドラムスティックを頻繁に落としてしまったり、手にマメができてしまう方にはドラムグローブが特におすすめです。
スティックが滑りにくくなる
ドラムグローブを使う最大のメリットは、スティックが滑りにくくなることです。
ドラムの演奏に慣れないうちは、スティックの握り方が悪かったり、力の加減がわからなかったりするでしょう。
そうすると、スティックが滑り落ちてしまったり、クラッシュシンバルを叩く際にスティックが手から抜け落ちてしまうこともあります。
そういった問題は、ドラムグローブを使用することで解決することができるのです。
手にかかる衝撃を穏和することができる
ドラムを強く叩くと、手に衝撃を与えてしまうことがあります。
特にスネアドラムのリムショットなどでは、手にかかる衝撃が大きくなるため注意が必要。
長時間ドラムを叩くような時にも、手へ衝撃が蓄積されて知らず知らずのうちに痛めてしまうこともあるので、状況に応じてドラムグローブを使うのがおすすめです。
体質による不都合に対応できる
ドラムグローブは、「多汗症」「皮膚が薄い」など、体質による悩みをお持ちのドラマーさんにもおすすめ。
他にも、手や指の皮が薄いという方は、マメができたりタコができてしまうこともあります。
叩いているうちに手の平や指の皮は強くなっていきますが、頻繁にマメやタコに悩まされて演奏に支障がでてくるようならばドラムグローブを使いましょう。
ドラム演奏にグローブ(手袋)を使うデメリット
ドラム演奏にグローブを使うと、人によっては下記のデメリットを感じる方もいるでしょう。
- 指先を使ったコントロールがしにくい
- 汗をかいて気持ち悪い
どちらも改善できることなので、これからデメリットに加えて改善策もお伝えしていきます。
指先を使ったコントロールがしにくい
ドラム演奏をする際にグローブを使うと、指先を使ったコントロールがしにくくなることが考えられます。
小さな音を出したい時や、ダブルストロークを使う際など、指先の加減が非常に重要です。
ですから、ドラムグローブを使うと指先の感覚を上手く活かせないという方は、半指手袋(ハーフフィンガー)のグローブを使用しましょう。
汗をかいて気持ち悪い
ドラムグローブを使用してドラムを叩くと、素手で叩く時よりも汗がかきやすくなります。
スティックが汗で濡れることはなくなりますが、グローブが汗で濡れてしまい、不快感を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
汗かきの方は、薄めのグローブや通気性の良いグローブを選びましょう。
ドラム演奏用グローブ(手袋)の選び方
ドラム演奏用のグローブ選びは、下記のことに注目していきましょう。
- サイズ感
- フィット感
- 滑り止め効果
- 通気性
自分の手に合ったドラムグローブを使わないと、快適に叩くことよりも不快感が上回って最悪演奏に支障がでてしまうことも。
そのような事態を避けるためにも、これからお伝えするドラムグローブを選び方をチェックしてから購入しましょう。
サイズ感
ドラムグローブを購入する際は、ご自分の手に合うサイズのグローブを購入しましょう。
通常のドラムグローブは、S.M.L.XLの4種類のサイズがあります。
サイズを選ぶ際は、可能な限り指先までフィットし、ブカブカになってズレたりしないドラムグローブを購入しましょう。
フィット感
ドラムグローブのフィット感は、非常に重要なことです。
サイズが合っていたとしても、手に合わなくて不快感を感じたり、指が曲げにくかったりするようでは気持ちよくドラムを演奏することができません。
指先までしっかりフィットして、ズレたりヨレたりしないドラムグローブを購入しましょう。
滑り止め効果
ドラムグローブを使うからには、滑り止め効果をしっかり感じられるものを選ぶ必要があります。
スティックが手から滑らなくなると、スティックを落とすことも減り、演奏が止まってしまう事態もなくなります。
ドラムでスムーズな演奏をするためにも、ドラムグローブは大活躍してくれるのです。
ちなみに、メーカーによって滑り止めの効果や、グローブの素材が異なります。
通気性
汗かきなドラマーさんや、夏の暑い日にドラムグローブを使うのならば、通気性の良いものがおすすめ。
長時間ドラムを叩くようなライブの際にも重宝します。
ドラムグローブおすすめ10選
それでは実際に、ドラムグローブのおすすめ10選をご紹介していきます。
- 【MEINL】 MDGFL-M
- 【Pearl】ドラマーズグローブ ROCK GRIPIII RG-3M
- 【Zildjian】 ZXGL0012
- 【TAMA】ドラマーズ・グローブ TDG10M
- 【AHEAD】ドラマーズグラブ
- 【VIC FIRTH】 VICGLVL
- 【B.E.S.】ハーフフィンガー
- 【メンズグローブ】 男女兼用
- 【TRUSCO】 TPUM-B-S
- 【PREMINNO】ゴルフ グローブ 手袋 レディース
MEINL MDGFL-M
MEINL MDGFL-M フィンガーレスドラマーグローブは、その名の通り半指手袋となっております。
ですから、指先でスティックをコントロールするような繊細な動きを問題なく行うことができるのです。
通気性が良いことでも評価が高く、海外のドラマーさんたちから人気の商品です。
Pearlドラマーズグローブ ROCK GRIPIII RG-3M
ドラムやパーカッションの製造メーカーのPeareから販売されているドラマーズグローブです。
世界的に有名なドラムメーカーであるため、通気性 ・ 耐久性・フィット感全てにおいて満足のいくつくりになっております。
スティックが当たる部分は、二重構造となっていたり、人差し指の部分は関節の屈伸性の自由度を上げるよう配慮されているため加工されていません。
ピンク色の珍しいドラムグローブを取り扱っているため、女性ドラマーからも人気があります。
Zildjian ZXGL0012
Zildjianの ZXGL0012は、羊革の合成繊維でできているため、ファッションを意識してドラムを叩く方にでもおすすめ。
耐久性もあるため、コスパが良いドラムグローブとして海外でも人気があります。
TAMAドラマーズ・グローブ TDG10M
TAMAのドラマーズ・グローブ TDG10Mは、フィット感バツグンの耐久性に優れた合成皮革製にドラムグローブです。
スマートフォンを操作するために、中指の先端部分にはタッチスクリーンを操作可能な素材が採用されています。
練習中のドラム音源をスマホで録音する際など、ドラムグローブを外して行う手間がかからないため人気があります。
AHEADドラマーズグラブ
AHEADのドラマーズグラブは、耐久性がありコスパが良い面で人気の商品です。
AHEADは、ドラムスティックを中心に販売しているドラム製造メーカーなため、ドラムグローブに関しても実用性に優れた商品を開発しています。
見た目がハードな感じがしますが、柔らかい素材で作られています。
VIC FIRTH VICGLVL
VIC FIRTHのVICGLVLは、世界最大のドラムスティックとマレットを扱うアメリカVIC FIRTHがつくっているドラムグローブです。
中指あたりからの手のひら部分は革が使われ、外側は通気性の優れたメッシュ素材。
ドラマーの手を保護するような設計でつくられているため、滑り止めとしても手を保護するためにも優れた商品です。
B.E.S.ハーフフィンガー
B.E.S. ハーフフィンガーはドラマー専用のグローブではありませんが、サイクリング・バイク・キャンプ・日曜大工・屋外作業など、、さまざまな場面で使うことができるグローブです。
1,000円以下で購入できるため、とりあえずまずは「グローブをしてドラムを叩いてみたい」と思っている方にもおすすめ。
半指手袋なので、スマホを触りながらドラム練習をする方にも人気の商品です。
Hsdvdvaグローブ
Hsdvdvaのグローブは、薄手で通気性が良いグローブです。
ドラムの専用のグローブではありませんが、親指と人差し指のみカットされているため、指先でのスティックコントロールも可能。
薄めでゴツくないグローブなので、シンプルにさりげなく使えるドラムグローブをお探しの方におすすめです。
TRUSCOTPUM-B-S
TRUSCOのTPUM-B-Sは、ドラムグローブの代用品として人気があります。
1,000円以下で購入でき、タッチパネル対応の薄型グローブ。
通常のグローブよりも少し小さめのつくりなので、手が小さめの男性や女性におすすめです。
Nithraトレーニンググローブ
Nithraのグローブは、トレーニンググローブではありますが、ドラムグローブの代用品としても使うことができます。
コスパもよく、手にフィットして耐久性にも優れており、ドラムを叩く際にでもおすすめ。
洗濯も気軽にできるため、汗をかいても清潔な状態でグローブを使用することができます。
ドラムグローブの代用品はある?
ドラムグローブの代用品は、下記のものが当てはまります。
- ゴルフグローブ
- トレーニンググローブ
- サイクリンググローブ
などです。
ドラムグローブの代用品を選ぶ時は、手にフィットする・滑り止めが付いている・通気性が良い・洗いやすい面を重視するといいでしょう。
まとめ
ドラムグローブがなくてもドラムを叩くことはできますが、手にマメができやすかったり、痛めてしまいやすいという方はドラムグローブを一度お試し下さい。
特にメタルやハードロックを叩くドラマーさんには、ドラムグローブがおすすめです。
一方でドラムグローブは、スティックや音を繊細にコントロールするようなジャンルを叩くドラマーさんには不向きな面もあります。
ご自身が演奏するジャンルや、手に汗をかきやすいか、マメができやすいかなどを考慮して、上手く演奏の際にドラムグローブを利用していきましょう。
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