アコギナイロン弦おすすめ10選!スチールの弦との違いやメリットデメリットを紹介

「アコースティックギターの弦に、クラシックギターに使われているナイロン弦を張ることは可能なの?」と気になったことが一度はあるのではないでしょうか。

実は、アコースティックギターにも張れるボールエンドの付いたのナイロン弦が販売されており、アコギの弾きやすさのままナイロンの柔らかい音色を出すことができます。

張替えが簡単なアコギナイロン弦、おすすめの10選をメリットとデメリット共にご紹介します。

目次

アコギナイロン弦とは

アコギナイロン弦とは、アコースティックギターにも張れるナイロン弦のことです。

ナイロン弦は通常クラシックギターに使う弦として販売されていて、弦を直接ブリッジに巻きつけるため、弦にボールエンドがついていません。

アコギナイロン弦は、アコースティックギターでもナイロン弦での演奏を可能にするために、弦にボールエンドがついています。

ナイロン弦とスチール弦の違い

ナイロン弦

  • 音の伸びが短い(ポロン、ポロンといったイメージ)
  • 弦が柔らかいので抑えやすい、初心者でも指が痛くならない
  • チューニングが安定しにくい

スチール弦

  • 音の伸びが長い(ジャラーンといったイメージ)
  • 弦が固いので抑えにくい、初心者だと指が痛くなる
  • チューニングが安定しやすい

アコギナイロン弦を使うメリット

やわらかい音色で演奏できる

アコースティックギターにナイロン弦を張りたい理由の一番は、多くの方が「音色」だと思います。

スチール弦ではどうしても表現することのできない、ナイロン弦独特の優しくて、やわらかい雰囲気を持った音色は魅力的です。

クラシックギターではストロークをすることはないので、アコースティックギターだからこそのストロークも楽しめます。

指が痛くなりにく

ギターを始めて挫折してしまう人の多くは、弦が上手に抑えらえないからという理由です。

アコギナイロン弦なら、スチール弦とは違い、指への負担はかなり減り、痛くなりずらいです。

また、クラシックギターとも違い、弦高もアコースティックギターのほうが低いので、弾きやすさはそのままで痛みがなく「ギター初心者」には向いています。

何事においても続けることで技術が向上し、楽しむことができるので、演奏のしやすさというのも大切なポイントです。

他者との差別化

アコースティックギターを使用している人のほとんどがスチール弦を張っています。

なので、アコギナイロン弦を張っていれば他の人とかぶることは少ないので、注目されることでしょう。

アコギナイロン弦を使うデメリット

ナットの溝が深くなる

アコースティックギターの場合は、ナットの溝への影響があります。

スチール弦よりナイロン弦の方が太いので、アコギナイロン弦で演奏していると溝が深くけずられてしまうことがあるかもしれません。

そうすると、スチール弦に戻したいと思ったときに、ナット交換の工賃がかかったり費用がかかってしまいます。

思ったような音が出ないリスク

上記したようにアコギナイロン弦はスチール弦より太いので、現状使用しているギターのナットの溝に合わず、思ったような音が出ないという恐れがあります。

溝に合わないということは、ナットの上に乗っている状態になりますので、抑える力が必要になりますが、実際は弦も柔らかいのでそんなに問題はありません。

また、アコースティックギターの構造上、クラシックギターのような音量でナイロン弦が反響はしませんので、思っているよりも小さい音に感じてしまう可能性があるでしょう。

チューニングが安定しにくい

ナイロン弦はチューニングが安定するのに時間がかかり、1ヶ月程度かかると言われています。

スチール弦も、張り替えたばかりの時はチューニングが安定しませんが、その張りたての状態が約1ヶ月続くと思ってください。

安定しにくいというだけで時間をかければ安定しますので、上記2点よりは問題ないでしょう。

アコギナイロン弦の選び方

弦の太さ(ゲージ)

現在自分が使用しているゲージに近いものを購入しましょう。

デメリットでもお伝えしたように、弦の太さによりナットの溝は変形していきます。

太いものを使えば使うほど溝は広くなってしまい、後から細い弦に変更した場合、溝に完全に落ちてしまいフレットに当たってしまい、音がビビる原因になります。

アコギナイロン弦専用のギターにする、という場合であれば太さは気にせず好きな弦を選んでも大丈夫です。

デザイン

音質も大事ですが、デザインも重要ですよね。

アコギナイロン弦には大きく分けて4種類のデザインがあります。

  • シルバー&クリア
  • ゴールド&クリア
  • シルバー&ブラック
  • ゴールド&ブラック

低音弦がシルバーとゴールドの2種類、高音弦がクリアとブラックの2種類があり、その組み合わせで4種類となっています。

ギターのボディに合わせたり、自分の好みの色を選んだりと、デザインのことを考えて弦を選ぶと他の人との差別化に繋がるでしょう。

アコギナイロン弦おすすめ10選

AriaClassic Guitar Strings(US-400BE)

Ariaのクラシックギター弦は丈夫なのが人気の理由で、個人的には一番こちらがおすすめです。

音質はシンプルなものを好む方向けで、見た目もシルバー&クリアとスッキリしています。

MARTIN(M260)

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アコースティックギターを弾いている人の中には、ギターも弦もマーチンが一番好き!という方がいますが、そんな方はこちらの商品がおすすめです。

アコギ弦同様、弾きやすく安定しているのが特徴です。

見た目もシルバー&クリアなので、どんなギターにも合うので、デザインで悩む必要もありません。

D’AddarioFolk Nylon(EJ32C)

ダダリオの弦は安定のある音を保ち、どんなギターとも相性が良いので、ダダリオの弦が好きな方にはこちらがおすすめです。

ダダリオのアコギナイロン弦は4種類販売されていて、こちらの商品がシルバー&クリアの弦なので、見た目も気にせずどんなギターとも合わせられます。

D’Addario Folk Nylon(EJ33)

こちらの商品はダダリオのゴールド&クリアの組み合わせになっていて、低音と高音で素材の関係からメリハリのある音がします。

ストロークで楽しみたい方には心地の良いサウンドを楽しめます。

D’AddarioFolk Nylon(EJ32)

こちらの商品はダダリオのシルバー&ブラックの組み合わせになっていて、全体的にしっとりした感じの音質です。

高音弦がブラックなので、ネックが黒いギターだと弦の色が一切見えなくなりますので、ギターとの相性を考えて選ぶ必要があります。

D’AddarioFolk Nylon(EJ34)

こちらの商品はダダリオのゴールド&ブラックの組み合わせになっていて、ダダリオのアコギナイロン弦が好きで他のアーティストと差別化したい方向けです。

ERNIE BALLBlack & Gold Ball End 

見た目はかっこよく、音は全体的にしっかり重みのある感じの、ゴールド&ブラックの弦です。

ストロークの弾き語りをすると、なかなか聞いたことのないような音色を奏でてくれるので、音も見た目も他の人と差をつけたいという方に向いています。

FenderNylon Acoustic Strings(100)

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アコギナイロン弦はストロークでぜひ楽しんで欲しいというのはあるのですが、ソロギターで利用したい人にはこちらがおすすめです。

フェンダー製のクラシック弦は、フィンガースタイリスト向けに作られていて、フィンガーノイズを低減するのでなめらかに演奏できます。

弦の色はシンプルなクリア&シルバーです。

La Bella840 Folksinger Clear Nylon

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ラベラの弦はフラメンコにも使われているので、音色の違いを知りたい方はぜひチャレンジしてみてください。

こちらはシルバー&クリアのシンプルな音色とデザインなので、どんなギターとも合わせやすいです。

La Bella830 Folksinger Black Nylon

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こちらもラベラの弦になっていて、色はゴールド&ブラックなので、ギターのデザインとの相性を考えて購入してください。

アコギナイロン弦の張り方

アコギナイロン弦はボールエンドがついていて、クラシックギターのように弦をブリッジに巻きつけることがないため、今までの弦交換と同じ手順で行うことができます。

注意点としては、ナイロン弦はスチール弦よりも強度が弱いので、スチール弦を張るときよりも、きつく締め過ぎないように張ることです。

まとめ

アコギナイロン弦は、スチール弦では表現することができない音色を出すことにより、今まで演奏してきたものの雰囲気を変えたり、優しい世界観をさらに味わい深いものにすることができます。

今回ご紹介した内容を参考に、自分の好みに合ったアコギナイロン弦を選びだしてみてくださいね。

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