疲れないベースストラップおすすめ10選!滑らない演奏しやすいタイプを厳選!

  • エレキベースを弾いたら肩が凝る
  • 長時間弾いても疲れないベースストラップが欲しい
  • 肩が痛くならないストラップが欲しい
  • 肩から滑らずに演奏しやすいベースストラップが欲しい

そんな悩みを抱えてらっしゃるベーシストの方も多いのではないのでしょうか。

今回はそんなエレキベースを弾いているときの辛さを解決できる「疲れないベースストラップ」について、選び方のポイントからおすすめのベースストラップ10選まで、元楽器屋兼ベーシストの筆者が解説いたします。

目次

疲れないベースストラップとは

疲れないベースストラップとは、自分の体に合っており、長時間の演奏時でもストレスなく演奏できるベースストラップのこと。

特徴としては、幅広のタイプのものが多いです。

ベーシストにとってベースストラップは演奏のしやすさを左右する、いわばスニーカーシューズのような存在ですので、サイズが合わなかったりクッションがないものを使用すれば、疲れや怪我に繋がりやすくなります。

疲れないベースストラップを使うメリット

演奏に集中できる

エレキベースの重さが直に伝わるストラップだと、どうしても演奏に集中しきれず肩のしんどさに神経が持っていかれてしまうことがあります。

自分の満足のいく演奏をするためにも、ベースストラップは疲れにくく体にしっくりくるものにしましょう。

いい姿勢で弾ける

肩に負担がかかっている状態だと、気が付かないうちに猫背など悪い姿勢になってしまいがちです。

上手く重さが分散してくれる疲れないベースストラップであれば、そういった演奏中の姿勢改善にも役に立つでしょう。

座った状態で弾くとしてもベースストラップを使用することで同じく姿勢や位置が安定するので、ぜひ使うことをおすすめします。

上達の近道になる

疲れないベースストラップで演奏をすると、エレキベースを弾くときのストレスが少なくなり、毎日触ったり演奏したくなったりするもの。

また、肩こりなどの身体的疲労や痛みから解放されることで、楽器に触る時間が必然的に増えるメリットもあるでしょう。

疲れないベースストラップを使うデメリット

見た目がごつい

疲れにくいベースストラップは幅広であったりしっかりした作りのものが多いため、それゆえ見た目は少しごつめになることが多いです。

「ごつすぎる見た目はちょっと…」という場合は、明るめの色のエレキベースと組み合わせてみたり、ベースストラップを自分流にアレンジしてみるのもアリではないでしょうか。

値段が張る

しっかりしたベースストラップだと革製のものやクッションがきちんと入っているものが多いため、比較的値段が張ります

ただしその分安価なベースストラップに比べると長く使えるものが多いので、買い替えを考えれば高すぎることは無いように感じます。

疲れないベースストラップの選び方

太さ

エレキベースで使用するストラップにおいてまず重要なのは幅の太さです。

基本的には横幅が5cm以上あるものを選ぶと重さが分散しやすいのでオススメです。

但し太ければ良いという訳ではなく肩幅や素材との兼ね合わせが重要なので、きちんと自分の体に合ったものをセレクトしましょう。

クッション性

次に重要になってくるのがクッション性です。

椅子に座る際にクッション性があるものと無いもので身体の疲れ具合が全く変わるように、ベースストラップでもクッション性があるものと無いものでは肩の疲労度が全く変わってきます。

特に女性ベーシスト重めのエレキベースを使用している場合は、クッションがあるものを使用すると楽に演奏しやすいでしょう。

素材

そして最後の素材は、特徴ごとに分けると主に3通り。

  1. ナイロン・コットン製:通気性に長けますが柔らかいものが多く、エレキベースで使用する場合少々肩に食い込んだりすることがある
  2. 合成ゴム製:較的耐久性が高く、革よりも安価なので革ストラップの廉価版の素材として使用されることもある
  3. 革製:馴染みがよく、使うごとに体にフィットしやすくなるのが特徴。見た目の高級感もあるため多くのベーシストに好まれるが比較的高価で5,000円以上のストラップに多く使用される

疲れないベースストラップおすすめ10選

Fenderストラップ(Fender® 2″ Monogrammed Strap, Black/Light Grey/Blue)

まずはストラップの大定番、Fenderのモノグラムストラップ!

学校やサークルで探せば、誰かしら一人くらい使用者が見つかりそうなくらいポピュラーなストラップですね。

幅は約5cmあるので細すぎることはありませんが、5弦以上や重量級のエレキベースに使用するには少し重みを感じるかもしれません。

ERNIE BALLギターストラップ(JACQUARD STRAP)

Fenderと並ぶメジャーなストラップ、ERNIE BALL

カラーや模様が20種類以上あるので、ご自身の好みやお持ちのエレキベースと合うベースストラップを見つけやすいこと間違いなし。

ERNIE BALLは1000円台からラインナップがありますが、少々柔らかめの素材なのでJACQUARD STRAP以上のグレードのものがオススメです。

Ibanezギター・ベース用ストラップ(DCS50-BK)

こちらは1000円台と比較的リーズナブルながら、ペラペラのストラップでは無いのがありがたいところ。

柄は少なくシンプルながらも、デニム調などおしゃれなカラーリングが揃っているのも嬉しいですね。

ただしクッション性はほとんどないので、普段は座ってたまに立って弾く程度の方にオススメです。

LEKATOベースストラップ コットン製

安くてクッション性が高いものをお求めの方にはこちら!

幅は9.5cmもあり、肩にあたる部分は突起状のスポンジクッションがついているため重さが分散されやすいです。

ただしリーズナブルなだけあり、耐久性や長さ調整の面では値段相応な部分も。

Levy’s Leathersハンドブラッシュドスエードギターストラップ(MS26-BLK)

ベーシストに人気のストラップを調査したら間違いなく上位に食い込んでくるであろうLevy’sのスエードストラップ

本格的なスエード素材を使用しながらなんと5000円を切るという驚異のコストパフォーマンス。

幅も約6.3cmと広めの設計になっているので、少し重めのエレキベースでも使用しやすいです。

RightOn! STRAPSギターストラップ(B-CHARM)

数々の有名人も使用しているRightOn! STRAPSのBASSMAN Series。

すべてのストラップがスペインでハンドメイド生産され、B-CHARMは幅が約8cm、クッションも約5mmとベーシストの肩にとても優しい作りとなっています。

ストラップの端の方には「ピックディスペンサー」というピックを3枚まで差し込める切り込みがあるため、ピックを無くしやすい人でも安心です。

RightOn! STRAPSギター・ベース用ストラップ(NASHVILLE BURGUNDY)

先程ご紹介した人気ストラップメーカーRightOn! STRAPSの模様入りタイプ。

幅は5cmと少しコンパクトながらもクッション部分は同じく5mmのものを使用し、華やかな見た目と機能性を両立させたバランス型のストラップと言えるでしょう。

「クッション性はほしいけど見た目もこだわりたい!」という方にオススメです。

Warwickベースストラップ(‎MetroLine Genuine Leather Bass Strap)

ベーシストなら誰もが一度は所有したくなるエレキベースメーカー、Sadowskyのベースストラップです。

一流のベースメーカーなだけあり、ストラップも幅9cmでパッド入りとベーシストに優しい仕様となっています。

Sadowskyのベースをお持ちの方、Sadowskyのエレキベースに憧れがある方はぜひ一度使ってみてください。

GRUV GEARベース/ギター用 ストラップ(SOLOSTRAP BLK)

「重さや疲れを特に感じたくない!」という方にはこちら!

FretWrapsの制作会社で有名なGRUV GEARから出ている本格的なベースストラップです。

SOLOSTRAPは最高級の本牛革と横幅約8cmのクッションを使用し、使い続けると更にフィットするようになっていきます。

GRUV GEARデュオストラップ(DuoStrap Signature Black)

こちらはなんと重さを両肩に分散できる枝分かれ型のベースストラップ。

5弦以上の多弦ベースやアッシュボディの重量級エレキベースをお使いの方にはぜひ一度お試し頂きたい代物です。

片方をネック側のストラップピンに取り付け、もう片方をカッタウェイに巻きつけることで、基本的に加工なしで使用できるようになっています。

こちらは本皮仕様のベースストラップですが、廉価版の合成ゴム製も存在します。

ベースストラップを使用する際の注意点

ベースストラップを使用する際、ただストラップピンにストラップを付けただけだとエレキベースが落下する危険性があります。

必ずストラップロックかロックピンを一緒に使用し、演奏中に大事なエレキベースが落下しないように予防しておきましょう。

まとめ

ベースストラップは選び方次第で敵にも味方にもなる、とっても重要なベースアイテムのひとつです。

ぜひとも自分に合ったベースストラップを探し出して、快適なベーシストライフを過ごしてくださいね。

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