吹奏楽部で練習する時、自分用のチューナーを持っていると便利ですよね。
使いやすく、精度の高いチューナーがあれば、練習も一層はかどります。
特に最近は、おしゃれでかわいいチューナーもたくさん販売されていますので、吹奏楽部向けのおしゃれでかわいいおすすめのチューナーを10選をご紹介します。
吹奏楽部向けチューナーの特徴
吹奏楽部で使われるチューナーは、オーケストラと違い弦楽器が少ないので、管楽器用がメインとなります。
そして、吹奏楽部向けチューナーを選ぶ際のポイントは、個人練習だけでなくパート練習や合奏でも使いやすいチューナーを選ぶこと。
演奏会やコンクール、県外へ遠征に行くなど移動の機会が多い吹奏楽部ならば楽器ケースに入る小型サイズのチューナーも便利です。
コンサートマスターや部長など、全体の練習でチューニングを確認するようなポジションについている立場の人なら、より幅広い楽器に対応したチューナーがおすすめです。
吹奏楽部向けチューナーを使うメリット
弦楽器専用チューナーと違い「ヘルツ(Hz)」を変更できる
吹奏楽部向けと言われるチューナーは、周波数(ヘルツ=Hz)を変更できる仕様になっています。
吹奏楽では442Hzでのチューニングが多いですが、ギターなどの弦楽器用チューナーは440Hzで固定されているものも。
そのため、ヘルツを変更できる吹奏楽向けのチューナーを選ぶ方が、失敗がありません。
メトロノーム機能や演奏録音機能などマルチに使える
吹奏楽部の練習では、楽器・譜面台・楽譜・チューナー・メトロノーム・教本などを持ち運びます。
個人練習、パート練習、合奏と場所が変わるたびに全部持っての移動は大変。
吹奏楽部向けのチューナーは、メトロノーム機能がついているなど、1台で何役もこなすので、持ち運ぶ物を減らせます。
また録音機能付きチューナーなら、自分の演奏を録って、演奏技術の改善も可能です。
マイク付きなら大人数の演奏でも自分の音を確実に拾える
吹奏楽部向けのチューナーの一部には、自分の楽器の音を拾うための専用マイクがついているものも。
特にパート練習や合奏などの大人数の練習では、チューナーが周りの音も拾い、うまくチューニングできないことがあります。
そんな時マイクがあれば、自分の楽器から出る音を確実にチューニングできて便利です。
吹奏楽部向けチューナーの選び方
ヘルツが固定ではないチューナーを選ぶ
チューナーは、必ずしも高価でハイスペックなものを使わなくて大丈夫。
しかし前述したとおり、安いチューナー(特にギターやウクレレ専用)の中には、ヘルツが440HZで固定のものも。
(オーケストラやギター演奏では440Hzでチューニングすることが多い。)
吹奏楽部の場合は442Hzで演奏することが圧倒的に多いので、ヘルツ固定のチューナーだけは買わないようにしましょう。
購入時は440Hzに設定されていても、後で変更できる仕様になっているタイプが安心です。
音出し機能つきのチューナーを選ぶ
チューニングには「チューナーの目盛りを見て合わせる」だけでなく、「耳で合わせる」力も必要です。
いくらチューナーの目盛りで合っていても、合奏で周りの音に合わせることができなければ、良いハーモニーにはなりません。
そのように耳を鍛えるためにも、ぜひ「音出し機能つき」のチューナーにしましょう。
基準音をチューナーが鳴らしてくれるので、まずはその音を聞いて耳で合わせ、次に目盛りを見て確認できます。
この方法でチューニングを繰り返せば、自然と耳を鍛えられるでしょう。
おしゃれでかわいいチューナーを選ぶ
最近のチューナーは色やデザインがおしゃれだったり、かわいいキャラクターとコラボしたりしている商品もあります。
シックな黒や白もいいですが、そうした「おしゃれでかわいいチューナーなら練習意欲が上がる!」という人もいるでしょう。
周りと違うスペシャルなデザインのチューナーなら、他の人のチューナーと間違えることも防げます。
気に入ったデザインのチューナーを使えば、練習意欲を上げることにも繋がり、一見地味な基礎練習やチューニング作業も楽しくなりますよ。
吹奏楽部向けチューナーおすすめ10選
吹奏楽部向けのおすすめチューナー10選をご紹介していきますが、特に「442Hz」でのチューニングに対応する、おしゃれかわいいチューナーを紹介していきますね。
KORGSlimpitch キティピンク(SLM-1CM-KTPK)
こちらは先ほどと同じ、KORG Slimpitchの「キティピンク」デザインで、キティちゃんデザインには、色違いの「ハローキティーホワイト」バージョンもあります。
こんな小型チューナーが、ポケットから出てきたら、吹奏楽部の仲間から「えっ!かわいい!」と驚かれるかも。
練習のたびにキュートなキャラクターのイラストを見れば、疲れを忘れて気分があがりそうですね。
吹奏楽部向けチューナーの使い方
では次に、チューナーの使い方を順に説明します。
ここでは主に、吹奏楽の場合についてご紹介しますね。
チューナーの設定をする
まずチューナーの設定をします。
吹奏楽部のチューニングは、「B♭(ベー)」の音で行うことが多いです。
(オーケストラだと「A」の音で合わせることも。)
大抵の吹奏楽ではヘルツは「442Hz」で合わせることが多いですが、場合によっては440Hzのところもあります。
所属団体によって違うので、何ヘルツか確認してチューナーを設定しましょう。
チューニング前に管楽器はウォーミングアップで楽器を温める
管楽器の場合、楽器を組み立てていきなりチューニングしてはいけません。
管楽器は温まると音程が上がってしまうので、チューニング前にあらかじめウォーミングアップをして管を温めましょう。
でなければ、「練習前に音程を合わせたのに、練習を始めたら全然合わない」といったことになります。
しっかり楽器が温まってから、チューニングをします。
チューナーの表示は最初は見ずにチューニングする
チューニングする時は、最初はチューナーを見ないようにします。
チューナーが音を鳴らせるタイプなら音を鳴らして、よく聞きながらチューナーを見ずにその音を楽器で鳴らしてみましょう。
「これで合っているはず」という音程に楽器を調節してから、チューナーの表示を見ます。
それで真ん中の目盛りに合っていればOK、かなりズレていれば、また調整を。
この訓練をすることで、耳で正しい音程を把握できやすくなるのです。
チューニングはB♭以外にもいくつかの音でやってみる
吹奏楽のチューニングの基本の音はB♭ですが、実際に演奏する時はB♭の音程が合っていても、他の音が外れることも。
そのため普段の個人練習では、B♭以外の音でもチューニングしてみましょう。
特に「この音、ピッチがあいにくいんだよな~」という音があることと思います。
そういう音こそ、チューナーで音程を確認して、合奏でも合うように練習するといいですね。
合奏前は個人でチューナーで合わせ合奏時は耳で合わせる
合奏やパート練習の時に限らず、個人練習時も毎回チューナーで正しくチューニングするクセを付けましょう。
合奏ではあらためて全体のチューニングを行うでしょうが、その前に個人的に音程を合わせて置くのが望ましいです。
個人でチューナーを使い、音程を整えておいて、合奏では機械に頼らず、耳で確認して合わせるようにします。
耳で合わせるには、普段から正しい音程を耳で覚えておく必要があるので、毎回楽器練習の前には個人でもチューニングを。
そのように正しいピッチの音で練習を続けることで、正しい音程を耳に刻んで音感を鍛えられます。
まとめ
吹奏楽部向けチューナーには、おしゃれでかわいいデザインのものも増えています。
またメトロノーム機能付きや、譜面台や楽器に取り付け可能なものなど、どんどん便利になっていますね。
ぜひお気に入りのチューナーを使って、楽しく練習して腕を磨きましょう。
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