合わせシンバルおすすめ10選!叩き方のコツもご紹介!

合わせシンバルの購入は情報が少なく、どれを選べばよいか分かりにくい楽器ではないでしょうか。

プロの演奏者の場合はこだわりがあるからよいのですが、そうではない方々は楽器店さんおすすめのものを買うケースが多いかもしれません。

 ただ、合わせシンバルを全メーカー在庫しているお店というのはほとんどありませんので、楽器店によっては在庫優先におすすめする場合があります。

購入頻度の低い楽器だからこそ、後悔することなく長く満足して使ってもらいたいと思い、今回おすすめの10個をセレクトしました。

あわせて叩き方のコツやメンテナンスについてもご紹介しましょう。

目次

合わせシンバルとは

 合わせシンバルとは西洋音楽で使われる楽器の中で、もっとも衝撃音を出せる楽器と言っても過言ではないでしょう。

音楽が最高潮に達したとき、その頂点で輝かしい1打を響かせることができるとそれは素晴らしいものとなるでしょう。

逆に、間違ったタイミング、間違った音色で叩いてしまうと音楽を台無しにしてしまうのもシンバル演奏の難しいところ。

合わせシンバルはティンパニや小太鼓に比べて、はるかに音符の少ない楽器です。

だからと言って、初心者や力のある人が叩けばいいというものではありません。

曲を熟知し、一緒に合奏しているメンバーがどういうフレーズを演奏しているかを把握して音を出し、また響きを止める必要があります。

合わせシンバルの選び方

シンバルのサイズはインチ表示で、1インチが2.54センチになります。

インチが小さければ高い音、大きければ低い音が出るのですが、同じインチの場合、厚みによっても音の高低が変わってきます。

薄いと低い音、厚みがあると高い音がします。

シンバルはエッジ部分が薄いとPPの演奏がしやすいですが、ガツンとした音量は出しにくくなります。

また、表面加工により明るい音、暗い音、シブイ音など音色がかなり違ってきます。

シンバルを選ぶときには、自分の求めている音色や、また扱いやすさも考慮して選ぶとよいでしょう。

合わせシンバルおすすめ10選

では、ここで合わせシンバルおすすめ10選を紹介していきましょう。

【Zildjian】A Symphonic Tone Viennese18インチ(A0448)

ジルジャンのシンフォニックトーン・ビエニーズ18インチは、もっともオーソドックスなシンバルなので何を買ったらいいか分からないという人におすすめ。

木の年輪のように筋が入っている機械仕立ての楽器ですので、残響の減衰が遅く響きが長く続きます

ビエニーズは明るくパワフルでブラスのサウンドに負けることなく、目立つことができるでしょう。

【Zildjian】A Symphonic Tone German18インチ(A0491)

ジルジャン シンフォニックトーン ジャーマン18インチは、先ほどご紹介したビエニーズよりもやや重量があります。

その分、残響の残り具合が長いのです。

ただ、少し重さがあるので、若年の女性ばかりが演奏するバンドには不向きかもしれません。

通常のジルジャンサウンドよりも深みが欲しいという人におすすめでしょう。

【Zildjian】A Classic Orchestral Medium Light18インチ(A0758)

ジルジャン クラシックオーケストラ ミディアムライト18インチは、音の立ち上がりが早くマーチも軽々と演奏できます。

こちらも美しい年輪がある機械仕立てなので、残響は長く幅広いジャンルで使えます

万人受けする、操作性のよい楽器といえるでしょう。

【Zildjian】A Zildjian Symphonic Viennese Tone 20インチ(A0493)

ジルジャン シンフォニックトーン ビエニーズ20インチは、パワフルで輝かしい響きが魅力で、残響も長く残ります。

エッジはお椀型になっているのでPはやや出しにくいですが、連打も輝き「ここぞ」というときの一打におすすめ。

チャイコフスキーや、シベリウスのサウンドに向いているのではないでしょうか。

※上記の①から④は、新品の状態では金属が硬く、演奏を繰り返し年月を経ることでより響きは深まり、いいサウンドに成長していきます。

【Istanbul Mehmet】トラディショナルシリーズ ダーク・クラッシュシンバル 16インチ

イスタンブールシンバルは、中近東の不思議な響きが魅力です。

16インチですと使用範囲は限定的かと思われますが、そうではありません。

軽くエッジが薄いので無頓着に楽器を合わせたとしても繊細なPPから、18インチサウンドに聞こえるほど、しっかりとしたFを鳴らすことができます。

日本人作曲家などの民族楽的効果音などにも活躍するでしょう。

【小出シンバル】インテンソシリーズ808スタイル 20インチ

日本で唯一のシンバルメーカー小出の、インテンソシリーズ808スタイル20インチは、軽量でありながらヘビーな音がするので扱いやすい楽器です。

残響の減衰が早く、ここぞの一打には向いてませんが、使い勝手のいい一品でしょう。

ムソルグスキー『はげ山の一夜』などの連打も小出シンバルなら楽勝です。

【Zildjian】K Constantinople Orchestral Medium Light18インチ(K1000)

Kジルジャン コンスタンチノープル ミディアムライト18インチは、何もしなくても軽く合わせるだけでシブイ音が鳴ります。

表面がランダムハンマリングされているので、深みのある音が出るでしょう。

ただ、ハンマリングされているので残響の減衰は早くなります。

ハンマーでたたくために厚めのプレートを使用しているので、他のシリーズに比べて重さがあります。

【Zildjian】K Constantinople Orchestral Medium Light 20インチ51cm(K1008)

ジルジャン コンスタンチノープル ミディアムライト20インチは、シブい音でボリュームが欲しい人におすすめです。

⑦同様、ランダムハンマリングで音が乱反射し、年季の入った響きがします。

誰が叩いてもある程度いい音がするので初心者の方にもおすすめ。

ただ、華やかさには欠けるので好みが分かれるところでしょう。

【Zildjian】A Symphonic Tone German Medium Heavy 20インチ(A0493)

最近はコンスタンチノープルモデルのほうが人気はありますが、ワーグナーなどで使うには、やはりこれが一番です。

重厚なサウンドが響き渡り、減衰が遅く残響をたっぷりと味わうことができるでしょう。

こちらの合わせシンバルも年数を経て深みが増し、味のある音に成長していくタイプです。

【Istanbul Agop】イグジストシリーズ・Xist シンフォニックウィンド 19インチ

19インチというサイズは、練習用に重宝します。

エッジは厚みがあり小さな音は出しにくいですが、それもまた練習にはもってこいでしょう。

シンバルのフチに、気泡緩衝材いわゆるプチプチを巻いてミュートを付けると、家庭でもシンバル連打の練習ができます。

合わせシンバル購入時の注意点

ご紹介したシンバルには、ほとんど手革は付いていません。

別売りとなっております。

また、サイトによっては合わせシンバルであっても1枚売りしている場合も多いので、よく確かめてから購入しましょう。

シンバルの持ち方

 シンバルの持ち方は、まず楽器を持たない状態で腕を脱力し肘を90度に上げてください。

次にシンバルを持ち、楽器が胸のあたりに来るまで腕を上げます。

気を付けたいのは手首の角度。

腕から無理なくまっすぐ伸びているフォームがおすすめです。

手首が不自然に下がっていると痛めてしまうので注意しましょう。

楽器が重いと感じる人は少し高めに構えると体にかかる重さが軽減します。

PPを叩くコツ

合わせシンバルでPPを演奏する場合は、脇をしめて楽器を構えます。

2枚のシンバルを合わせて目の高さよりやや下、シンバルの上部と指揮者が視界に入るように構えます。

 動かすのは片方のシンバルだけです。

 両方を動かすと安定した音が出せません。

FFFを1打かっこよく叩くコツ

シンバルを叩くお猿のおもちゃがありますが、あの叩き方は間違っています。

まずはシンバルを1枚、手革を持ち30センチほどの高さからフロアに落下させてみてください。

自然で美しい音が鳴ります。

楽器を構えたときも両方の手を動かすのではなく、利き手のシンバルが、

もう一方のシンバルの上に落下するようなイメージで叩いてください。

無理なく自然で輝いた音になるでしょう。

大きな音を出すには、落下する距離を広くとればいいだけです。

ウォーミングアップの必要性

普段からシンバルを演奏している人であれば、季節によって楽器の硬さが違うことを感じておられるでしょう。

シンバルは金属でできている楽器なので冬は硬く、夏は少し柔らかい状態になっています。

常にいい音を出すためには、楽器を鳴りやすい状態にしておく必要があります。

これがシンバルで言う楽器のウォーミングアップになります。

大きな音を出す必要はありません。

PPで15分間ほど4分音符や8分音符の練習をすると楽器が振動し、共鳴しやすい状態になります。

合わせシンバルの代用品は?

合わせシンバルがない、何かで代用したいという場合は、サスペンデッドシンバルかハイハットがあれば代用可能です。

同じサイズのサスペンデッドシンバルに手革を取り付ければ合わせシンバルとして使えなくはないです。

ただ、かなり薄いので、強く叩くと楽器が反ったり傷んだりしますので多用は禁物。

また、ハイハットも同じサイズなのでそれぞれに手革を付ければ、合わせシンバルとして使えなくもないです。

こちらは、2枚の厚みが極端に違うので大きな音は出にくく、残響もかなり早く減衰します。

メンテナンス

シンバル使用後は柔らかい布等で指紋を拭き取ってください。

毎回きちんとケアをしていれば、特別にポリッシュなどのクリームを使わずとも楽器はきれいに保てます。

緑青が出るほどのヒドいサビが出た場合には、メーカー専用のシンバルポリッシュを少量つけて磨いてください。

注意する点は、シンバルの内側にはポリッシュをつけないことです。

ポリッシュには金属を溶かす成分が入っているので、内側を磨きすぎると、筋が滑らかになってしまいます。

Scrapeという、こする奏法ができなくなってしまうので気を付けましょう。

まとめ

合わせシンバルは10セットあれば10とおりの響きが出る楽器です。

型抜きではなく、流し込み&ハンマリングをしているので1枚1枚個性豊かな響きとなります。

好みの響きで選ぶのもよし、使い勝手で選ぶのもよし、満足のいく一品を探してみてください。

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