サックスストラップは、サックスの演奏の際に欠かせないアイテム。
最近のサックスストラップは、おしゃれでかわいいものが多くなっており、見た目がおしゃれなだけでなく、機能性もよいストラップがたくさんあります。
そんなかわいいサックスストラップや、おしゃれで人気の商品を厳選して紹介していきます。
サックスストラップの中には、演奏時に体への負担を軽減し、より一層サックスの演奏に集中できるものもありますので、ぜひチェックしてください。
サックスストラップとは
サックスストラップは、サックスを演奏する時に首からぶら下げ、腕で楽器を支えるのを楽にするアイテムです。
サックスは重い楽器のため、手だけで支えるには限界があります。
またサックスの演奏時には、両手の指を全開放するような指づかいの音も出てくるため、楽器をしっかり支えるためにサックスストラップは不可欠。
いろんなサックスストラップがありますが、輪っかのようになっており、先に楽器をひっかけるフックが付いているものが主流となっています。
少し前まで色は黒ばかりでしたが、今はカラフルなものや、革製のおしゃれなものもいろいろと販売されているのが嬉しいですね。
プロ奏者やサックスを吹くYoutuberの方がおしゃれなサックスストラップをしていると、ついつい「どこのだろう?」と注目してしまいます。
かわいいサックスストラップにこだわるメリット
練習意欲が高まる
おしゃれでかわいいストラップを使う最大のメリットは、練習意欲が高まることです。
単調な基礎練習をする時などは、気に入ったおしゃれなサックスストラップを付けると、「やるぞ~!」と気分のスイッチが入ります。
姿勢のチェックのために鏡の前で練習する人もいますが、そういう場合は特にかわいいストラップだとやる気になるはず。
ステージで演奏する時に映える
サックスを吹く人の中には、ステージで演奏する機会がある人もいるでしょう。
ステージに立つとき、やはりおしゃれなかわいいストラップならカッコよさも増します。
ドレスアップしたスタイルで演奏する時にも、おしゃれなサックスストラップなら映えますし、空間になじみますね。
演奏技術が大切なことは言うまでもありませんが、やっぱりすてきなサックスストラップを付けているサックス奏者はかっこよくみえるものです。
音の響きに良い影響をもたらす
かわいいサックスストラップの中には、フック部分が金属でできているタイプも。
金属製だと、プラスチック製のフックよりも楽器の振動が伝わり、よく響くというメリットがあります。
また金属製のサックスストラップは、プラスチック製より強度があるので、ストラップの破損も少ないのです。
見た目がよくなるだけではなく、音も良くなって丈夫な構造というのは嬉しいですね。
体への負担を軽減できる
かわいいサックスストラップの中には、デザインが美しいだけでなく、体への負担を軽くしてくれる商品もあります。
例えば、首にあたるネックパッドの部分に革を使っているサックスストラップは、革がやわらかく、長時間使う時に首に負担がかかりにくいです。
またパッドの洗練されたデザインはスマートでオシャレですが、これは「首が痛くなりにくい」デザインの場合があります。
デザインが良い理由は、見た目だけではないのです。
「はずし忘れ」に気づきやすい
これは「サックス奏者あるある」ですが、練習を終えて帰る時、サックスストラップをつけたまま帰ってしまう…というミスをやってしまいがち。
それが、個性的でインパクトのあるかわいいストラップなら、誰かが「はずし忘れ」に気づいてそっと教えてくれることもあるでしょう。
電車の中で「アッ…」とはずし忘れに気づいて1人赤面、なんてことがなくなるかもしれません。
かわいいサックスストラップにこだわるデメリット
金属フックは楽器を傷つけやすい
かわいいサックスストラップの中でも、フックが金属製のものは音の響きは良くなるものの、楽器をフックで傷つけやすいのが難点。
フックが楽器本体のフックリングと頻繁に摩擦を起こして金属が消耗します。
ただしこれを防ぐために、金属フックにつけるチューブを付ける方法があります。
手作りのものは耐久性のチェックが大事
かわいいサックスストラップを手作りする人もいます。
ですが、サックスストラップは大切な楽器を支えるもの。
サックスはかなりの重さがあるので、重さや奏者の動きに耐えられないサックスストラップは、楽器を落としてしまう可能性があります。
もしサックスストラップを自分で作る時には、素材や耐久性(耐荷重など)の確認が必要です。
かわいいサックスストラップの選び方
首への負担が軽いもの
サックスストラップを選ぶ時に最も重視したいのは「首に負担がかかりにくい」ことです。
逆に言えば、どんなにかわいくておしゃれなサックスストラップでも、練習中にすぐ首がつらくなってしまうならよくありません。
姿勢が崩れ、コンディションが下がり、音も悪くなります。
お店で実際に試着させてもらい、ネットで買うならフィット感について評価が高いものにしましょう。
紐(ひも)の下にプレートが付いて首元を圧迫しないタイプや、ショルダータイプ、ハーネス型も楽です。
とにかく「気分がアガる見た目」のものを!
せっかく新しいサックスストラップを買うなら、見た目が好きで、それをつけていると気分があがって楽しく練習できるものを。
特にファッションが好きな方なら、かわいいサックスストラップやおしゃれなサックスストラップの威力は絶大でしょう。
練習時間が増えて、技術もアップするかもしれません。
ネックパッドやヒモの部分の色を選べるものなど、お好きなデザインのものをセレクトして楽しみましょう。
フックの形状
楽器の保護を重視するなら、S字のフックより、しっかりフックを閉じ楽器を固定できる「スナップ型フック」がおすすめです。
S字フックは先が開放された形なので、演奏中の動きによって楽器から外れることがあります。
またS字フックだと、特に座った時にストラップがたるんでフックが楽器から外れ、楽器を落としそうになる悲劇が起こりがち。
スナップ型なら、そのようなリスクが減らせます。
サイズ
サックスはソプラノからバリトンまで種類が多く、サックスストラップもそれぞれ適したサイズがあります。
また奏者の身長や体重など体格によっても、合う合わないが生じるものです。
お使いの「楽器の種類」と「ご自身の体格に合うサイズ」のものを、間違いなく購入するようにしてください。
クラリネット用ストラップも販売されているのでまぎらわしいですが、サックス用ストラップであることを確認して購入しましょう。
丈夫さ
先ほどもお伝えしましたが、サックスストラップの強度をしっかり確認しましょう。
中古の場合、ネックパッドの部分が老朽化で破損していないか、紐(ブレード)部分は擦り切れていないか。
手作りの場合は、耐荷重が使用する楽器の重さを支えられるだけあるか。
こうした点をチェックすれば、後悔が少ないでしょう。
かわいいサックスストラップおすすめ10選
B.AIRバードストラップ (BSN-AS)
B.AIRの「バードストラップ」は、紐(ブレード)にオリジナルのV型プレートが付いています。
これにより、従来のストラップよりも首元が閉まらず、首の負担を分散可能に。
またカスタムができるので、ネックパッド・プレート・ブレードをそれぞれ10色以上からセレクトできるのが特徴。
特にブレードは「トリコロール」や「アーミーカモ」など20種類以上のパターンから選択できます。
これなら他人とかぶらないストラップが手に入りますね。
B.AIRウォッシャブル バードストラップ(WBS-AS)
こちらは先ほどのバードストラップの「洗えるタイプ(ウォッシャブル)」です。
ネックパッド部分を洗浄でき、それ以外は通常のバードストラップと同じ仕様で、いろんな色のパーツでカスタムできます。
汗っかきの人や、肌がデリケートな人、暑い夏の練習での首周りの蒸れが気になる人にはピッタリですね。
これならおしゃれできれい好きな方も、いつでも快適に練習できるようになるでしょう。
BREATHTAKINGStrap Lithe PremiumⅡ(2023年限定モデル)
ブレステイキングでは、12月頃からその年限定モデルが発売されます。
2023年限定モデルは、岡山県児島(こじま)の名産である高品質な国産デニムを使用した「インディゴ」と「ライトブルー」など。
後部分にあしらわれたキャメル色の革タグには、かわいらしいサックスモチーフの刻印が描かれていてとってもかわいい。
限定モデルを手に入れたい方は、注文をお早めに!
サックスストラップの使い方
ストラップの紐の長さを調節する
サックスストラップを使うには、まずは紐の長さを調節します。
種類によりますが、プレートやフロントバーなどがついているタイプは、それらをできるだけ上にひき上げましょう。
これにより、左右の紐がしっかり広がると、首元がしまりにくくなるので、呼吸が楽で首への負担もへります。
アジャスターで紐の長さを調節し、楽器を構えた時に無理なくマウスピースをくわえられるように。
首を前に曲げないとくわえられない姿勢ではないか?
楽器をかまえた時に、右手の親指に負担が強くかからないか?
そういう点に注意して、できれば全身がうつる鏡の前でチェックしましょう。
革のネックパッドは軽くもんで体になじませる
ネックパッドが革でできている場合は、最初は革が硬くて体になじまないので、軽くもみます。
取り扱い説明書を見ながら、革をほぐしていきましょう。
それから首に当てれば、体への負担が少なくストラップが早くなじみます。
演奏してみて再度長さを調節する
ストラップの調整ができたら、実際に楽器につけて演奏してみましょう。
それでもし、「これだとくわえにくいな」「首元がきついな」など不具合があれば、再度長さなどを調節します。
演奏中に体を動かしても違和感なく動けるか、やってみましょう。
立った姿勢、座った姿勢の両方で、違和感がなければ大丈夫です。
ネックパッドは「首」ではなく「肩」へ!
ストラップを首が痛くならないようにつけるには、コツがあります。
首にかけるのではなく、「首の付け根=肩に近い場所」にのせるイメージでかけましょう。
これを意識するだけでも、首を痛めるリスクを下げられます。
サックスストラップの自作方法は?
他人が持っていないような、オリジナルなサックスストラップを手作りしたい!という人もいるでしょう。
確かに、必要な材料が用意できれば、作れないことはなさそうですね。
しかし、ストラップで重要なのは「強度」と「肩への負担の少なさ」です。
手作りの場合、もし耐久性が悪ければ、大切な楽器を落として壊してしまうかもしれません。
できれば、前述の「10選」でご紹介した「バードストラップ」のように、パーツをカスタムできるタイプを利用するのが安心です。
それでも何か自分で工夫をして、オリジナリティを出したい人におすすめなのは、手芸店の「アイロン接着テープ」やシール。
ストラップの紐部分が太く平たいタイプなら、接着テープをアイロンでつけたり、ネックパッドの部分にシールを貼ったりするのもいいですね。
おしゃれなパーツでデコれば、強度はそのままで、オリジナリティにあふれた「自分だけの」おしゃれストラップにできますよ!
まとめ
サックスストラップは、カスタムできるかわいい色のものが販売されています。
黒一色ではなく、キャメル色の革や、カラフルな紐のものも。
かわいいストラップなら、練習への意欲もわきますし、おしゃれなだけではなく機能性の良いタイプもあります。
自分だけのすてきなストラップを、ぜひ手に入れてくださいね。
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