シンバルクリーナーは、シンバルを綺麗な状態で保つため、そしてシンバル本来の音を最大限魅力的に鳴らすために必要なアイテム。
今回の記事では、シンバルクリーナーおすすめ10選に加え、使い方と代用品の紹介もしていきます。
「シンバルの汚れが目立ってきて困っている…」「なんだか最近シンバルの鳴りが悪いな…」という方はぜひ参考にしてみてください。
シンバルクリーナーとは
シンバルクリーナーとは、ドラムシンバルの汚れや錆をとってくれるシンバル専用のクリーナー。
それに加えて実は、ドラム周辺機器のハードウェアの掃除にも使用することができるシンバルクリーナーもあります。
ドラムスローン(椅子)やペダル、シンバルやハイハットなどの各スタンドを磨いてピカピカにすることができるのです。
シンバルクリーナーには、下記の種類のものがあります。
- ブリリアントフィニッシュ用
- レギュラー(トラディショナル)フィニッシュ用
- どっちにも使えるもの
ご自身が使いたいアイテムに合ったシンバルクリーナーを購入するようにしましょう。
シンバルクリーナーを使うメリット
錆や汚れを落としてツヤがでる
シンバルを使用しているうちに錆や汚れはどうしてもついてしまうことがありますよね。
そんな時にシンバルクリーナーを使うと、まずシンバル本来のツヤが蘇ってきて新品のようになることも。
使い込んだ見た目のシンバルもかっこいいのですが、新品のような輝きを取り戻したい時には、ぜひシンバルクリーナを使用してみて下さいね。
音が変化する
過度の錆や汚れは、シンバルの音にも影響してくることがあります。
シンバルを使い込んだ時の音が好きならば問題ないのですが、新品で購入した頃に鳴っていた音が好きだという方はぜひシンバルクリーナを使用してみて下さい。
自分好みの音を、シンバルクリーナーを使うことで表現することも可能なのです。
日焼けを防止できる
野外で演奏することが多いドラマーさんは、シンバルの日焼けが気になってしまうこともあるのではないでしょうか。
実はシンバルクリーナーの中には、日焼け防止効果のあるものも販売されています。
シンバルクリーナーおすすめ10選の中でもご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
シンバルクリーナーの選び方
シンバルのフィニッシュ(仕上げ)から選ぶ
シンバルクリーナーを選ぶ際には、シンバルのフィニッシュから選ぶのは最も重要になります。
なぜなら、それぞれのシンバルは表面のフィニッシュ(仕上げ)の仕方が違うから。
通常の仕上げはトラディショナル・フィニッシュ(レギュラー・フィニッシュ)と呼ばれます。
一方、ブリリアントフィニッシュは美しく磨き上げ光沢を出した仕上げとなるのです。
- ブリリアントフィニッシュ用
- レギュラー(トラディショナル)フィニッシュ用
- どっちにも使えるもの
ご自身のシンバルの仕上げを知った上で、そのシンバルに合ったクリーナーを購入するようにしましょう。
用途から選ぶ
シンバルクリーナーの中には、ドラムのハードウェアにも使える商品があります。
「シンバルだけを綺麗にできたらいいのか?」それとも「ドラムスローンやスタンドなども掃除できるクリーナーが欲しいのか?」によって、購入するシンバルクリーナーを選んでいきましょう。
メーカーから選ぶ
シンバルを選ぶように、シンバルクリーナーもメーカーから選ぶことができます。
こだわりのある方は、ご自身が信頼置いているメーカーから選ぶことで安心して使用することができるでしょう。
もしこだわりがなければ、それぞれのシンバルクリーナーの口コミをみてからご購入するのがおすすめです。
シンバルクリーナーおすすめ
【MUSIC NOMAD】ドラムメンテナンス用 ドラムディテーラー MN110
MUSIC NOMADのMN110は、艶出し&UVカット効果も含んでいるのでシンバルの光沢を美しくさせることが可能な万能クリーナー。
ラッカー塗装に影響を与えない成分を使用しているため、ブリリアントシンバルにも使用することができます。
ただし、ナチュラル/マットフィニッシュ・シンバル非対応とのことです。
他のクリーナーだと匂いがきつかったという方でも、MUSIC NOMADのMN110ですと匂いが気にならなかったという方も多いようです。
マイクロファイバータオル MN210を使って拭き上げることで、効果をより一層期待できるでしょう。
【MUSIC NOMAD】シンバルメンテナンス用 シンバルクリーナー MN111
MUSIC NOMADのMN111は、最先端の配合法を用いて製造されたシンバル専用クリーナー。
ブリリアントシンバルにも使用することができますし、強い化学薬品の使用は一切無く環境に優しい成分で作られています。
MN111をシンバルに使用することで、酸化した層を取り除き保護膜を張ることが可能。
すなわち、シンバルが再び酸化するのを防止することができるのです。
シンバルの輝きが蘇り、掃除には欠かせないシンバルクリーナーになること間違いないでしょう。
【MUSIC NOMAD】プロフェッショナルドラムケアパック MN112
MUSIC NOMADのプロフェッショナルドラムケアパック MN112のセット内容は下記の通り。
- Drum Detailer(クリーナー) MN110 240ml
- シンバルクリーナー MN111 240ml
- マイクロファイバータオル×2 MN210 30cmx40cm
MUSIC NOMADのMN112は、「これさえあれば完璧!」というセット内容となっております。
少し値段は上がってはしまいますが、ドラムシンバルに限らず、ドラム周辺機器の掃除用品を購入したいというドラマーさんには非常におすすめ。
口コミも非常にいいものが多いので、ぜひ参考にして試してみて下さい。
【MUSIC NOMAD】ドラム メンテナンス トライアルキット MN117
MUSIC NOMADのMN117は、先ほどご紹介したMN112よりも手に入れやすい価格で、MUSIC NOMADのシンバルクリーナーを試してみたいという方向けの商品です。
内容量はそれぞれ60mlと少ないのですが、「まずはお試しで!その後気に入ったら大きいのを購入したい」というドラマーさんには最適なセットとなっております。
【Zildjian】ジルジャン ブリリアントフィニッシュシンバルポリッシュ P1300
ZildjianのP1300は、ブリリアントシンバル専用のシンバルクリーナー。
トラディショナル・ナチュラル・ビンテージ風など特殊な仕上げをのシンバルにはご使用を避けた方がいい商品になります。
吹奏楽やオーケストラに所属する方も、P1300のクリーナーは愛用している方が多いようです。
ただし、シンバルのロゴなどを磨いてしまうとロゴまで薄くなって消えてしまうことがあるので、気を付けて使用しましょう。
【CANOPUS】 GJCC
CANOPUSのGJCCは、スプレーした後に1分間放置し水に流し拭くだけで簡単に汚れを落とすことが可能。
とはいえ、汚れがひどい場合はスプレーだけではムラになることもあるので注意が必要です。
シンバルの汚れがひどい場合は、シンバルの上にティッシュやキッチンペーパーをのせ、その上から液体を垂らす方法もおすすめ。
そうすることで、液体がかかって部分が綺麗な状態になっていくようです。
研磨剤タイプのシンバルクリーナーとは違い、表面をいためないクリーナーではありますが、水道水で汚れを流すとサビが出やすいようなので、可能であれば精製水を利用するとよいでしょう。
【JIM DUNLOP】65 Cymbal Polish & Cleaner
JIM DUNLOPの65Cymbal Polish & Cleanerは、スプレータイプのシンバルクリーナーなので、日々のお手入れにもおすすめ。
ツヤや光沢を出すには抜群のアイテムですが、シンバルに吹きかけた際はすぐに吹くこと。
スプレーを吹きかけた部分が白くなり、吹き落とすのに一苦労してしまうケースもあるようです。
【JIM DUNLOP】65 Cymbal Intensive Care
JIM DUNLOPの65 Cymbal Intensive Careは、液状タイプのシンバルクリーナー。
コスパも高いので、「なるべくシンバルクリーナーにはお金をかけたくない」というドラマーさんは一度試してみる価値はあるでしょう。
JIM DUNLOPは、音楽アクセサリーに力を入れているメーカーで長年の歴史があるので、その点でも信頼できる商品だといえるでしょう。
【ヤマハ】シンバル クリーナー CYCL2
ヤマハのシンバルクリーナーCYCL2は、コスパ最強のシンバルクリーナー。
新品のシンバルやそれほど汚れが目立たないシンバルならば、CYCL2を使用することでツルツルにすることができます。
汚れや錆が酷い場合は、汚れを落とすのが大変なケースもあるようなので、常日頃からシンバルのお手入れはしていった方がいいでしょう。
【VATER】シンバル・ポリッシュ VCP 【国内正規品】
VATERのシンバル・ポリッシュ VCPは、ドラムシンバルはもちろんのこと、ハードウェアのお手入れもできる優れもの。
天然植物蝋(カルナバ蝋)が高濃度で配合されており、静電気防止効果もあります。
表面がコーティングされているシンバルにはご使用できない商品となっております。コーティングが剥がれ、表面の光沢がなくなる恐れがありますのでご注意ください。
シンバルクリーナーの使い方
シンバルクリーナーの使い方をご説明する前に、まずは下記のアイテムを準備して下さい。
- シンバルクリーナー
- タオルやクロスを2~3枚
- 手袋
それでは次に、シンバルクリーナーの使い方をご説明していきましょう。
主に下記の手順でお掃除を進めて行ってください。
- タオルやクロスにクリーナー剤をつける(スプレータイプのものはシンバルへ吹きかける)
- ロゴなどは避けて全体的に磨いていく
- できればタオルやクロスは違うものに変えて、水吹きでシンバルについたクリーナー剤をふき取る
- 乾いたタオルで全体の水分を拭き取る
- 裏の部分も同じように磨いていく
お掃除の仕方はとても簡単です。
ドラムのハードウェアも同じような手順でお掃除できますので、シンバルクリーナーを購入したらぜひ参考にしてお掃除をしてみてくださいね。
シンバルクリーナーの代用品
シンバルクリーナーの代用品になりそうなものは、下記になります。
- メラミンスポンジ(激落ちくん)
- ピアノお手入れクリーナー
- お酢
- 重曹
どれも100均で購入できそうなものですが、シンバルになにか不具合やロゴが消えてしまったなどのアクシデントがあっても自己責任となってしまいので注意しましょう。
シンバルクリーナーの中にもロゴには使用できないものがありますが、シンバルクリーナーはドラムシンバル専用に作れているのでその他の点では安心できる商品です。
もしも、「シンバルになにかあっては大変!!」と少しでも不安を感じているのでしたら、シンバルクリーナーの代用品は使用せずに、今回ご紹介したシンバルクリーナーの中から選ぶのがおすすめです。
まとめ
シンバルクリーナーのおすすめ商品をご紹介してきましたが、シンバルクリーナーにも色々な種類のものがあるとご理解いただけたのではないでしょうか。
シンバルは磨いたり掃除をしたりしないで置くと、どんどん錆てしまい音へ影響してくることもあります。
ご自分の大切なシンバルを常日頃から綺麗にして気持ちよく演奏するためにも、シンバルの汚れや見た目が気になっている方はシンバルクリーナーを使用してみて下さいね。
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