ドラムビーターおすすめ15選!素材ごとに音色や打音を徹底比較!

ドラムセットの中で、バスドラムはリズムの根底を担う非常に重要な太鼓ですが、そのバスドラムを演奏するためにはドラムペダルが必要になります。

ドラムペダルの進化や多様性は凄まじいため、ドラム雑誌などで特集されることも多いですが、ここで忘れてならないのは、ドラムペダルに付属されているドラムビーターの存在。

ドラムビーターが無ければバスドラムを鳴らすことができず、いわばスティックを持っていないのと同じ状態になってしまうのです。

そこで今回はドラムビーターの選び方と使い方、ドラムビーターにこだわるメリット・デメリットやおすすめ商品などをあげ徹底比較していきます。

この記事を読み終えた時にはビーター選びの基準が自分の中で生まれ、比較検討する際の材料になること間違いなしです。

目次

ドラムビーターとは

ドラムビーター

ドラムビーターはドラムペダルに装着され、バスドラムヘッドに当たる部分のことを指します。

マレットのように先端が膨らんでおり、この先端部分がバスドラムに触れることで音が出るという仕組みです。

ですのでドラムビーターは、いわば足で操作するスティックのような役割といえるでしょう。

そんなドラムビーターも、スティックのようにさまざまな材質や形状があり、ビーターの材質や形状によってバスドラムの音が大きく変化するため、ビーター選びはバスドラムを演奏する上で欠かせません。

音だけでなく重量やバランスなどもそれぞれ違うため、ペダルの踏み心地にも影響するとめ、ただのドラムペダルのパーツの1つと侮ってはいけません。

ドラムビーターこそがドラムペダルの主役的な存在です。

ドラムビーターにこだわるメリット

バスドラムの音を状況に応じて変えられる

ドラムビーターにはさまざまな種類があり、それぞれの特徴に合わせてバスドラムの音色を変化させます。

「なんかバスドラムの音がしっくりこないな」と感じた際は、ビーターを交換するだけで違和感が解消するということもよくある話。

演奏の雰囲気に合ったビーターを選ぶことができれば、存在感のあるバスドラムの音色をより曲の雰囲気に溶け込ませることが可能になります。

また、理想的な音色作りに貢献するビーターを選ぶことに加え、ドラムペダルのコントロールも重要です。

ドラムペダルをコントロールしてバスドラムの音色を演奏中にも変えることが出来れば、よりドラムビーターのもつ力を発揮することができます。

そのためにもさまざまなドラムビーターを試し、こだわり尽くすことが必要です。

コントロール力が身につく

ドラムペダルを踏む人

ドラムビーターを交換するとバスドラムの音を変化させるだけでなく、踏み心地も変化します。

踏み心地が変化するのは、ビーターの形状や重量など様々な要因がドラムペダルに影響を及ぼすためです。

一見すると感覚が変わってしまうデメリットに見えるかもしれませんが、そんなことはありません。

さまざまなビーターを使うことで、それだけビーターに合わせた踏み方を覚えることができるのです。

この経験がドラムペダルのコントロール力を高めることになり、ドラマーとしてのレベルアップさせるきっかけにもなるので、ビーターを変えることで知識としても経験としても良いドラマーに近づくことが可能です。

ドラムビーターにこだわるデメリット

ドラムビーターで作る音作りに頼ってしまう

ドラムビーターは確かに手軽にバスドラムの音色を変化させるツールですが、そんなドラムビーターも万能というわけではありません。

あくまで自分の演奏を補助するための道具であり、真に鍛えるべきはテクニックや演奏の雰囲気を感じ取る力。

「こういう曲だからドラムビーターはコレがいいかな」と定型文に当てはめるだけで、曲の表情などを気にせずにバスドラムを踏んでいたらせっかくの音色も台無しになってしまいます。

ですので、ドラムビーターに頼らずともまずは1つのビーターでさまざまな表情をバスドラムに持たせることが大切です。

ドラムペダルを、そしてドラムビーターをコントロールできるようになって初めてビーターの特性が活きるということを忘れないようにしましょう。

ドラムビーターによってはニュアンスの付け方が狭まる

ドラムビーターによっては、その特性上どうしても出せないという音色も存在します。

例えばウッドビーターなどは、どうしてもバスドラムをアタック音が強調されたサウンドにしがち。

フェルトのビーターを使うことで得られる低音の広がり感が薄くなり、どうしてもバスドラムの音に奥行きを感じにくくなります。

演奏途中で広がりのあるサウンドを欲した時に、そのサウンドを出すには注意が必要ですし、テクニックも求められます。

このような事例からわかることは、自分のやりたい音楽に必要な音を見極めて使用するドラムビーターに目星をつけることが必要ということです。

ビーターの表現力の幅にも限界があるということは覚えておき、その中で一番に適したものを選びましょう。

ドラムビーターの選び方

ドラムビーターを選ぶ際は、以下の3つのことを主に考えて選ぶとよいでしょう。

  1. 素材
  2. 形状
  3. 重量

それぞれ見ていきましょう。

素材

ドラムビーターの先端部はバスドラムに直接ヒットする部分ですのでヒットする部分の素材が変われば、バスドラムの音も変わります。

使われている主な素材は次の4つ。

  1. フェルト素材
  2. ウッド素材
  3. プラスチック素材
  4. ラバー素材

順番に紹介していきます。

フェルト素材

フェルトは、ドラムビーターに使われる素材として最も標準的な素材でバスドラムの音がまとまりやすいので、ドラム初心者の方はまずフェルトから試してみましょう。

イメージとしては吹奏楽や応援団などでバスドラムを叩く時にマレットが使用されることと同じです。

フェルト素材の特徴
  • 適度にアタック感がある
  • 伸びやかで丸みを帯びたような豊かな低音を発する
  • バスドラムの音がまとまりやすいのでオールジャンルに使用可能

フェルトの中でも材質がさまざまで、柔らかいフェルトと硬いフェルトでは音も変化します。

フェルトビーターの注意点は、使っているとフェルトが削れてくる点なので、フェルトビーターは消耗品という認識を持ち、ある程度削れてきたら交換するようにしましょう。

ウッド素材

ウッド素材のビーターは、先端部が木でできているので硬いのが特徴です。

ウッド素材の特徴
  • 「ベチッ」っというアタック音が強調された音色になる
  • 低音の余韻が少なく音の輪郭がハッキリした音になる
  • 速いフレーズなどを聴かせる時に有効的
  • ツーバスユーザーやパンクロックドラマーにおすすめ

注意点はバスドラムヘッドへのアタックが強すぎて、ヘッドのへたりが早くなること。

貸しスタジオではウッドビーターが禁止とされているスタジオもあるので事前に確認しましょう

樹脂素材

樹脂素材のビーターは、先端部がプラスチックでできています。

単体で樹脂製という商品よりは、フェルトビーターの一部に取り付けられ、フェルトと樹脂の両面が選べる2wayビーターとして使用されることが多いです。

樹脂素材のビーターは、ウッドビーターの硬すぎる音色も苦手だがフェルトビーターでは少し弱いという時に最適な選択肢となります。

樹脂素材の特徴
  • 適度にタック音が強くバスドラムの音に輪郭を与える
  • 音にしまりが出る
  • ウッドビーターよりも低音のサスティーンが残り豊かなバスドラムサウンドになる

バスドラムを鳴らすことが苦手なドラム初心者にも樹脂製ビーターはおすすめで、手軽にバスドラムの存在感を高めてバンド全体の音に締まりを与えてくれます。

ラバー素材

ラバー製のドラムビーターは、バスドラムとのヒット部分にゴムを採用したものですが、大きく分けると2種類に分けることができます。

  1. 卓球のラケットのような硬めのラバー
  2. ゴムボールのような柔らかめのラバー
硬めのラバービーター柔らかめのラバービーター
独特のアタック感があり
ゴム独特の粘り気を感じる音になる
主にカホン用のペダルに採用される
アタック感が少なく低音の鳴りを強調する

ラバー素材のビーターは、ウッドビーター・樹脂製ビーターとも違うアタック感ですので、使い分けることができると演奏の幅が広がります。

その他チタン製やアルミ製のドラムビーターもあり、その種類は多岐に渡ります。

変わったビーターを見つけたらぜひ試してみて、音色がどのように変わるか確認することで、ドラマーとしての幅が広がっていきます。

形状

ドラムビーターの先端の形状についても、音を左右する重要な要素になります。

これはビーター先端の形が、ビーターとバスドラムの接地面積に関わり出音に変化が現れるからです。

主な形状は下記の3種類です。

  1. 円柱型
  2. 球型
  3. 平面型

上記の3つ以外にも様々な形状があり、気になるビーターの形状を見つけたらぜひ試してみて、その音色の違いを感じてみましょう。

円柱型

円柱型は最も採用されているものが多い標準的な形状のもので、ビーターとバスドラムの接地面積が線のようになります。

  • 一番癖のないスタンダードな形状
  • ドラムビーターの形状で迷ったら円柱型を選ぶのがおすすめ

ある程度ビーターとバスドラムの接地面積が稼げているため、バスドラムの音に輪郭をある程度与えて低音もしっかりと鳴らすことができます。

球型

先端が球型になっているドラムビーターは、バスドラムとの接地面積が点となります。

例えるなら先端が丸型となっているスティックと同じような特性といえます。

  • 球型はビーターがバスドラムのどこにあたっても同じ音が出る
  • セッティングの際に向きを気にしなくて良い点がメリット

音の特徴としてはビーターとバスドラムの接地面積が少ないため、アタックの輪郭が強く出る音になります

低音が出にくく、また音量を出すことも難しいので、しっかりとバスドラムを鳴らす意識を持って踏むことが大切です。

また、リバウンド感が強いのも特徴ですので、音量面でもコントロールがしっかりできればバスドラムの存在感を高められるのがこの球型の特徴でもあります。

平面型

平面型のドラムビーターは、ハンマーのような独特な先端の形をしています。

  • 接地面積が面となりビーターの中で一番接地面積が広いため、低音がしっかり出る
  • クローズ奏法にも向いている
  • ロックやハードロックなどの激しめの音楽に適したビーター

その上で、まるで釘を打つかのようにバスドラムをビーターで踏み抜くような感触を得られ、アタック感が増します。

重量

重量は、ドラムの音色に影響を及ぼすため選ぶ要素として大切です。

重いビーターの特徴軽いビーター特徴
重いのでコントロールが難しい
音が大きく迫力のあるドラムサウンド
遠心力を多く利用できる
コントロール性に優れている
音が軽くなりやすい
重いビーターよりも遠心力が弱くなる

ビーターの重量はバスドラムにヒットする先端部の大きさに比例するところもありますので、ある程度は見た目で判断可能になります。

おすすめドラムビーター15選

ドラムビーターを項目ごとに分けて点数をつけて比較し、おすすめ順に紹介していきます。

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

上記の4項目を5点満点で独自に採点していきますのでドラムビーターを購入する際に参考にしてください。

【DANMAR】ドラム ビーター (DM-205)【国内正規品】

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

アメリカのドラム部品メーカーDANMARのビーターで、真っ赤な見た目から「赤りんご」「りんご飴」の愛称で親しまれています。

「ウッドビーターといえばコレ!」というくらい有名なビーターで、特徴はなんと言ってもアタック感の強いサウンドです。

「ベチッ」という期待していた通りのサウンドを大音量で奏で、バスドラムのアタック感を重視しているドラマーには垂涎ものの音色になります。

音色からピーキーな印象を受け、踏み心地も癖が強そうと思われがちですが、そんなことはありません。

意外にも90g弱と軽量で踏み心地も重くなく、コントロールのしやすさにも定評があるので、ウッドビーターの導入を考えているという方はまずはこのDANMAR 205を導入することがおすすめです。

【Pearl】コントロールコアクォードビーター (B-250QB) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

Pearlのフラッグシップモデル、ELIMINATER REDLINEのペダルに標準装備されているビーターです。

丸みを帯びた面と平面の2種類×フェルトとプラスチックの2種類で合計4つの打面を使い分けられることが大きな特徴になります。

音量、アタック感ともにバランスが良く、どの打面を使ってもその形状に合わせた特徴がよく出るため、非常に汎用性が高いです。

重量もそれほど重くないため操作性もよく、ダブルストロークなどコントロールを必要とされる技術もやりやすく設計されています。

防振ゴムが内蔵されているため音の解像度も高く、これだけの性能を持ちながらコスパも良好な優等生ビーターです。

【Pearl】ドラムペダル用 コントロールコア・ウッドビーター (B-300W)

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

Pearl製ウッドビーターで、バスドラムの音がウッドビーターらしいアタックの強調された音になります。

特徴としては重量が100gほどとペダルの中でも重い部類であることで、この重さが迫力のあるバスドラムサウンドを作ります。

強い遠心力とウッドビーターの硬さが合わさり、音量もかなり大きくなります。

重いビーターなのでコントロールが難しいですが、慣れればその分ビーターのポテンシャルを引き出すことが可能に。

値段も安くコスパがかなり良いので、初めてウッドビーターを試すドラマーさんにおすすめです。

【Pearl】ドラムペダル用 コントロールコア・フェルトビーター(B-300F) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

PearlのフェルトビーターでUFOのような特徴的な形をしたビーターで、バスドラムとの接地面が横線で捉えるような形になり安定した音色を奏でます。

防振ゴムが内蔵されており、余分な高域を抑えつつパワーの伝達ロスを無くす仕様で、この防振ゴムの仕様により低音感が強調されたバスドラムらしいサウンドになります。

90gほどと重量はそれなりですが、重さも感じずリバウンドも適度に感じられ、小さい音から大きい音までコントロールがしやすいのも魅力の一つ。

コスパも良好なので、初めてビーターを交換するというドラマーさんにはおすすめのビーターです。

【TAMA】ドラムフットペダル SPEED COBRA用 アキュ-ストライク・コブラ・ビーター (CB900AS) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

TAMAの人気ペダル、スピードコブラの性能を最大限に引き出すために作られた樹脂製ビーターですが、スピードコブラ以外のペダルにももちろん使用可能です。

「ブタジエン樹脂」というゴムとプラスチックの中間の性質をもつ珍しい素材が使われています。

粒立ちが良く、高速連打をしても埋もれずに聞こえるアタック音が特徴ですが、ベチッとした感じには聞こえません。

ウッドビーターが苦手だけどバスドラムの粒立ちを良くしたいというドラマーさんにピッタリです。

ヘッドがコンパクトなこともあり、音量はそこまで大きくなりませんが、重さをあまり感じずに操作でき、コントロール性も良好です。

コスパも良く、珍しい樹脂製素材を試すという意味でも手に取っていただきたいドラムビーターです。

【TAMA】(CB90R) Iron Cobra Beater ビーター ラバービーター 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

バスドラムとの接地部分がラバーになっているTAMAのビーター。

平面型のビーターでパワーのある音色を奏でることができますが、そこにラバー独特のアタック音を感じます

ウッドビーターほどパキッとしたアタック音では無く、どこかバスドラムと馴染むようなアタック音です。

95g前後の重量は見た目以上に重さを感じますが、標準の範囲に収まるレベルで慣れればコントロール性も問題ありません。

ドラムビーターでラバー製は珍しいため、そのサウンドを体感する価値があるビーターになります。

【TAMA】IRON COBRA用 パワー-ストライク・コブラ・ビーター (CB900PS) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

TAMAの人気ペダル、アイアンコブラシリーズに標準搭載されているビーターです。

先端部の角度を変えることが可能で、バスドラムとロスなく平面で捉えることができます。

先端は小さめですが、硬めのフェルト材と形状からバスドラムを踏み抜くような感覚が得られ、的確にバフドラムの芯を喰ったようなサウンドを奏でることが可能。

90gほどの程よい重さでコントロールをしやすいことも長所の1つです。

爆音とまではいかないけど、適度なアタック感のあるタイトでまとまったおいしいバスドラムサウンドを目指すドラマーにおすすめのドラムビーターです。

【DANMAR】ドラム ビーター (DM-206)【国内正規品】 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

DANMARのフェルト製ビーターで、白以外にもカラーバリエーションが豊富なのが特徴です。

フェルトビーターの完成系とも言っても良いほどバランスの取れたビーターです。

音色の特徴としてはとにかくバランスが取れていることで、フェルト特有の豊かな低音を発しつつも硬めのフェルトを採用することでアタック感を補っています。

重さも90g弱と見た目ほど重くなく、違和感なくコントロールが可能。

ウッドビーターほどのアタックはいらないけど、フェルト特有の音色を維持しつつ、パワーを増したいという方にはおすすめの交換用フェルトビーターになります。

【KITANO】(K-BTI R3500)チタン合金シャフトビーター/R3500(フラット) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

チタンを素材としたドラム関連商品の開発で他のドラムメーカーと一線を画している、kitanoのドラムビーターです。

他のドラムビーターと比べて値段が桁一つ違いますが、その値段に見合ったクオリティとなっています。

まずビーターのシャフト(先端部を取り付ける棒の部分)がチタン合金で出来ているため、圧倒的に軽く従来のシャフトの半分ほどと言われています。

また、ペダルを踏むとチタンシャフトがしなりを生むのですが、このしなりによって遠心力を強くし、アタック感・音量ともに優れた音色を生み出します。

しなりがある故のペダルの踏み心地には少し慣れが必要ですが、軽い踏み心地で小さな音から大きな音まで表現できる、まさに最高級品といってふさわしいビーターです。

【DW】(DW-SM101) Two-Way Bass Beater ドラムペダルビーター 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

DWのペダルを購入すると付属されてくる、純正のビーターです。

フェルト面とプラスチック面、両方を使い分けられる2wayビーターとなっており、場面によって使い分けられます。

重量が100g前後とビーターの中では重い部類に入るので、踏み心地が少し硬いため、扱うにはキックのコントロール力を高めないといけないなと感じさせます。

しかし、その踏み心地から来る音色は抜群。

音量、アタックを兼ね備え、粒立ちの良い上質なバスドラムの音色を実現させます

扱いは少し難しいですが、味方に付ければバスドラムの本来の音色を引き出す頼もしい存在になるビーターです。

【DW】(DW-SM105) HardCore Increased Dynamic Beater ドラムペダルビーター 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

ハードコアの名を冠したDWのビーターで、その名にふさわしい攻撃的な音を発することが可能になります。

中央部がプラスチック製になっており、打面に当たった際の出音はアタック感が強い、粒立ちの良いサウンドです。

アタックが強いだけでなく、周りのウレタン素材が余分な倍音をカットするため、バスドラムのアタック音がより強調されたまとまったサウンドに。

さらに、プラスチック部分の出っ張り具合を調整することで、好みの音に整えることができます。

一方、プラスチック部分を完全に引っ込めてしまえば電子ドラムで使用した際の消音効果も期待できる優れもの。

また、DWの純正ビーターは重めですが、こちらのハードコアビーターは素材にウレタンが使われていることもあり、軽量で操作性も高くなっています。

DWのペダルと互換性も高いので、DWユーザーで交換用ビーターをご検討のドラマーさんはぜひ手に取っていただきたい製品です。

【DW】バスドラムペダル用ビーター (DWSM-110) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

DWの平面型ビーターで、最大の特徴は自分でカスタマイズできる点です。

頭部の素材が球面のフェルト・フラットなフェルト・プラスチック製の3種類あり、目的に応じて使い分けられます。

さらに、それぞれ10g程の真瑜ウェイトが4つ装着されていますが、このウェイトは着脱可能。

重量を変えることで自分の好みの操作感、音色に変化させられるため、対応の幅が広がります。

しかし、ウェイトを付ける位置によって重心が変わり、音も若干変わる点は少し注意が必要です。

少し値段はしますが、自分好みのビーターを作り上げられる魅力溢れたドラムビーターです。

【YAMAHA】(BT9) フットペダルビーター 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

YAMAHA製フラッグシップモデルのペダルである「FP9」に標準装備されたビーターです。

黒い見た目が美しく、奏者のテンションを上げてくれます。

フェルト製のビーターらしい音の特徴を備えていますが、最大の特徴は付属品を取り付けて重量を変えられることです。

3gのアルミ製のウェイトと9gのブラス製ウェイトの2種類を取り付け可能。

好みに合わせて重量を選択でき、アルミとブラス両方のウェイトを装着すればパワーが増したバスドラムのサウンドを奏でることができます

【VIC FIRTH】ドラムペダル用ビーター ミディアムフェルト( VIC-VKB1) 

項目評価
音量
アタック
操作性
コスパ

ドラムスティックで有名なVIC FIRTHが手掛けたドラムビーターです。

楕円型の珍しい形で、VIC FIRTHの刻印がアクセントとして入っている、なんとなく愛らしい見た目も長所の1つ。

硬めのフェルトに加え重めの設計なので、コントロールは少し難しいですが軽く踏むだけでもしっかりと音量が出ます。

フェルトなのでアタックの強い音ではなく、低域の美味しい部分を目立たせてくれるので、どんな音楽にも馴染みが良い優秀なビーターです。

また、刻印の入っている部分をバスドラムの打面に合わせるようにセッティングすれば、アタック感の強い音にも変化可能。

コントロールができれば万能なキャラクターとして使用できる、汎用性の高いおすすめのドラムビーターです。

【TAMA】音量を抑えたソフトサウンド ドラムペダル ビーター (BSQ10S)

先端の材質がスポンジで出来ているTAMAのビーターです。

消音効果を得られるため、電子ドラムを家で叩く際の防音・防振対策に最適となります。

また、スポンジで出来ていることならものすごく軽いと思われがちですが、85g弱と意外と重さもあり、コントロール性も問題ありません。

生ドラムにももちろん使用可能で、ソフトなサウンドに。

どうしても音量を下げて演奏しなきゃいけない場面で、簡単に音量を抑えることができるので、小さめな現場でやる時に1つ用意しておきたいビーターです。

ドラムビーターの使い方

ドラムビーターは、下記のように使いましょう。

  1. ドラムペダルに装着
  2. 踏んで感触を確かめる

ドラムペダルに装着

まずはドラムビーターを、ドラムペダルに装着していきましょう。

  1. ドラムペダルにビーターの差し込み口があるので、そこにビーターを差し込む
  2. ビーターはチューニングキーで固定できるようになっているため、適当な長さに設定し固定する
  3. ビーターの長さの目安は一般的な22インチのバスドラムの場合はバスドラムの中心に来るような長さが標準

ビーターを装着する際の注意点としてはビーターの長さを変えると踏み心地が劇的に変わるということ。

ビーターの長さを長めにするとふみ心地が重くなり、コントロールしづらくなりますが、遠心力が働きやすく強い音を出しやすくなります。

反対に、ビーターの長さを短めにすれば、パワーは出しにくくなりますが、踏み心地が軽くなり、コントロールがしやすくなります。

踏んで感触を確かめる

ビーターをペダルに装着し、長さを決めたら踏んで感触を確かめましょう。

ちょうど良い長さが決まったら、メモリーロックなどを設定しておくと、次回以降のセッティングの速さに繋がります。

ちなみに、メモリーロックは【DW】(DW-SP1303ML) ビーターメモリーロックがおすすめ。

また、バスドラムの音色にもっと迫力を持たせたいと思った時はビーターウェイトを装着するのも1つの手段です。

ビーターの重量が増す分、手軽にバスドラムの音量も大きくなり、一気に音量問題の解消につながります。

ビーターウェイトは、【Pearl】ドラムペダルビーター用 ビーター・ウェイト(BW-100)がおすすめです。 

まとめ

今回紹介したビーター以外にも、たくさんのビーターが世の中に存在しますが、ビーターはそれほど高価なものではありません。

少しでも気になったなと感じたものは全部買って、実際にドラム演奏時に試してみるのもおすすめです。

違うビーターを経験した分だけドラマーとしての経験値が貯まり、引き出しが増えていきますし、色々試すなかで「これだ!」と感じたものをみつけられるはずです。

そのビーターはあなたの歩むドラマーライフを補助をしてくれることでしょう。

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