ドラムスティックグリップは、ドラムスティックをよく落としてしまう初心者さんや、汗かきのドラマーさんにおすすめです。
なぜなら、ドラムスティックグリップを巻くだけで、さまざまな問題を解消することが可能になります。
巻き方や代用品に関してもご紹介していくので、ドラムスティックグリップに興味をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。
ドラムスティックグリップとは?
ドラムスティックグリップとは、滑り止め対策に必須のアイテムのことで、一般的にドラムスティックに巻き付けるテープのことを指します。
手に汗をかきやすい方や、頻繁にドラムスティックを落としてしまうようなドラム初心者さんには非常に役立ちます。
他にも、冬の時期などに手が乾燥して滑ってしまうというドラマーさんにもおすすめ。
ちなみに、ドラムスティックグリップは巻きつけるテープの他にも、巻かないタイプのものもあるので後程ご説明していきます。
ドラムスティックグリップを使うメリット
ドラムスティックグリップを使うメリットは、主に下記の3つになります。
- ドラムスティックを落としにくくなる
- 手に汗をかいてても滑らなくなる
- 手に馴染んで叩きやすくなる
ドラムスティックを思うように操ることができない方は、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
ドラムスティックを落としにくくなる
ドラムスティックグリップを使う一番のメリットは、スティックを落としにくくなることです。
ドラム初心者でドラムスティックの握り方がまだ安定していない方や、ドラムスティックを飛ばしてしまう方には、ドラムスティックグリップを使いましょう。
グリップが滑り止めの役割をしてくれるので、ドラムスティックを落とす頻度が劇的に減ります。
手に汗をかいても滑らなくなる
手に汗をかいてドラムスティックを落としてしまうドラマーさんにも、ドラムスティックグリップはおすすめです。
あがり症の方は、ライブなどで絶対にスティックを落とせないような場面でドラムスティックグリップを使用するといいでしょう。
実際に手に汗をかいても滑らなくなりますし、グリップを使用することで安心感が高まり安定した演奏を期待することができます。
手に馴染んで叩きやすくなる
ドラムスティックグリップを使うと、スティックが手に馴染みやすくなる感覚を覚えるドラマーさんは多いです。
グリップテープを巻くことで、手への打撃を抑えることができますし、スティックがより手にフィットする感覚を感じられることでしょう。
ドラムスティックグリップを使うデメリット
人によっては、ドラムスティックグリップを使うデメリットが考えられます。
- コストがかかる
- 準備が面倒
なるべくコストをかけたくないという方でも、スティックコントロールが馴染むまではドラムスティックグリップを利用すると、ドラムの上達スピードが上がることもあります。
コストがかかる
ドラムスティックグリップを使う場合、ドラムスティックに加えてグリップを購入する必要があるのでコストがかかってしまうデメリットがあります。
通常は、ドラムスティックを交換する度にグリップも新しいものを購入する必要があります。
とはいえ、少しでも節約したいというドラマーさんは、グリップを外して使いまわすことも可能。
ドラムを叩く頻度が高い方や、ドラムスティックを折ってしまいがちの方は、コストがかかることは考慮しておきましょう。
準備が面倒
巻くタイプのドラムスティックグリップを使う場合、準備が面倒だというデメリットがあります。
ドラムスティックを交換する頻度にもよりますが、グリップを巻く作業が面倒に感じる方にとっては巻かないタイプのドラムスティックグリップを検討しましょう。
ドラムスティックグリップおすすめ10選
それでは実際に、ドラムスティックグリップおすすめ10選をご紹介していきます。
- 【PROMARK】Stick Rapp
- 【PROMARK】Splatter BK SR3BLA
- 【Pearl】TG-1/B
- 【Pearl】TG-2/B
- 【Wincent】 W-Stickgrip TYS
- 【TAMA】BG10
- 【Lerni】GT-CHE RED/BLK
- 【VATER】VGTP
- 【Gig Grips】IV
- 【Dilwe】0vacfxdznu-11
さまざまなライプのドラムスティックグリップがあるので、自分が必要としているものがみつかるはずです。
PROMARKBlack SRBLA
PROMARKのStick Rappは、世界中のドラマーたちから人気のある巻くタイプのドラムスティックグリップです。
カラーバリエーションも豊富で、使い心地もバツグンだと評判のグリップテープ。
使いまわしも可能なので、少しでもコストを抑えたい方にもおすすめです。
PROMARKSplatter BK SR3BLA
PROMARKのSplatter BK SR3BLAは珍しいデザインなので、自分だけのスティックへの愛着や特別感がわく点でもおすすめ。
PROMARKのドラムスティックグリップは、さまざまなカラーが販売されているため、気分によってもデザインを変えられる楽しみができます。
ドラムスティックで水ぶくれができたり、指が擦れて気になる方はデザインを楽しみつつ、一度試してみるといいでしょう。
PearlTG-1/B
PearlのTG-1/Bは、初心者や汗かきのドラマーさんでもスティックが手から抜け落ちないことでおすすめのグリップテープです。
テープは、テニスラケットや野球用のグリップに巻くような薄手の素材のもの。
何度も張り直しができるため、グリップテープ初心者の方にでも使いやすい商品です。
PearlTG-2/B
PearlのTG-2 Bは、TG-1よりも0.2mm薄いテープなので細めのスティックを愛用しているドラマーの方におすすめ。
好みによりますがTG1よりも薄いTG2の方が持った時に「しっくりくる」というドラマーさんもいらっしゃいます。
お値段も1,000円以下の数百円で購入できるので、TG-1が合わなかったというドラマーさんは試してみる価値があります。
Wincent W-Stickgrip TYS
Wincentのドラムスティックグリップは、ONE OK ROCK Tomoyaシグネーチャーモデルの巻かないタイプのグリップ。
ドライヤーの熱を加え、スティックに装着して利用します。
ONE OK ROCK好きにはたまらないデザインで巻くタイプのグリップが面倒なドラマーさんには非常におすすめ。
ロゴの部分に熱風を当てるとロゴが縮んでしまうため、ロゴとは反対側からドライヤー等で熱する必要があります。
TAMABG10
TAMAのBG10は、熱を加えてドラムスティックに装着する巻かないタイプのグリップです。
13~16mmの径のドラムスティックに対応していますが、太すぎるドラムスティックを利用している方には合わないので注意が必要。
巻きつけるタイプのグリップよりも値段が非常に安いため、サイズが合うドラマーさんにはおすすめです。
LerniGT-CHE RED/BLK
LerniのGT-CHE RED/BLKは、巻きつけるタイプのグリップテープですが、くり返し使うことができます。
滑り止め効果の他にも、手へのショックを軽減してくれるメリットがあります。
デザインもかわいくて目立つので、黒などのグリップテープに飽きたドラマーさんにはおすすめです。
VATERVGTP
VATERのVGTPは、リネン素材の巻くテープタイプの商品です。
リネン素材は、耐久性・吸湿性に優れているため、汗かきのドラマーさんにはぜひ一度使ってみてください。
今まで感じていたストレスや悩みが解消されるきっかけとなるでしょう。
Gig GripsIV
GigGripsは、ドラムスティックに装着して中指を固定するラバーベルトです。
ドラマーのために研究されて作られている商品のため、スティックをまだ思うようにコントロールできないドラム初心者の方におすすめ。
GigGripsを装着することにより、演奏中にドラムスティックを落とすことも、飛ばしたりすることもなくなります。
Dilwe0vacfxdznu-11
DilweもGigGripsと同じくスティックに装着し、指とスティックを固定するタイプの商品です。
素材は、有機性シリコーン材料で作られているので環境にも優しく、軽量で取付けやすい点が魅力の一つ。
ドラムを長時間演奏した際にでも、水ぶくれができたり手がけいれんすることを防ぐことができます。
ドラムスティックグリップの巻き方
パール楽器製造のオフィシャルYOUTUBEチャンネルで、ドラムスティックグリップの巻き方を説明している動画があるのでご紹介します。
- 巻くタイプのグリップテープは斜めに切り込んであるので、切り込みを下にしてドラムスティックのグリップエンドから巻いていく。
- テープは最低2mm以上重ねて巻くのがポイントで、全て巻き終えたら付属のテープで止めて完成。
たったこれだけの作業でドラムスティックグリップを巻きつけることができます。
非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。
ドラムスティックグリップに代用できるものはある?
ドラムスティックグリップに代用できるものは、下記の3点。
- ドラムグローブ
- ドラムスティックワックス
- ラバーグリップつきドラムスティック
ドラムスティックグリップに抵抗がある方は、ご自分に合うタイプの代用品がないかチェックしてみましょう。
ドラムグローブ
ドラムグローブは、ドラムスティックの滑り防止+ドラムを演奏する際の手への打撃を穏和するためにも非常に役立つアイテムです。
おすすめのドラムグローブは、下記の記事で紹介しているので気になる方はご覧ください。
ドラムスティックワックス
ドラムスティックワックスは、ドラムスティックにワックスを塗ることによって滑り止め効果を発揮します。
ワックスを塗ることでグリップ力がアップし、スティックのコントロールをしやすくなるのです。
ドラムグローブをつけたりドラムスティックグリップをつけずに演奏したい方にはおすすめです。
ラバーグリップつきドラムスティック
ラバーグリップつきドラムスティックとは、その名の通りドラムスティックに初めからグリップが装着されているものです。
ですから、テープで巻くタイプのグリップが面倒だと感じる方には非常におすすめ。
テープのよれや、ズレたり剥がれたりする心配もないので快適に使用することができます。
まとめ
- ドラマーから高評価:【PROMARK】Black SRBLA
- コスパ最強:【Pearl】TG-1/B
- ドラム初心者向け:【Gig Grips】IV
ドラムスティックをコントロールできるようになるためには、時間がかかってしまうドラマーさんもいらっしゃいます。
体質によっては、汗をかきやすかったり、手が乾燥しやすくてドラムスティックを操るのが困難な方もいらっしゃるでしょう。
そのような悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ドラムスティックグリップを試してみてください。
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