エフェクトシンバルおすすめ26選!種類や叩き方も徹底解説!

「音楽を聴いていて、普通のシンバルとは違う、変わったシンバルの音がする」

「ライブ映像を見ていて、見た事ない形のシンバルがあるけど、あれは何だろう」

そう思ってエフェクトシンバルにたどり着き、「エフェクトシンバルが欲しい!」と思っても、多様なラインナップから選ぶことは難しいですよね。

そこで今回は、エフェクトシンバルのおすすめ商品をご紹介します。

エフェクトシンバルの種類・選び方・さらには叩き方まで詳しく解説していきますので、この記事を読んでエフェクトシンバルの理解を深めていきましょう。

目次

エフェクトシンバルとは

エフェクトシンバルとは効果音的に使われるシンバル類の総称です。

ドラムセットにおいて必須とも言えるクラッシュシンバル・ライドシンバル・ハイハットシンバル以外のシンバルを指すといってもいいでしょう。

今回は一般的なエフェクトシンバルを5種類ご紹介しますが、他にもたくさんのエフェクトシンバルがあります。

変わったシンバルを見つけたら、これはどのように使用されているのか、どんな音色がするのかを調べて試してみましょう。

そうすることで自分の表現の引き出しが増え、より良いドラマーになれます。

チャイナシンバル

チャイナシンバルは、シンバルの縁が反り返った独特な形をしています。

名前のごとく、まさに中国の銅鑼をイメージするサウンドを奏でるのがこのチャイナシンバルなのです。

そのままセッティングするとシンバルの縁部分であるエッジを強打することになり、非常に割れやすくなります。

ですので、反り返った部分を叩き手とは逆向きになるようにセッティングされることがほとんど。

音はサスティーン(音の減衰)が短く、立ち上がりの早いことが特徴です。

また、サスティーンに独特な響きを持たせ、「ゴワーン」という音色を奏でます。

スプラッシュシンバル

6〜12インチほどの口径の小さいシンバルを総称してスプラッシュシンバルと呼びます。

音の特徴としては口径が小さいため、音量は少ないが、煌びやかな高音が発音されることです。

高音に加えてサスティーンが短いので、まるで水が跳ねるような「パシャッ」というような音を奏でることから、スプラッシュシンバルと呼ばれる理由です。

小さいながらも高域の目立つ音がすることから、バラードなどを演奏するときにクラッシュシンバルの代わりを務めたり、ドラムソロなどでアクセントとして使用するといった場面で重宝します。

またドラムセットでの役割のみならず、カホン奏者が手で叩いて鳴らすという使用方法もあります。

アコースティックな場面では必須とも言えるシンバルです。

穴あきシンバル

穴あきシンバルはその名の通り、シンバルに穴あけ加工を施したシンバルです。

シンバルに穴を開けることでサスティーンが変化し、独特な音色を奏でるようになることから、エフェクトシンバルの1つと分類されます。

シンバルの穴が多いほど、サスティーンは短くなり、音色に様々な音が混じることで「カシャーン」というトラッシーな音に。

また、音量も少し小さくなり、高域が目立つことも音の特徴です。

口径は様々ですが、立ち位置的にはチャイナシンバルとクラッシュシンバルの中間的な位置付けになります。

「クラッシュシンバルではなんか物足りないけど、チャイナシンバルでは主張が強すぎる」と思った時、穴あきシンバルはその需要を埋めてくれることでしょう。

重ねシンバル

重ねシンバルは、シンバルを2枚以上重ねたシンバルのことで、スタックシンバルとも呼ばれます。

組み合わせに特にルールは無いので、その組み合わせはまさに無限大。

試しに手近なシンバルを組み合わせるだけでも、「こんな音色がするんだ」と新しい発見がたくさんあります。

シンバル同士が干渉し合うため、音はサスティーンが極端に短く、「ガシャン」というゴミ箱を漁った時に出てくるような独特なトラッシーサウンドが特徴です。

サスティーンが短いので、重ねシンバルでビートを刻んでもうるさくなりすぎません。

そのため、ハイハットの代わりとして、アクセントを付けたビートを刻むと時に使用することもあります。

ベル

ライドシンバルのカップだけを取り除いたような形をしているのが、ベルと呼ばれるシンバルです。

大きさはスプラッシュシンバルと同じくらいの大きさです。

ライドのカップと同じとはいえ、ライドのカップよりも音は大きく、カップのサウンドを目立たせる効果があります。

また、ライドシンバルのカップを叩くときには気を遣わないいけないことも多いですが、このベル単体でセッティングすればライドシンバルのカップよりも圧倒的に叩きやすくなることも特徴です。

エフェクトシンバルにこだわるメリット

手軽に多様な音色を奏でることができる

エフェクトシンバルを導入するだけで、通常のクラッシュシンバルなどには出せない音色を演奏できることが最大のメリットです。

エフェクトシンバルを導入することで、楽曲に対しての音色選びの幅も広がります。

例えば「ここはもっとパワーの効いたアクセントが欲しい」と言う時にはチャイナシンバルがあれば問題は解決します。

さらに、フレーズを作る時にもエフェクトシンバルありきでフレーズを考えられるので、選択肢が広がり、創意工夫の力が上がる効果も。

さらに、音色にこだわり、複数のエフェクトシンバルを使いこなすことが出来れば、どんどん選択肢が広がり、ドラマーとしての表現の幅を広げることが可能です。

セッティングにオリジナリティが出る

ドラムセット内でシンバルのセッティングは、ライドシンバルが1枚、クラッシュシンバルが2枚、ハイハットが1ペアが基本です。

そこにエフェクトシンバルを追加することで、自分のオリジナリティが引き出されます。

特に置く場所も決まっておらず、自分の叩きやすい位置にセットすることが出来るため、自ずと違いも出やすいです。

また、クラッシュシンバルの代わりに穴あきシンバルを導入してみたりとシンバル類を取り替えたりして個性を出し、周りと差別化することも可能に。

何よりも見た目の面で自分の好きなようにカスタマイズすることは、自分のモチベーションを上げることにも繋がります。

見た目にも音色にも気に入る自分のドラムセットを組むことが自分のモチベーションとなり、ドラマーとしてさらなるレベルアップに繋がること間違いなしです。

多様なシンバルを試すことで現場での対応力が上がる

エフェクトシンバルには本当に沢山の種類があります。

様々なシンバルを試し、こだわり尽くすことで、その経験値が自分の知識となります。

そして様々な製品を試して得た経験は、スタジオやレコーディングなどの現場で活かすことが可能です。

例えばアクセントの部分で何か物足りない時にクラッシュシンバルを強く叩くだけでなく、チャイナシンバルを使ったり、反対に静かな場面でも少し目立った音が欲しい時にスプラッシュを使ったりなど、様々な要望に応えることが可能です。

そしてより繊細な要求に応えるには自分の知識を増やしておく必要があります。

様々な要求に応えられるよう、ノーマルなシンバルだけでなく、エフェクトシンバルも含めた様々な音色を知ることで対応力が上がり、現場で重宝されるドラマーへと進化できます。

元のシンバルとの違いを認識し、良さを再認識出来る

エフェクトシンバルにこだわりを見せ始めると、普段使用しているクラッシュシンバルやライドシンバルの持つ魅力を再認識できるということもよくある話です。

これは普段使いの多いシンバルとエフェクトシンバルとの違いがより明確になり、比較することでお互いの良さが分かるからです。

その違いをしっかりと認識することで、エフェクトシンバルを演奏する際により狙いを持って奏でようという意識が芽生えます。

なんとなくエフェクトシンバルを叩くだけではなく、しっかりと狙いを持つことで、エフェクトシンバルの持つ本来のポテンシャルをより引き出すことが可能に。

シンバルの潜在能力を引き出すドラマーになれれば、きっとどこに行っても通用するドラマーになることでしょう。

エフェクトシンバルにこだわるデメリット

持ち運びが煩雑

シンバルは1枚1枚が意外と重いので、エフェクトシンバルの枚数が増えれば増えるほど、持ち運びが大変になります。

また、シンバルは消耗品の側面もあり、特にエフェクトシンバルは薄いものも多く、割れてしまうこともあるので、持ち運び中のトラブルにも注意が必要です。

また、シンバルだけでなく、エフェクトシンバルをセッティングするためのシンバルスタンドや、クランプが必要になります。

このハードウェア類が増えるとまた重量が増え、さらに持ち運びが困難に。

エフェクトシンバルの導入で得られるメリットは多いものの、搬入搬出時に注意しなければいけないこともあることは認識しておきたいところです。

セッティングに手間がかかる

現場などで備え付けのドラムセットを使うことも多いでしょう。

その際に、すでにクラッシュシンバル、ライドシンバル、ハイハットはセッティングされていることも多いと思います。

これに加えてエフェクトシンバルをセッティングしなければならないので、当然手間も増えます。

ライブの転換時間などは時間が決まっている場合も多いので、時間がかかってしまうとイベント全体に支障をきたすことに。

また、スタジオやリハーサルの時間もセッティングに取られてしまっては、他のメンバーにも迷惑をかけることにもなります。

エフェクトシンバルをセッティングする時には、セッティングのスピードを上げることも1つの練習と思いながら行いましょう。

演奏時に迷いが生じる

選び抜いたこだわりのエフェクトシンバルを自分のドラムセットに組み入れると、当然シンバルの枚数も多くなってくるでしょう。

ただ、シンバルの枚数が増えるほど、演奏時に影響が出ることもあります。

例えばスプラッシュシンバルを1枚導入したとします。

いつもはクラッシュシンバルを叩いている場面で「今日はスプラッシュを使ってみようかな、それともいつも通りクラッシュシンバルで行こうかな」なんて迷うことも。

シンバルの種類が増えることで選択肢が広がり、どれを叩こうか迷ってしまい、そのわずかな遅れがミスやニュアンスの違いに繋がってしまいます。

選択肢が広がることは良いことばかりでは無いので、エフェクトシンバルをこだわる場合、使用する場面にもこだわりを持って、狙った場面で使用することを意識しましょう。

良くも悪くもエフェクトシンバルに頼ってしまう

エフェクトシンバルは飛び道具的な音色を簡単に鳴らすことが強みです。

しかし、その便利さがドラマー自身の成長の機会を奪うことにもなります。

なぜなら、シンバルは1枚でも多様な響きを演出できるからです。

例えばクラッシュシンバルやライドシンバルでも、叩き方によってはチャイナシンバルや、スプラッシュシンバルのような音色を奏でることができます。

自身の叩き方の変化で音色を変えるのではなく、エフェクトシンバルに頼ってしまうことで、奏法による音の変化に目が向かなくなってしまうことになり、自身の進化の可能性を狭めてしまいます。

ですので、エフェクトシンバルを使用する際は、どうしてもこの音色が欲しいという時に限り、あとは極力クラッシュシンバルやライドシンバルなどの普段使いの多いシンバルを使用することがおすすめです。

こだわりのエフェクトシンバルを導入し、たくさん使いたい気持ちはもちろん承知しています。

しかし、使い所を厳選し、ここぞという場面で使用し、リスナーを唸らせることができれば、そのシンバルは真のエフェクトシンバルと呼べるものになります。

エフェクトシンバルの選び方

エフェクトシンバルには様々な製品があり、種類によって音色が多様です。

その音色を決める主な要素としては下記のことが重要となってきます。

  1. シンバルの大きさ
  2. シンバルの厚み
  3. シンバルの製法
  4. 穴の有無

それぞれの違いを見てみましょう。

シンバルの大きさ

シンバルの大きさによる特徴を、大口径シンバルと小口径シンバルで比べてみましょう。

大口径シンバル小口径シンバル
音程は低くなる
音量が大きくなる
余韻が長くなる
音程は低くなる
音の減衰が早くなる
残響音が少ない

シンバルの厚み

シンバルは厚みが厚いとヘビーシンバルと呼ばれ、重量の形容詞が付くことに対し、薄いシンバルはシンシンバルと、厚さの形容詞が付くことが特徴です。

ヘビーシンバルシンシンバル
ピッチが高くなる
音量が大きくなる
叩いた後の反応が遅め
ピッチが低くなる
音量は控えめ
叩いた後の反応が早く、音の立ち上がりが良い

シンバルの製法

次にシンバルの製法による特徴をお伝えしていきます。

キャストシンバルシートシンバル
鋳型に鋳造されたシンバル
サスティーンが豊かでゴージャスサウンド
使えば使うほど味が出てくる
値段が高価になりがち
薄い合金シートをくり抜いて製造される
音のムラが少ない
安定したハイピッチサウンド
安価な商品が多いので手に入れやすい

キャストシンバルは手作業になりがちですが、シートシンバルは機械加工で製作されるという特徴もあります。

シンバルの穴の有無

シンバルは穴の数が多いほど、大きいほどサスティーンが短くて複雑になりトラッシーなエフェクトサウンドになります。

ギターで例えるならGAINを上げるイメージです。

その反面、シンバルが鳴る面積も少なくなるので、音量は小さくなる傾向にあります。

これらの要素に加えてそれぞれのエフェクトシンバル独特の要素も加わってきますので、厚さなどの基準は参考にしながらも、実際に試奏して納得して選ぶことが大切です。

好きなアーティストが使ってるもの・好きな音色だと感じるものを選ぶ

どのエフェクトシンバルを選んで良いか迷ってしまった場合は、自分の好きなドラマーや好きな楽曲で使用しているものを選ぶことも1つの選び方です。

選び方として邪道だと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

むしろ自分の欲しい音色のイメージが固まっているので、そのイメージのままの音が出るシンバルを選べば、きっと満足のいく結果になります。

もしイメージと若干違ったとしても、目的としていたシンバルに近いものから選ぶことが出来るので、効率的にエフェクトシンバルを選ぶことが可能。

ただし、楽器全般に言えることですが、音源や映像で聴くマイク乗りした音色と実際の音色には開きがあるため、試奏してみたら思っていた音色と違うと感じることも少なくありません。

その点も理解しておくと良いでしょう。

エフェクトシンバルおすすめ26選

エフェクトシンバルの中にも種類がありますので、今回は以下の様に種類分けをして紹介していきます。

気になる商品があったらクリックしていただくと、詳細ページまで移動することができます。

Zildjianエフェクトシンバル チャイナトラッシュ オリエンタル 20インチ(A0620)

イスタンブール発の3大シンバルメーカーの1つ、Zildjianのチャイナシンバルです。

ブリリアントフィニッシュと呼ばれる加工を施すことで煌びやかな見た目に赤いロゴが印象的なオリエンタルシリーズで、長年多くのアーティストに使用されています。

その音色はまさに「銅鑼」をイメージさせ、まさに「チャイナシンバル」という音色を奏でます。

口径は大きいですが、叩いた後のレスポンスも早く、比較的減衰も速いので、ここぞの場面で叩けば良いアクセントになり、他の音に干渉もしにくいです。

まさにThe・チャイナシンバルというべきシンバルですので、迷ったらこれと強くおすすめ出来ます。

PAiSTe チャイナシンバル 20インチ 2002 Novo China 20″ 

スイス発の3大シンバルメーカーの1つであるPAiSTeを代表するチャイナシンバルです。

カップ部分が通常のシンバルと逆向きに折り返してある見た目が特徴的で、チャイナシンバルをセッティングすることを考えられてた設計と言えます。

音の特徴としてはとにかく大音量。

また、高音で抜けも良いので、ここぞの場面で演奏すれば、大きなアクセントとなり、リスナーの印象に残ることは間違い無いです。

値段もそこまで高くなりすぎないのもいいところで、値段から得られる恩恵が大きくコスパは抜群。

チャイナシンバルを導入する際に、必ず選択肢に入れておきたい製品です。

Zildjianチャイナシンバル ウルトラハンマード A 21インチ (A0361)

大きく反り返ったエッジと、窪んでいるカップ、それに加えてハンマリングが施された見た目がなんとも印象的なチャイナシンバルで、視覚的にもテンションが上がります。

ハンマリング加工された独特な形状により、サスティーンがより複雑となり、「グシャーン」という音色です。

厚みも薄いので、21インチという大きさといえど立ち上がりが早く、ビートを刻むときに使っても意外と邪魔にならずにパワフルなビートを演出可能。

音色にも視覚にも魅力的なシンバルですので、試奏して気に入ったなら導入してみると、一気にドラムセットが華やかになるでしょう。

SABIAN “Signature” AA HOLY CHINA (AA-21HC-B)

カナダ発の3大シンバルメーカーの1つ、SABIANのチャイナシンバルです。

世界的有名バンド、RED  HOT CHILI  PAPPERSのチャド・スミス氏がプロデュースしていることから、その品質はお墨付き。

最大の特徴はシンバルに施された穴加工です。

シンバル自体も薄めですが、そこに小さな穴を空けることで叩いた後のレスポンスを早め、強力なアタック音を奏でます。

また、サスティーンが短く、ピッチも高めなので瞬間的なアクセントとして最適な音色です。

世界的有名ドラマーが手がけたシンバル、ぜひ試してみてほしいです。

PAiSTeチャイナシンバル Color Sound 900 Red China 18″

赤い見た目がなんとも珍しいチャイナシンバルです。

カラーシンバルを最初に開拓したのはPAiSTeとされており、有名どころだと元Slipknotのドラマー、故ジョーイ・ジョーディソン氏が黒いシンバルを使っていました。

音色は歪み感は若干少ないですが、「カシャーン」という乾いた高音が響きます。

サスティーンが短めなので、瞬発的なアクセントに向いているサウンドです。

値段も高くないハイコスパ商品ですので、チャイナシンバルを初めて導入するという方にもおすすめの製品です。

Zildjianエフェクトシンバル トラッシュスプラッシュ オリエンタル 9インチ (A0609)

Zildjianの人気シリーズであるFXシリーズのスプラッシュシンバルで、オリエンタルシリーズ独特の赤いロゴが印象的です。

薄さが非常に薄いため、立ち上がりが早く、キレのあるシャープな音色はまさに水がはねるようで、「スプラッシュシンバルにはこういう音色をイメージしていた」という音を奏でます。

小さめのシンバルというよりは、どちらかというと飛び道具的な音色がするのでほかのスプラッシュシンバルと併用して使用することも効果的です。

Zildjianスプラッシュシンバル A 10インチ (A0211)

Zildjianのベストセラーシリーズ、A Zildjianのスプラッシュシンバルです。

10インチという大きさからハイピッチを想像しますが、意外にも音程はスプラッシュシンバルの中では低めでマイルド。

アクセント的な音色にもなりますが、思っているよりパワーがあるので、クラッシュシンバルでは強すぎる時に代わりとして使用することも可能です。

馴染みやすいサウンドなので、ジャンルにとらわれずオールマイティに使用でき、最初に選ぶスプラッシュシンバルとして申し分ないシンバルとなります。

MEINL】 マイネル Classics Custom シリーズ スプラッシュシンバル 10″ Splash (CC10S-B)【国内正規品 

表面を煌びやかにするブリリアント加工が施されたMEINLのスプラッシュシンバルです。

光り輝く見た目通りの、高域が煌びやかなサウンドでありながら、しっかりと低域もカバーしています。

音量もサイズの大きさの割には豊富で、大音量の中にも埋もれない存在感を発揮してくれます。

コンピューター制御による製作のため、音のブレが少なく安定した音色を奏でることも特徴です。

コスパも良く、ロックやメタルなんかの激しいプレイの最中でも埋もれないスプラッシュシンバルを探している方には是非手に取っていただきたいシンバルとなります。

PAiSTe スプラッシュシンバル 10インチ PST-7 Splash 10″ 

PAiSTeのPST-7シリーズのスプラッシュシンバルです。

PST-7シリーズはPAiSTeの代表格とも言える2002シリーズと同じ材質を使用していながら、コスパを追求したエントリーシリーズとなります。

そのため、まずは高品質ながらも値段が安いことが大きな特徴です。

音は硬めでアタック感が強く、煌びやかな高音がありながらも芯のしっかりした低音が出ます。

コストパフォーマンスが良いので、初めて買うという方に強くおすすめできるスプラッシュシンバルです。

SABIANAAX スプラッシュシンバル AAX Air Splash 8″ (AAX-8ASP)

SABIANのスプラッシュシンバルで、このシンバルの特徴は非常に薄いことが挙げられます。

立ち上がりが早く、サスティーンが短いので瞬間的なアクセントをつけることに向いています。

また、サウンドとしてはAir  Splashの名前の通りカラッとした乾いた音色です。

さらにこのシンバルは2012年〜2013年に行われた世界中のドラマーたちによって行われたシンバル総選挙において上位4種類に選ばれたという実績もあります。

音色の良さは世界的なドラマーが保証済みですので、ぜひとも試していただきたいスプラッシュシンバルです。

Zildjianエフェクトシンバル Aカスタム 18インチ (A20818)

ZildjianのEFXシリーズは穴あきシンバルを扱っており、3つの長穴が開けられている中で小さな穴が点在していることが見た目の特徴です。

このAカスタムシリーズの穴あきシンバルはブリリアント仕様が施されており、かなり煌びやかな見た目をしているので、見た目としてもテンションの上がる製品です。

薄さがかなり薄いので、ピッチが低くなりがちと思われがちですが、そんなことはありません。

煌びやかな高音が伸びつつも、トラッシュ感のある音色で、音量も十分にあります。

いい意味で尖りすぎない音色が他のシンバルと相性よく使えます。

あまりに飛び道具的なサウンドは少し腰が引けてしまうが、少し変わった音色を混ぜたいという方におすすめの穴あきシンバルです。

SABIAN”HHX EVOLUTION” Evolution O-Zone Crash (HHX-16EVOC-B)

溝型のレイジングと大きめのハンマリングが美しい、SABIANのHHXシリーズの穴あきシンバルです。

SABIANの穴あきシンバルはO-ZONEシリーズが有名で、大きめの穴が点在しています。

薄さは薄いですが、形状を工夫することでややピッチをあげており、暗い音色になりすぎず、オールジャンルに対応できる仕上がりに。

サスティーンが短く、それでいてハンマリングなどの加工で通常の穴あきシンバルよりも「カシャーン」と鳴るトラッシー感の強いシンバルです。

叩いた後のレスポンスも早く、独特なトラッシー音から瞬間的にアクセントをつけ、リスナーの耳を惹きつけたいという方におすすめの製品となります。

PAiSTeクラッシュシンバル PST-X Swiss Thin Crash 14″ (1255214)

大きさの違う穴が散りばめられているPAiSTeのPST-Xシリーズの中から、14インチと小さめのシンバルをチョイスしました。

薄めのシンバルでありながら、穴もたくさん空いていることで非常に軽量なシンバルです。

音量は小さめですが、ピッチの高く、減衰の早い「パシャン」というトラッシーなサウンドがします。

高域でサスティーンが短いと言うことで、クラッシュシンバルというよりは、スプラッシュシンバル的な使い方が似合うシンバルです。

スプラッシュシンバルよりも主張は強いので、スプラッシュシンバルよりアタックが欲しいけど、クラッシュシンバルほど厳かじゃなくても良いという時にぴったりのシンバルとなります。

MEINLByzance Vintage シリーズ クラッシュシンバル 16″ Trash Crash (B16TRC)

MEINLの人気シリーズ、Byzanceシリーズの穴あきシンバルです。

長穴と丸穴が4つずつ空いている形状で、ZildjianのEFXシリーズと似たような印象を受けますが、サウンドは大きく異なります。

16インチかつ穴あきという特徴でありながら、同じ16インチのシンバルに負けないくらい音量があり、大音量の中でも負けずに主張してくれます。

また、サウンドはかなり乾いた、トラッシーな音色で、キレのあるアタック音が特徴です。

それでいてクラッシュシンバル感を損なうことなくなってくれるので、非常に使いやすく汎用性の高い穴あきシンバルとなっています。

ZildjianFX Cymbals 10″ FX STACK PAIR W/MOUNT スタックシンバル

ZildjianのFXシリーズの重ねシンバルです。

とにかく短いサスティーンで「カシャン」という乾いたスタッカート音が非常に良いアクセントになります。

付属されているマウントで重ね具合の調整も可能で、自分の求めている音色を追求することが出来る点も大きな特徴です。

近年ゴスペルブームもあり、重ねシンバルの需要は高まっています。

そんな中で何から手に取って良いか迷っている重ねシンバル初心者の方にもおすすめの製品です。

SABIANセイビアン 16インチ SBR BRASS STAX (SBR-16BSX)

SABIANのエントリーモデルの1つ、SBRシリーズの重ねシンバルです。

エントリーシリーズなため、煌びやかな見た目からは想像できないほど、値段が安価でコスパが良いことが特徴です。

16インチと大きめなので、中低域がしっかりとした「バシャン」という強いアクセント音が出ます。

かといって高域が全く無いかというとそんなことはなく、煌びやかな音色も感じられます。

特に叩き方を弱くすると高域が、しっかりと鳴らすと中低域が強く出るという音色です。

コストパフォーマンスが良いので、大きめの重ねシンバルをお求めの方にはぜひ検討頂きたいシンバルとなります。

SABIANHH-12/14MSB HH MAX STAX 12″/14″ エフェクトシンバル 

大きさの異なるチャイナシンバルとスプラッシュシンバルを合わせた重ねシンバルです。

元Dream Theaterのマイク・ポートノイ氏がプロデュースしたシンバルで、ポートノイ氏の演奏を聞くと必ずと言って良いほど耳にする音色です。

「クシャーン」という意外とサスティーンがあり、ドライで野生みのあるトラッシー音が特徴です。

それでいて癖の強すぎないサウンドで、どんなジャンルにも使えそうな重ねシンバルになります。

値段は高めですが、それだけ投資する価値のある製品ですし、重ねシンバルといえばこのMAX STAXを思い浮かべる人もいるでしょう。

ぜひ一度は試していただきたい重ねシンバルです。

PAiSTeスタックシンバル PST-X Swiss Flanger Stack 14″ 

乾いたサウンドが特徴的なPAiSTeのPST-Xシリーズのスタックシンバルです。

穴あきシンバルが2枚重なったシンバルで、サスティーンの短い乾いたサウンドとなります。

14インチという大きさですが、高域の主張が強めなきらびやかなPAiSTeらしいサウンドも相まって「バシャン」という音色です。

トップとボトム2枚揃えなければなりませんが、それでも値段が高くなりすぎない安価な製品ですので、攻撃的な重ねシンバルを探している人にもうってつけの重ねシンバルとなります。

MEINLByzance Vintage Series スタックシンバル 10″+12″+14″ Smack Stack (B024VSM)

MEINLのスタックシンバルで、最大の特徴はその見た目です。

それぞれのシンバルにカップは無く、アーチ状の形状をした何とも珍しい形状です。

そして重なったシンバルの枚数も3枚と多くなっています。

音色の特徴で一番大きい部分は、重なり合うシンバルが多いため、干渉するシンバルが多くなり、サスティーンはほぼ無いに等しいと言ってよいことです。

「パン」という手拍子のような音色が鳴り、アタックはありますが、少し大音量の中では存在感を感じにくいことも。

ただ、真価を発揮するのは打ち込み系の音楽を演奏する際に、スネアの代わりが出来ることで、エレクトロ系の音楽に絶妙にマッチする音を発音してくれます。

変わった見た目が所有欲も満たしてくれるので、ぜひ手にとって、いろいろと試してみてほしい重ねシンバルです。

Zildjianジルベル ラージ 9.5インチ (A20002)

Zildjian FXシリーズのベルで、ベルといえばジルベルを思い浮かべる人も多いと思います。

ブリリアント仕上げの美しい見た目通り、明るく、音量感のしっかりある音色です。

高域だけでなく、低域もしっかりカバーされておりパワー感をプラスしております。

サスティーンがとても長く、いつまでも音色が残るということも特徴です。

ライドのカップ以上にパワーのあるベルサウンドを求める方にまずオススメできる製品です。

MEINLClassics Custom シリーズ ベルシンバル 8″ Bell(CC8B-B)

コンピューター制御による製造とブリリアント仕様の見た目が特徴であるMEINL Classic Custom Brilliantシリーズのベルです。

ピッチが高めで、いつまでも高音が残るようなサスティーンの長さが特徴です。

大音量の中でも抜けの良いサウンドなので、ラウドロックなどの轟音の中でも埋もれずにしっかりと存在感を出してくれます。

値段も安いためコストパフォーマンスに優れており、初めてベルを購入すると言う方にもおすすめです。

PAiSTe2002 MEGA BELL 10” パイステ メガベル シンバル 

PAiSTeのベストセラーシリーズ、2002シリーズのベルです。

10インチの大きさは実際にセットしてみるとかなりの大きさを感じます。

その大きさから、パワー感のあるサウンドが特徴で、まさに「メガベル」という名前がぴったりです。

ピッチは高域を感じつつも中低域のしっかりした音域で、その音色を長いサスティーンの中で感じることが出来ます。

ベストセラーシリーズのシンバルでありながら価格もそこまで高くないので、PAiSTeの音色が好きと言う方は持っておいて損はないベルです。

Zildjian(FXSPL18)18インチ スパイラル トラッシュ パークッション タイプ シンバル

こんな形のシンバルがあるんだと思わせる、螺旋状に切り込みを入れ、バネのような見た目になったシンバルです。

かなり縦に長く伸びるので、セッティングにも工夫が必要となります。

叩く場所によって若干音は変わりますが、基本的にはどこを叩いても大丈夫です。

音はいつまでもシンバルが振動しているかのような波打つような印象のトラッシー音が特徴です。

また、重ねシンバルの上側に用いるということもでき、その際はジャラジャラとした音色作りに貢献します。

一見どんな用途に使うの?と思われますが、意外と使い道の多いシンバルです。

見た目のインパクトも抜群なので、普通のエフェクトシンバルすら物足りない!と言う方には是非手に入れて頂きたいシンバルとなります。

SABIAN(SAB-CHO8)

太陽の様な模様が印象的なSABIANのCHOPPERというエフェクトシンバルです。

3枚のシンバルを重ねてシズルで固定したシンバルですので、重ねシンバルという捉え方も出来ます。

サスティーンがとても短く、「チャッ」というノイジーな音色が特徴的です。

また、打ち込み的な音色が出ることもあり、エレクトロ系の演奏のアクセントにピッタリとハマります。

音の減衰音がほとんど無いので刻みに使っても全くうるさく聞こえないので、ビートを刻むことにも使えます。

見た目以上に汎用性の高い、とても便利なエフェクトシンバルです。

SABIANセイビアン HOOP CRASHER 14インチ (SAB-HC14)

ドーナツの様な見た目に小さな穴が開けられている、独特な形状のシンバルです。

通常のシンバルのようにスタンドにマウントして使うのではなく、リングミュートのようにスネアドラムにセットして使用するシンバルです。

スネアドラムに乗せることで、スネアの音色はミュートされ、タイトな音に。

そのタイトなスネア音にフープクラッシャーの音色が混じることで、スネアドラムの音に独特なアクセントが加わります。

真ん中が空いていることもあり、シンバルの音が不要な時は、シンバルを叩かないように演奏することで本来のスネアドラムに近い音色が得られるので、スネアドラム1台で様々な音色を出せることも特徴です。

さらにこのHOOP CRASHERは世界的有名ドラマー、ジョジョ・メイヤー氏監修のもとで制作された、まさにトップドラマーお墨付きのシンバル。

スネアドラムの音に変化を加えたいという方には是非試して頂きたい製品です。

Zildjianエフェクトシンバル トラッシュフォーマー 14インチ(ZXT14TRF)

歪んだ形が特徴であるZildjian FXシリーズのTRASHFORMERと呼ばれるシンバルです。

スプラッシュシンバルに近いような音色を感じますが、どこか複雑に聞こえる独特なトラッシー音が特徴です。

この音色はこのシンバルにしか出せないと思わせる、唯一無二のサウンドを奏でてくれます。

また、重ねシンバルとして使用すると、これまた独特なジャラジャラ感を加えることが出来ます。

値段もそんなに高くないので、コスパ抜群なのも長所です。

手軽に独特なアクセントを付けたいと言う方には強くおすすめできるシンバルです。

エフェクトシンバルの叩き方

エフェクトシンバルの叩き方は通常のシンバルと同じですが、エフェクトシンバルの特性上から注意すべき点が2つあります。

  1. 力を抜いて叩く
  2. ボウとエッジを一緒に叩くイメージでスティックを被せるように叩く

力を抜いて叩く

エフェクトシンバルはアクセントとして使われるものが多く、総じて薄めのシンバルが多いため、比較的割れやすい傾向にあります。

演奏する場面もアクセントを付ける場面が多いため、その場面では自身のテンションも上がりがちなため、ついつい力が入りがちです。

力が入った状態で叩くとシンバルへの負担が大きくなるため、あっという間にシンバルが割れてしまいます。

ですので、エフェクトシンバルを叩くときには特に力を抜いて演奏することを意識してください。

力任せに叩かなくても十分に音は鳴ってくれますし、うまくリバウンドを使えばシンバルの鳴りを止めることなく本来の鳴りを活かすことにも繋がります。

ムチのように腕のしなりを使うイメージでエフェクトシンバルを鳴らすことで、きっと今まで以上の音色が引き出されることでしょう。

ボウとエッジを一緒に叩くイメージでスティックを被せるように叩く

エフェクトシンバルもクラッシュシンバルのように使うことが多いので、エッジを狙って叩くと思う方も多いでしょう。

しかし、エッジにスティックをヒットさせると、シンバルとスティックの設置面積が大きくないので、その分シンバルに負担がかかり、消耗を早めさせることに。

ですので、スティックをシンバルの上から振り下ろすイメージで、シンバルのボウの部分とエッジの部分も一緒に叩くとスティックとシンバルの設置面積が広くなり、負担が少なくなります。

腕の重力を使って鳴らすことが出来るので、音色としても本来持つ鳴りを活かすことにも繋がるので、メリットが大きいです。

最初は意識しないとなかなか出来ない奏法ですが、ぜひマスターしていきましょう。

まとめ

エフェクトシンバルには本当にたくさんの製品がありますし、今後も新しい製品がたくさん現れるでしょう。

音楽を聴いてて、少しでも気になる音色があった時はぜひ調べてみてください。

「こんなシンバルがあったんだ」と勉強になるだけで自分の経験値が上がります。

そして出来ることならその音色を試奏できると、自分のドラマーとしての引き出しが増えていきます。

ぜひ様々なエフェクトシンバルを試して、気に入ったシンバルを購入してみてください。

そのシンバルはあなたの演奏だけでなく、ドラマー人生の良いアクセントとなってくれるでしょう。

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