エレクトーンシューズおすすめ10選!ヒール付きでも弾きやすさ抜群の靴を紹介!

エレクトーンは両手だけでなく、両足もフルに使う楽器です。そのため、操作性に優れたエレクトーン専用シューズを履くことがとても重要です。

普段、家やレッスンで弾く時に素足や靴下の人は、いざ外で演奏をした時にいつもと違う感覚になってしまい戸惑った経験があるのではないでしょうか。

普段からエレクトーンに適したシューズを履くことで、どのような状況でも安定した弾き心地を保つことが可能となります。

そんな重要な役割を果たすエレクトーンシューズに関して、アイテムを選ぶポイントとヒール付きでも弾きやすいおすすめの10選をご紹介します。

目次

エレクトーンシューズとは

エレクトーンシューズとは、その名の通りエレクトーンを演奏する際に使用する専用のシューズのことを言います。

一般的な靴で演奏をした場合、繊細な動きが求められるエレクトーンのベース演奏には不向きな硬さやソール素材となっていることがあります。しかしエレクトーンシューズは柔らかい素材と程よい滑り具合のソールが使用されており、足の感覚を保ったまま演奏をすることができます。

素足や靴下に比べて安全性も向上しますので、長期的・本格的にエレクトーンを楽しみたい方はエレクトーンシューズを準備することをおすすめします。

エレクトーンシューズにこだわるメリット・デメリット

メリット

安全性が向上する

エレクトーンシューズを履く大きなメリットの一つが、素足や靴下に比べて安全性が向上する点にあります。

裸足で演奏をすると、音量ペダルやエクスプレッションペダル(音程の変化をつけたり、テンポを変えるペダル)を操作する動作に痛みを感じることがあります。

また、時にはペダルの間や角に足をぶつけてしまい、怪我をしてしまう恐れもあります。

エレクトーンシューズを履くことで、これらのリスクを回避することができるようになります。

安定した弾き心地を保てる

靴下で演奏をすると、その日の靴下の素材や厚みによって弾き心地が変わってしまうため演奏に影響が出てしまいます。例えば、モコモコしている靴下だと感覚が掴みにくかったり、ストッキングだと滑りすぎたりすることがあります。

足裏の滑り方を一定にするためにも、普段から「エレクトーンを弾く際はこのシューズ」と決めておくことで、安定した弾き心地を保ちミスを減らすことができるようになります。

見た目が良くなる

家で弾く際には裸足や靴下での演奏で問題がない人でも、外で弾く時や発表会の時に靴を脱いで弾き始める・・・というのは不恰好なものなので出来れば避けた方が良いです。

見栄えをよくするという意味でも、エレクトーンシューズを使用することがおすすめです。発表会のような人に見られる場面にも相応しい、見た目にもこだわったエレクトーンシューズを用意しておきたいですね。

デメリット

家用と外用の2足を準備する必要がある

家・レッスン・発表会とどのような状況であっても、慣れている同じ靴で演奏することが理想です。しかし、屋内でも屋外でも同じ靴を履いてしまうと衛生面が気になります。

そのため、必然的に家の中で履く用と外で履く用の2足を準備する必要があると言えます。

特定の靴でないと弾けなくなる懸念がある

なんらかの理由によりいつも履いているエレクトーンシューズが用意できない状況となった時、普段から色々な足の状況で弾いている人に比べてイレギュラーに対応することが難しいかもしれません。

一つのエレクトーンシューズに頼りすぎると、特定の靴でないと弾けなくなるという感覚や思い込みが生まれてしまう可能性があります。

エレクトーンシューズの選び方

程よく滑りのよいもの

エレクトーンシューズを選ぶ際に重要になってくるのが、裏面の滑り具合です。

滑りすぎると鍵盤を外してしまうことがありますし、逆にあまりにも滑らないものは足の動作が思うようにできなくなる可能性があります。

裏面の素材はスウェードやラバー等があり、それぞれ滑り具合があるので自分の好みの滑り具合の素材を選ぶことが重要です。

適度な滑りやすさで動きやすいソールが使われているシューズを選ぶようにしましょう。

脱げにくいもの

当然ですが、演奏の途中で脱げてしまっては大変です。

足をしっかりホールドするような包み込むデザインのものや、フィット感のある素材を選ぶと良いでしょう。

紐やベルトで固定するタイプの場合は、伸縮性があり調整しやすいタイプを選び、安定感があるシューズを選ぶようにしましょう。

ヒールがついているもの

エレクトーンのベース鍵盤を弾くポイントはつま先とかかとを上手く使うことです。

このつま先(トゥ)とかかと(ヒール)を上手く使い分けて弾くことを「トゥ・ヒール」奏法といい、なめらかできれいに繋がっている音を出すために重要なテクニックになります。

トゥ・ヒール奏法の場合、0.5〜3cmほどの低めのヒールがついている方が弾きやすくなるため、エレクトーンシューズを選ぶ際はヒールの高さにも注目することをおすすめします。

ヒールが全くない場合、トゥ・ヒール奏法ではかかとを強く打ち付けてしまい足を痛めることがあるので注意が必要です。

エレクトーンシューズおすすめ10選

ZUM(スム)ジャズシューズ(ZJS5)

スムからリリースされている4穴ひもタイプのジャズシューズです。

ひもで縛って調整ができるため、自分にぴったりのサイズに調整ができます。

ソール部分の縫製にこだわっており、一般的な製品よりギャザー本数が多く足指感覚を掴みやすいアイテムとなっています。

ヒールの高さも1cmでエレクトーン演奏に適した安定感のあるシューズです。

ZUM (スム)ジャズシューズ(ZEJ25-G)

スムからリリースされているサイドゴアタイプのジャズシューズです。

サイドゴアの素材は耐久性・伸縮性の高いネオプレーンストレッチゴムが使用されており、着脱も簡単で足にフィットするアイテムです。

ラバーソール仕様になっているため滑りすぎることもなく、つま先のギャザーにより床の感覚をしっかりと伝えてくれるため、エレクトーンのベース演奏に向いているアイテムです。

ZUM (スム)キャラクターシューズ(ZCL1)

スムからリリースされている、ヒールが2.5-3cmでベルトタイプのステージ用シューズです。

キャンバス地の素材を使用しており軽くて足に馴染むため、長時間履いても足への負担が少ないアイテムです。

ベルトはゴムでできており伸縮性があるため、ベース鍵盤を弾く際もずれにくく安定感があるため、エレクトーンシューズとしても人気の商品です。

BLOCH(ブロック)ダンスシューズ(SO499L)

人気バレエ・ダンスシューズブランドであるブロックのダンスシューズです。

程よいヒールの高さ(1cm)となっており、エレクトーンシューズとしてもぴったりです。

裏面は、つま先とかかと部が分かれているスプリットソールとなっており、足にフィットしやすく力加減がコントロールしやすい設計になっています。

Sansha (サンシャ)ティーチャーズシューズ(TE1)

フランスのダンスシューズブランドであるサンシャのバレエシューズです。

かかとにはクッション、ストラップにはゴムがついており、安定しながらも疲れにくい設計となっています。ヒールの高さも2.5cmとエレクトーン演奏に向いています。

ダンスシューズとして販売されていますが、エレクトーンシューズとしても大変人気の商品です。

CAPEZIO (カペジオ)ジャズシューズ(EJ1)

アメリカのダンス用品ブランドであるカペジオの定番ジャズシューズです。

上質な牛革オールレザー素材を使用しており、使うほどに柔らかく足なじみが良くなっていきます。

靴紐タイプのため自分の足に合わせて調節ができるほか、見た目もフォーマルな印象となるので発表会との相性が良いのも嬉しいポイントです。

CAPEZIO (カペジオ)ジャズシューズ(EJ2C)

カペジオからリリースされている、着脱が簡単なゴア(ゴム)タイプのジャズシューズです。ゴアは伸縮性・耐久性が高く高品質の素材となっています。

アッパーは牛革オールレザー素材でできているため柔らかくて足馴染みが良く、かつ軽量であるため素足で踊っているような感覚が保てるアイテムとなっています。

裏面は程よく滑るラバーソールで、ヒールの高さは0.8cmとなっており、エレクトーン演奏にも最適です。

CAPEZIO (カペジオ)ダンスシューズ(PP323)

カペジオからリリースされている足の自由度が高いスプリットソールのダンスシューズです。

ソールの素材に特徴があり、つま先部分はスエード、かかと部分はラバーという2種類が使用されています。ソールに程よい滑りと安定性を兼ね備えているため、トゥ・ヒール奏法にも適したアイテムとなっています。

また、クッション性が高く吸水性と速乾性に優れたDRYZインソールを使用しており、汗や臭いが気になる方にもおすすめのアイテムです。

つるおかかかと付きスリッパ

メイドインジャパンの高品質にこだわりたい方へおすすめのアイテムです。

つるおかからリリースされているかかと付きのスリッパで、職人による手作りのため品質が良く安心して長く使うことができます。

ニット生地を使用しており、肌触りが柔らかくフィットするため疲れにくい設計になっています。

軽くて上品な見た目のため、どこへ持ち運んでも活躍しそうなシューズです。

Linodesジャズシューズ(wxst-1004)

Linodesからリリースされている着脱が簡単なスリッポンタイプのジャズシューズです。

表面はしっとりしたポリウレタン生地を使用しているため、表面が柔らかく軽量でフィット感があります。サイドにはゴムがついていおり、足馴染みがよく疲れにくい設計です。

靴底にはゴムがついており程よく滑り止めとなっているため、エレクトーン演奏に向いているアイテムです。

エレクトーンシューズの代用品は?

一般的な靴をエレクトーンシューズとして使用することも可能です。

例えば、カジュアルな曲を演奏する時にはスニーカーやブーツの方が衣装に合わせやすいこともあると思います。

代用品を使用する際に注意するポイントは、カツカツと音がせず、底が薄くて素足の感覚に近いアイテムを選ぶことです。また、ヒールが高すぎたり、ピンヒールとなっているものは避けた方が良いでしょう。

ただし、本格的・長期的にエレクトーンをしていくのであれば、足への負担等も考慮してエレクトーンシューズを買うことをおすすめします。

まとめ

エレクトーンのベース鍵盤を弾く際に非常に重要となるのが足の感覚です。エレクトーンに適した素材や形のシューズを正しく選ぶことで、どのような状況でも安定した弾き心地を保つことができます。

今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、自分に合ったエレクトーンシューズを選び出してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次