これからアコースティックギターを始めたいという初心者の方、いつかはライブやバンドでも弾いてみたいという方には、「エレアコ」の購入がおすすめです。
エレアコとは、アンプにつなぐことで大きな音を出せる「エレクトリック・アコースティックギター」のこと。
ピックアップという部品がついていることにより、エレキギターのようにスピーカーから音を出すことができます。
普段はギターそのものの生音で練習し、スタジオやステージではアンプにつなぐ、という使い分けが可能。
今回はそんなエレアコの中でも、おしゃれさにこだわって選んだ、おすすめ商品をご紹介します。
おしゃれなエレアコにこだわるメリット
ステージ映えする
ステージで演奏することがあるなら、やはりおしゃれなエレアコを選びたいですよね。
最初は一人で練習していても、弾けるようになってくると、人前での演奏にチャレンジする機会があるのではないでしょうか。
またステージに立つだけでなく、演奏動画の配信などの場合も、楽器の見た目は重要なポイント。
ステージ映えして映像でも印象に残るような、おしゃれなエレアコがおすすめです。
好みに合わせた雰囲気づくりができる
エレアコでどんな曲を演奏したいですか?
好みのジャンルや、憧れのアーティストの雰囲気に合わせて、エレアコを選ぶのもおすすめです。
エレアコは、楽器としても、見た目にも、エレキギターとアコースティックギターの中間という位置づけ。
木で作られたナチュラルなイメージのものから、エレキギターに近い色どりや形のものまで、さまざまな商品があります。
またおしゃれなエレアコは、部屋に置いているとインテリアとしての存在感も抜群。
部屋の雰囲気に合わせて選ぶのいいですね。
練習のモチベーションがアップする
これからギターを始めるのだとしたら、心配事の一つに「練習を続けられるかどうか」があるのではないでしょうか。
数万円するギターを買って、なかなか弾けるようにならず、飽きてしまってはもったいないですよね。
だからこそ、おしゃれなエレアコを選ぶことをおすすめします。
ケースにしまい込まず、飾っておきたいほどのお気に入りであれば、自然と手に取ることが多くなります。
おしゃれなエレアコなら、手に取り、練習する回数も増えるでしょう。
おしゃれなエレアコの選び方
カラフルな色や装飾で選ぶ
エレアコは、色やデザインの選択肢が豊富です。
ポップな色合いのものや、グラデーションを生かした深みのある色合いなど、好みに合った物を探しましょう。
また、サウンドホール(ボディの穴)の周り、その下についているピックガードや、ヘッド部分にも注目。
ホールやヘッドにおしゃれな装飾があったり、ピックガードがアクセントになっていたり、デザインのこだわりが感じられますよ。
形や大きさに注目して選ぶ
普段、アンプにつながすにギターの練習をすることが多いなら、生音の良さも気になりすよね。
エレアコの音質を決める要素はさまざまですが、その一つが形や大きさ。
ボディのくびれが浅くてどっしりとした形のもの、ボディが厚いものは、響きが良く、大きな音が出やすいといえます。
それに対して、ボディが薄型であったり、全体が小さめのものは生音も小さ目になる傾向。
むしろ集合住宅など、普段はあまり大きな音が出ないほうがいい、という場合にはいい選択肢になります。
小さめのエレアコなら、小柄な方や子供でも抱えやすく弾きやすい、という点もメリットです。
機能をチェックして選ぶ
エレアコには必ず「ピックアップ」が付いています。
このピックアップによってギターの音を拾い、アンプに届け、音を大きくすることができます。
ピックアップには、アンプにつないだ時のボリュームや音質を調整する機能もあります。
さらに、このピックアップに「チューナー」を内蔵している製品も。
ギターを弾く際には、弦ごとの音程を合わせるチューニングという作業が必須ですが、そのメーターとなるのがチューナー。
チューナー内蔵のエレアコであれば、ギターと別にチューナーを用意する必要がありません。
価格で選ぶ
エレアコの価格は、安いものなら1万円台からあります。
しかし「ちゃんとした楽器」として使える物を選ぶなら、4万円くらいを目安にするといいでしょう。
ギター本体の質が悪いと、楽器そのものとして音の鳴り具合が良くなかったり、音程が狂いやすかったりします。
また生音は良くても、ピックアップの性能によって、アンプに繋いだ時の音質が悪いという可能性もあります。
いずれはステージに立つ事を考えてエレアコを購入するのであれば、安すぎるものは避けたほうがよさそうです。
おしゃれなエレアコおすすめ10選
YAMAHA エレアコギター(APX600 VW)
こっくりとしたビンテージホワイトのカラーが魅力的なエレアコです。
サウンドホールを縁取る貝殻のさりげない輝きもおしゃれ。
品質の良さで評判の国内メーカーYAMAHA製で、初心者でも安心です。
機能面ではチューナーが内蔵されている点が大変便利。
ボディは薄型なので、小柄な方や、座った状態で弾く方にも抱えやすいです。
S.Yairi E-Acoustic Series エレクトリックアコースティックギター(YE-4M/BKB)
真っ黒ではない、少しグラデーションの入ったブラックバーストの色味が素敵なエレアコ。
ヘッド部分に貝殻加工でおしゃれなロゴが入っており、キラキラとして目を引きます。
比較的くびれの深いボディーは、弾きやすさと音の良さを両立するオリジナルな形。
チューナーも付いているので初心者でもすぐに練習が始められます。
IbanezPF33MHCE-NMH
アコースティックギターらしい、木目を活かしたデザインが魅力的です。
ネックの部分に入っている装飾が、つる草を模していてとてもおしゃれ。
全体的にナチュラルな雰囲気をかもしだしていますね。
どっしりとした外観のボディは、豊かな音量を生み出します。
チューナーを内蔵しているので、いつでも気軽に弾くことができます。
EPIPHONEHummingbird Studio(Faded Cherry Sunburst)
ピックガードに繊細に描かれた草花とハチドリのデザインが目をひき、愛着のわきそうなエレアコ。
赤味のオレンジ色が懐かしさを感じさせ、これぞアコースティックギターという風合いです。
ボディはくびれの浅い形で、生音の良さが期待できます。
ボディ前面の素材として、一枚板である単板が使用されていることもポイント。
単板は合板に比べ、音の響きが良いとされています。
EPIPHONEDOVE STUDIO VB (Violinburst)(DOVE PRO)
こちらのピックガードに描かれているのは白い鳩と赤い花。
どこかアジアっぽい雰囲気もあり、心ひかれます。
サウンドホールの横、弦を固定しているブリッジの部分にも注目。
白い装飾が鳥の翼のような形をしており、おしゃれなアクセントになっています。
ピックアップの操作部が本体内部に付いており、外からは見えないので、よりアコースティックギターに近いルックスになっています。
Fenderエレアコ (Malibu Player)
「ミッドナイトサテン」という色名で表現される、落ち着いたネイビーのカラーがとてもおしゃれ。
ピックガードの形も独特で、よいアクセントになっています。
またヘッドの部分も特徴的。
6個のペグが一列に並んでいるこの形はフェンダースタイルといい、このメーカー独特のデザイン。
個性が際立つおしゃれなエレアコです。
少し小さめのサイズなので、抱えやすく弾きやすいのもポイント。
S.Yairi ミニアコースティックギター (YM-02)
ポップなライトブルーが可愛いエレアコ。
エレアコの相場と比べるとかなり安い価格帯ですが、コスパがいいと評判です。
手頃な価格なので、ステッカーを貼ったりペイントすることも気軽にできますね。
自分だけのおしゃれなエレアコにアレンジするのも楽しそうです。
商品名にも「ミニ」とあるように小さめサイズなので、子供用としてもおすすめ。
ARIA エレクトリックアコースティックギター(FET-F2)
アルファベットのfの形をしたサウンドホールが独特な、唯一無二のデザイン。
ブラックのカラーもかっこよく、価格の割には高級感があります。
モノトーン基調のお部屋のインテリアとしても、最高におしゃれですね。
サウンドホールが丸いギターに比べると生音の音量は小さめですが、マンションなどで練習するにはむしろ好都合と言えます。
チューナーが内蔵されているのも嬉しいですね。
Enya Nova Go SP1
エレキギターに近い意外性のあるデザイン。
ラメ素材を含む、豊富なカラーバリエーションも魅力です。
素材としてカーボンファイバーを使用しており、非常に軽く持ちやすいのがポイント。
水濡れや温度変化にも強い素材なので、おしゃれなエレアコをアウトドアでも思う存分弾けますね。
サイズも小さめで、エレキギターにあこがれている子供のファーストギターにもおすすめです。
OVATION Celebrity Elite(CE48-1)
大小のホールが並んだ、独自のサウンドホールが個性的なデザイン。
ホールの周りをカバーする部分は枯葉をモチーフにしており、大人っぽいエレアコです。
背面には強化プラスチックを使用し、丸みを帯びた形をしています。
ボディは薄くて軽く、ステージで長時間立って演奏するのにも最適。
ステージでの使用を重視する方におすすめの、おしゃれなエレアコです。
おしゃれなエレアコの自作方法は?
気に入った製品ががエレアコでなく、普通のアコースティックギターだった場合、これをエレアコに改造できないか?と思うかもしれません。
ピックアップは単体でも販売されているので、購入して取り付ければ、エレアコを自作することができますので、以下の3つのタイプに分けてピックアップの「取り付け方」に注目していきましょう。
- 配線が必要、ギターへの穴あけが必要なタイプ:大切なギターに穴をあけるという難しい作業が必要
- 配線が必要、ギターに穴あけは不要なタイプ:穴あけは必要ないが、ギターの内部からケーブルが出ている状態になり見た目に影響する
- ワイヤレスタイプ:取り付けは安心で簡単だが、ピックアップだけでエレアコが一台買えるほどの価格になることも
ギター初心者の方であれば特に、自作するのはハードルが高そうなのでどうしてもという場合は楽器店に依頼するのも一案ですが、やはり最初からおしゃれなエレアコを買ったほうが安心ですね。
まとめ
おしゃれなエレアコといっても、いろいろなタイプがあり、音、弾き心地もさまざまです。
選ぶ基準がいろいろあり悩んでしまう…という場合には、見た目の好み、第一印象で決めてしまうのも一つの手。
愛着を抱いて大切に使えることが、ギターを長く楽しむための、一番のポイント
でもあります。
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