フルートバランスキャップおすすめ10選!フルートスピードの特徴を徹底解説!

  • 吹奏楽で埋もれないようもっと音量がほしい
  • 音色を変化させたい

など、フルートを吹き慣れてくると少しずつこだわりや理想の音が生まれてきますよね。

もちろん実力で叶えることも可能ですが、フルートのカスタムパーツを使用すると早く簡単にフルートの音をパワーアップさせることができます。

今回の記事では「フルートを買い替えるほどではないけれど音に変化が欲しい、音量に悩んでいる」という方におすすめのアイテムをご紹介していきます。

フルートスピードの特徴に関しても触れていくので、気になっている方はぜひ参考にしてください。

目次

フルートバランスキャップとは

ブルズアイのフルートバランスキャップとは、フルートの頭部管部分のヘッドキャップを付け替え音色を変化させることができるカスタムパーツです。

フルートバランスキャップは楽器本体を買い替えることなくお手軽に理想の音色に変化させることができる優れもの。

息を吹き込み音を生み出す頭部管のパーツを変えることで、音に大きな影響を与えることができるのです。

ちなみに、フルートは他の管楽器のようにマウスピースやリード、リガチャーのようなアイテムを変更することなく使うことが多い楽器です。

フルートバランスキャップを使うメリット

音色に変化をつけることができる

フルートバランスキャップの1番のメリットは音色に変化をつけることができる点です。

ヘッドキャップの素材やサイズを変えることで音に重厚感が出たり、立ち上がりが良くなる、響きが増すなどの変化がでます。

フルート本体を買い替えると数十万〜数百万円とかなり高額になりますが、フルートバランスキャップは1万円代と試しやすい値段で効果を実感できます。

音量が大きくなる

通常のヘッドキャップと比較するとフルートバランスキャップは少し重みがあります。

素材の質量が増えると響きを作る倍音に厚みが出るので重厚感が増し、増音効果がえられますよ。

また、中央部分に穴が空いているので音抜けが良く、通常のヘッドキャップよりも良く響き音量が増す効果が得られます。

音が裏返りにくくなる

吹奏楽やアンサンブルなどで大きな音量を求められた際、一生懸命に息を吹き込むと裏返ってしまったという経験はないでしょうか。

フルートバランスキャップは通常のヘッドキャップよりも重い素材を使用しているので、しっかりと息量を受け止めてくれます。

フルートバランスキャップを使う注意点

上手くはまらないときに無理やり押し込まないこと

フルートバランスキャップの取り付けを行う際、「上手くはまらない。引っ掛かりがある」という際は無理に押し込まないようにしましょう。

内部に傷が入ると響きが少なくなったり、歪んでしまいはまらなくなってしまいます。

バランスキャップL(ロング)サイズは楽器に入る長さが12mmとなっており、メーカーや個体差によってコルクの長さが違ってうまく入らない場合があります。その場合はS(ショート)サイズを選びましょう。

自分のフルートとの相性をよく見る

フルートは多くの場合、素材に金か銀を使用しています。

元々高純度の銀を使用しているフルートにシルバーのバランスキャップを装着すると吹き心地の変化や若干厚みが増しますが大きな変化や効果を得ることは難しいです。

同素材を組み合わせるより、異なる素材のものと組み合わせたほうが効果的です。

息量やスタミナに合わせてサイズを決める

サイズが大きくなり素材の質量が増えるほど息量が多く必要になり、息を吹き込んだ時の抵抗感も増します。

音色の変化が欲しいけど、息量に自信がない方は、Mサイズがおすすめです。

沢山の息量を吹き込んでもしっかりと受け止めてくれるので、息量が増えて音がひっくり返る方やもう少し頑張って厚みを出したいという方はLサイズが効果的ですよ。

フルートバランスキャップの選び方

可能な限り試奏する

それぞれのメーカーに合わせたサイズになっているので規格については基本的には大丈夫です。

しかし、持っているフルートが昔の楽器で特殊な仕様があったり、経年劣化の錆やネジのずれなどで上手くはめることができない可能性もゼロではありません。

また、実際に試奏することで音色の変化を実感することが出来ますし、「せっかく買ったけど使えなかった」という失敗がないように可能な限り試奏してみるのがおすすめ。。

通販で購入する際は試奏動画などを参考にするのがいいでしょう。

理想の音色を追求する

吹奏楽の合奏の中で使用するのか、ソロで演奏を楽しむのかなどの演奏場面によって理想の音色は変わってきます。

現在よりも柔らかさを重視するならシルバー素材、強さや華やかさを求めるのならばゴールド系の素材がおすすめです。

自身の演奏場面と理想の音色を考えながら選ぶと選ぶ際に悩む時間が少なくなります。

自身の息量に合わせてサイズを決める

フルートバランスキャップはSサイズでも元々ついているヘッドキャップよりも質量が大きいです。

しっかり鳴らすために息量が必要だったり吹き心地に抵抗感を感じる方もいるかもしれません。

逆に吹いていると裏返りやすい人や息量に自信がある人はLサイズの方がより音色の変化を感じることができます。

フルートバランスキャップおすすめ10選

ブルズアイフルートバランスキャップ ゴールドプレート (サンキョウ、ムラマツ、アルタス、ミヤザワ用ロングタイプ)

響きが豊かになり、音にボリューム感が出てきます。

音の滑らかさが重視されるレガート奏法での音の連結もとてもよいですが、フルートバランスキャップの中では1番息量が求められます。

ソロで演奏したい方におすすめです。

ブルズアイフルートバランスキャップ シルバープレート (サンキョウ、ムラマツ、アルタス、ミヤザワ用ロングタイプ)

ロングタイプなので通常のヘッドキャップよりも吹き心地に抵抗感がありますが、倍音が多く含まれるので温かみと深みのある音色が得られます。

また、重さがある素材なのでフルートが下がりやすい方は重心が定まりやすいので構え方やアンブシュアの安定につながりますよ。

ブルズアイフルートバランスキャップ ピンクゴールドプレート (サンキョウ、ムラマツ、アルタス、ミヤザワ用ショートタイプ)

シルバーに比べると明るめで華やかな印象ですが、柔らかさもある音色です。

「今の音色よりも伸びが欲しいけれど、目立ちたくない。他の楽器とうまく馴染みたい」という方はピンクゴールドがおすすめ。

また、日本の主要フルートメーカーで使用できる規格となっているので2本持ちの方は付け替えも可能ですね。

ブルズアイフルートバランスキャップ ゴールドプレート (FLBCPGPL-Y)

Lサイズだと歩着心地にかなり抵抗感がありますが、音立ちが良く、輪郭がはっきりと出てくれます。

「今の状態だと音が裏返ってしまう。もう少し息を吹き込みたい」など息量に余裕がある人におすすめのカスタムパーツです。

ヤマハ専用の規格となっているので他メーカーの楽器には取り付けができません。

ブルズアイフルートバランスキャップ Lサイズ ピンクゴールドプレート MタイプSANKYO対応(FLBCPGPL-S )

明るさと華やかさを兼ね備えながらも優しい音色が特徴的です。

S(ショート)サイズよりも吹き心地に抵抗感があり、息量もしっかりと必要です。

しっかりと適切な息量でフルートを鳴らすことができれば音量が大きくなり、はっきりと輪郭も出てくれます。

目立ちすぎることなく、他の楽器との馴染み方や合奏で演奏することが多い方におすすめです。

ブルズアイフルートバランスキャップ シルバープレート (ヤマハ用ロングタイプ)

重心が低く、深みのある響きが印象的です。

ゴールドのように硬く、音圧があるような響きがないので優しさと柔らかさのある音色です。

シルバーのフルートを使用している方は、現在の音色を大きく変えることなく、息をしっかりと吹き込むことができるので音量アップを目指すことができます。

今、使用しているフルートで音の裏返りが気になる方はおすすめですよ。

ヤマハ専用の規格なのでサイズに要注意です。

ブルズアイフルートバランスキャップ Lサイズ ゴールドプレート Yタイプ(FLBCGPL-Y)

ヤマハのフルートは息が入りやすく抵抗感が少なめで明るく軽やかな音が特徴的です。

「今よりもしっかり吹き込みたい。音圧・音量が欲しい」という方はゴールドのロングタイプを使用するのがおすすめ。

輪郭がはっきりとし、華やかで主張のある音色が印象的でよく響くので吹いていてとても心地良いですよ。

ブルズアイフルートバランスキャップ Lサイズ ゴールドプレート Mタイプ(FLBCGPL-Mu)

ムラマツフルートは深みがある音が特徴的で、どちらかというと暗めの音色だと感じる方も多いです。

元々息量が必要な楽器なので、肺活量や息のコントロールに自身のある方におすすめ。

音色に芯ができ、輪郭がはっきりとするので力強い演奏をしたい時にぴったりです。

引っかかりやすい1オクターブ以上の跳躍もかなり吹きやすくなります。

ブルズアイフルートバランスキャップ Sサイズ ピンクゴールドプレート Yタイプ(FLBCPGPS-Y )

フルートを吹く人が特に気になる2オクターブ目ミの音の音ムラが少なくなりよく響くようになります。

音の粒が立つようになり華やかさが増すのですが、しなやかさと柔らかさも兼ね備えています。

ソロでの演奏でも吹奏楽やアンサンブルなどの合奏でも活躍できるカスタムパーツです。

ブルズアイPGPLフルートバランスキャップ Lサイズ ピンクゴールドプレート Mタイプアルタス対応(FLBCPGPL-A )

明るさだけでなく落ち着いた音色も兼ね備えているオールマイティなカスタムパーツです。

レガート奏法の音の伝達が滑らかでつながりがよく、1オクターブ以上の跳躍も引っかかりなく演奏できます。

また、スタッカートやアクセントなどのタンギングが重要な奏法でははっきりとした粒立ちのよい音で演奏が可能です。

ブルズアイ フルートバランスキャップ Sサイズ シルバープレート Mタイプ( FLBCSPS-S)

吹き心地や音量に変化が欲しいけど、音色は変化させたくないという方におすすめのカスタムパーツです。

通常のヘッドキャップよりも重量がありますが、L(ロング)サイズほど重くないので、現在使用している状態と差がなく演奏できます。

質量は若干増えるので息量をしっかり受け止めてくれ、音色もふくよかになりますよ。

フルートバランスキャップの使い方

フルートのヘッドキャップを外す

頭部管を手に持ってネジを外すようにヘッドキャップを外します。

勢いよく回すと飛んでいってしまうのでゆっくりと回すと良いです。

また、楽器に元々付属しているヘッドキャップは小さなパーツですので無くさないように保管場所には充分に注意しましょう。

フルートバランスキャップを取り付ける

ネジを締めるように回して隙間ができないところまで取り付けます。

少し指で触れてすぐに動くくらいだと緩すぎのでもう少し締めましょう。

反対に締め過ぎてしまうと、響きが抑えられてしまったり思うような音色の変化が出ないなど効果が薄くなってしまうので注意です。

フルートバランスキャップの代用品は?

フルートバランスキャップのサイズがフルートに合わず取り付けられなかった、見た目が少し気になったという方はフルートスピードがおすすめ。

足部管に差し込んで使用するので、管が細い楽器でなければ取り付けることが可能です。

フルートバランスキャップと同様に素材によって音色が変化したり、金属部分の切れ目の方向を変えると音の伝達性が変化するという効果も得られますよ。

まとめ

フルートの楽器本体を買い替えなくてもフルートバランスキャップを使用することで音色に変化をつけることが可能です。

小さなカスタムパーツですが効果が大きいので今よりも更に気楽に楽しく演奏できますので、ぜひお試しください。

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