フルートの表面をきれいにするのは、演奏後や毎日のお手入れに欠かせません。
フルートは一度触るとフルートの表面に、指紋や目に見えない汚れがたくさん付着してしまうので、そのままにしておくとピカピカできれいなフルートがだんだん黒ずんでしまいます。
素敵な音色を出す大切なフルートは、きれいな状態で使いたいものですよね。
フルートのお手入れにかかせないおすすめのフルートクロスとかわいい人気商品も含めてご紹介します。
フルートクロスとは
フルートクロスとはフルートの表面に付着した、指紋や汚れを拭き取るお掃除アイテムです。
フルートクロスは細い繊維でできているので、細かい汚れまできれいに拭き取れます。
フルートは一度触ると手や指の指紋や汗・皮脂といった汚れがべったり付着している状態なので、きれいにフルートを維持するためにも使うたびにきれいに磨く必要があります。
ですからフルートクロスは、フルートに付着した汚れをきれいに拭き取るためには欠かせないアイテムなのです。
フルートクロスにこだわるメリット
汚れの落ち具合が違う
フルートクロスは繊維が細かいものにこだわると、フルートに着いた細かい汚れまできれいに拭き取れます。
クロスの繊維の細かさへのこだわりは、細かい汚れを除去するのに大変役立ちます。
拭き傷がつかない
フルートクロスを使う際はクロス自体に埃が付いていないように、クロスをきれいにするのにこだわるのもおすすめです。
フルートクロスに埃が付いていると、フルートを拭いた際に拭き傷が付いてしまいます。
きれいにお手入れをするつもりで拭いたフルートに、傷が付いてしまっては大変。
フルートクロスは週に1回は洗い、干すときは室内に干すなどして埃がつかないようにしてください。
きれいなクロスならフルートに拭き傷も付かずに、気持ちよく使用できます。
フルートクロスにこだわるデメリット
クロスを大事にしすぎて洗わない
フルートクロスはフルートについた皮脂をしっかり拭き取ってくれるように、油分を吸収しやすく作られています。
何度も使ったフルートクロスには、拭き取った油分がたくさん吸収されている状態です。
クロスのへたりなどを気にして洗わずそのまま使用すると、だんだんフルートに付着している油分を拭き取れなくなってしまいます。
きれいに見えても見えない皮脂汚れがたくさんで、黒ずみの原因になりかねません。
クロスは週に1回はきれいに手洗いするようにしてください。
フルートクロスの選び方
フルートクロスの選ぶ際は、下記のこと重視しましょう。
- クロスの大きさ
- 繊維の細かさ
- ひどい黒ずみにはシルバークロス
クロスの大きさ
クロスには大小様々な大きさがあるので、フルートにあった大きさのクロスを選びましょう。
一見フルートは小さく感じ、小さいサイズのクロスでもよさそうですが、フルートは長さが長いため大きいLサイズのクロスが必要となります。
フルートを拭く際にフルートに触れないようにクロスを使って持ちましょう。
繊維の細かさ
フルートクロスはできるだけ繊維の細かいものを選びましょう。
細かい繊維で出来ているクロスは、フルートとフルートに付着した汚れの間に入り込み、細かい汚れまで拭き取ってくれます。
皮脂汚れの拭き残しは黒ずみの原因になってしまうので、フルートクロスを購入する際は繊維の細かいクロスを選ぶのがおすすめです。
ひどい黒ずみにはシルバークロス
もしいつも使っているクロスでは落ちないような黒ずみが付いてしまった場合、シルバークロスを選びましょう。
シルバークロスはその名の通り銀や銀メッキでできた楽器専用のクロスです。
シルバークロスに含まれている研磨剤などで、フルートに付いた落ちにくい黒ずみを取り除いてくれます。
シルバークロスを選ぶ際は一般的なものでは楽器に傷が付いてしまうため、必ず楽器専用のクロスを選んでください。
フルートクロスおすすめ10選
ヤマハ ポリシングクロス M COTTON PCM3
フルートクロスとしておすすめなのが、人気メーカーヤマハの一番シンプルなポリッシングクロスです。
ネル素材でできており、楽器表面の艶出しに適した柔らかくきめの細かいクロスです。
フルートに付着した汗や皮脂を細かいものまできれいに拭き取れ、拭いた後はフルートがピカピカになります。
日常のお手入れに使え、汚れたら中性洗剤で洗えますし、リーズナブルな価格で定番の人気クロスです。
ヤマハ ポリシングクロス DX M PCDXM3
次にご紹介するのも、人気メーカーヤマハのマイクロファイバー製のポリッシングクロスです。
マイクロファイバーの超極細毛が、フルートに付いた細かい汚れをしっかり絡め取ります。
クロスの端の周りもマイクロファイバー糸でロックされていて、クロスを洗ってもほつれてくる心配がありません。
毛玉にもなりにくく磨きやすさが長続きするクロスなので、フルートクロスにぴったりです。
アトリエ トマアズ楽器用 クリーニング クロス (ケアクロス フルート) Mサイズ
超極細繊維マイクロファイバーを使用した、優れた吸水力のある新素材のクロスです。
しなやかな素材でできているためフルートを傷つけずに、目に見えない埃や皮脂・水分までをしっかり取り除けます。
クロスの周りにはかわいいデザインが施され、ゴールドの糸による刺繍も入っている、おしゃれでかわいいクロスです。
耐久性もあり洗っても性能がそのままの、大変優れたクロスです。
SNOOPY with Musicスヌーピー ラグジュアリークロス フルート
素材繊維100㎞当たりの重さが2g以下という、大変軽い驚異の極細繊維を使用しています。
一度使ったら手放せないほどの高級品質で、家庭用洗剤で洗濯も可能です。
右下にはフルートを持ったスヌーピーの絵が付いている、非常にかわいいクロスです。
大きさも大判サイズのため、フルートを包み込みながらお手入れができるのでフルートクロスとして大活躍間違いなしです。
マール・ミュージックフルートと同じ長さのマイクロファイバー・クロス ●フルート・イラストレーション
フルートのお手入れに最適なマール・ミュージックオリジナルのマイクロファイバーを使ったフルートクロスです。
マイクロファイバーは髪の毛の約100分の1の大きさの超極細繊維になっており、繊維と繊維の間にある隙間によって、細かい汚れまでも拭き取れます。
クロスのサイズもフルートの大きさにピッタリのサイズです。
表面のフルートは雑誌の表紙などのデザインを手がけている柳智之さんのもので、とても素敵なフルートのデザインになっています。
ムラマツクリーニングクロス ヴァイオレット
世界的なフルートブランドであるムラマツが作った、フルート奏者のための厳選したクリーニングクロスです。
厚手で上質であり、吸水性が高くクリーニング効果も抜群になっています。
超極細繊維で一本一本が放射線状の三角断面を形成している光触媒を使用しており、その隙間に大量の水分を素早く吸収し、光の力で細菌や汚れなどを分解します。
フルートブランドのフルートクロスであれば間違いありませんから、フルート初心者の方でも安心して購入できるでしょう。
春日キョンセーム クロス
キョンセームクロスは鹿の一種であるキョンの革で作られた高級クロスです。
人口のクロスとは比べ物にならないくらいの吸水性であり、皮脂の除去も大変優れた力
を発揮します。
柔らかい天然の本革であるため、フルートを傷つけることなく、汚れをきれいに拭き取れます。
一度使用したら欠かせないクロスとなること間違いありません。
ヤマハ ポリシングクロス DX ウィニー・ザ・プー PCDXD9
人気メーカーヤマハのマイクロファイバー製のポリッシングクロスです。
超極細毛でできたマイクロファイバーで、細かい汚れを絡め取ります。
クロスの周りも柔らかいマイクロファイバー糸でロックがかけてあるので、ほつれにくく丈夫でフルートにも優しい作りになっています。
毛玉にもなりにくく磨きやすさが長く続く、使いやすいクロスです。
なんといってもかわいいくまのプーさんと仲間たちのイラストがとてもかわいく、ピンクの生地に赤色のロック糸が、イラストのかわいさを引き立てています。
ハンミッヒ マイクロファイバークロス
ピッコロでおなじみのハンミッヒのマイクロファイクロスです。
マイクロファイバー製でフルートにも優しく、傷がつかずに汚れがきれいに拭き取れます。
かわいいピンクの布にフルートのマークがついている、とてもおしゃれなクロスで毎日のお手入れが楽しくなります。
やや薄手のしっとりとした手触りで、大変使いやすいクロスになっています。
ヤマハ シルバークロス M 290-340 SVCM2
人気メーカーヤマハのシルバークロスです。
銀や銀メッキ仕上げのフルートの表面に付いた黒ずみや汚れが拭き取れます。
マイクロファイバー製の生地で、汚れ取りの効果とツヤ出し効果が優れています。
毛玉が出にくく磨きやすさが長続きし、黒ずんだフルートがピカピカになります。
毎日のお手入れのプラスアイテムとして、汚れがひどいときにおすすめのクロスです。
フルートクロスの使い方
それでは次に、フルートクロスの使い方についてご説明していきます。
- 細かい部分の汚れから拭き取る
- 管を磨く
- 汚れがひどい部分はポリッシュを使う
細かい部分の汚れから拭き取る
フルートクロスを広げ利き手に持ち、まず細かい部分の汚れから拭き取っていきます。
フルートのピストンやキイの間などの汚れを拭き取ります。
キイを磨く際はキイを取り付けてあるパイプに対して、直角の方向に優しく磨いてください。
キイを強く押しながら拭いてしまうと、タンポがやぶけたりキイバランスが崩れてしまうので、必ず優しく拭くようにします。
管を磨く
フルートの管を拭く際は管にそって上下に拭いていきます。
クロスをくるくる回しながら拭くよりも、上下に拭いた方がきれいに拭き取れるので、回さずに拭いてください。
管を拭いているときにパッドに触れないように注意しましょう。
パッドに触れてしまうと、擦れてしまいパッドが破れてしまう恐れがあるので、十分に注意してください。
汚れがひどい部分はポリッシュを使う
通常のお掃除はクロスで拭くだけで十分ですが、指紋や皮脂汚れがひどくクロスだけでは拭き取れない場合は、ポリッシュを使います。
クロスの端に小豆大の大きさに出し、クロスになじませてから汚れが拭き取れなかった所を拭きます。
極細繊維のクロスやセーム革のクロスを使えば、ポリッシュを使わなくてもきれいに汚れをふきとれるでしょう。
フルートクロスの代用品は?
メガネ拭き
メガネもフルートと同じで拭く際に傷がついては困るため、メガネ拭きも傷が付かない素材であり、フルートを拭くのにも適しています。
メガネ拭きの素材は細かい繊維でできており、フルートに付着した指紋や皮脂汚れを拭き取れます。
サイズが小さいため2枚使って片方でフルートを持つなどの工夫が必要になりますので、なるべく大き目のサイズを選んで使用するのが良いでしょう。
着古したTシャツ
着なくなった綿100%のTシャツのフルートクロスの代用になります。
埃や汚れが付いていないように一度洗濯し、使いやすいサイズにカットして使用してください。
綿100%であれば吸水性もあるので、フルートの汚れをとるのに適しているでしょう。
生地が薄い場合は拭いている際に手の皮脂がフルートに付いてしまう可能性もあります。
ある程度の厚みがあるものを選ぶのもおすすめです。
まとめ
フルートクロスはいろいろな素材でたくさんの種類が販売されています。
フルートに付着した指紋や皮脂がきれいに拭き取れるもので、自分にあったクロスを使用するのが良いでしょう。
使用後はフルートクロスでお手入れをして、きれいなフルートで気持ちよく演奏してください。
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