フルート四重奏の楽譜おすすめ12選!クラシックからポップスまでかっこいい曲を紹介!

普段は”華やか”で”繊細”なイメージを持たれやすいフルート。

たまにはフルート奏者同士で集まって、かっこいい曲を演奏してみるのも楽しいですよね。

今回はさまざまなフルート四重奏曲のなかから、おすすめの「かっこいい曲」をご紹介します。

クラシックからポップスまであらゆるジャンルから選びましたので、この記事を読んでぜひ演奏を楽しんでくださいね。

目次

フルート四重奏とは

「フルート四重奏」とは、4人のフルート奏者による演奏のことを指します。

それぞれ1st、2nd、3rd、4thのパートに分かれ、フルートの音色の連なりや重なりを存分に楽しめるのが魅力です。

またフルート四重奏の楽曲のなかにはピッコロやアルトフルート、バスフルートが出てくるものもあります。

ソロやオーケストラではなかなか味わえない、フルートの多彩な表現が楽しめるところも良いです。

現在はフルート四重奏のために作られた曲や、クラシックやポップスなどのアレンジ曲も豊富なので、曲選びを迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

フルート四重奏の楽譜の選び方

吹いていて楽しいかどうか

まず楽譜を選ぶうえで重視したいのは、演奏する側が「吹いていて楽しい曲かどうか」です。

なんとなくの好みや難易度が自分たちに合っていないと、演奏していてもきっと楽しめないはず。

もしかしたら演奏を聴いてくれる人にも、その退屈さや苦しさが伝わってしまうなんてこともあるかもしれません。

せっかくの演奏機会なので、まずは自分や他のメンバーが吹いていて楽しい曲を選べると良いでしょう。

聴きごたえがあるか

フルート四重奏の楽譜を探す人のなかには、演奏会などの本番で吹くという方も多いのではないでしょうか。

楽譜選びでは演奏する側の視点も大切ですが、そのような時は“聴く側の目線”に立ってみるのも良いかもしれません。

あまり盛り上がりのない曲や単調すぎる曲は聴きごたえがなく、もしかしたら聴いてくれる人を退屈させてしまう可能性もあります。

とはいえ本番によって求められる曲や喜んでもらえる曲の雰囲気は違うと思います。

演奏会の雰囲気や客層などに合ったチョイスができればとても良いですね。

他楽器の持ち替えがある場合も!

「フルート四重奏」のなかには途中でピッコロへの持ち替えがあるものや、アルトフルートが登場するものもあります。

楽譜を選ぶ際は“編成”をよく確認し、フルート以外の楽器が出てくるのか調べましょう。

奏者の都合や手持ち楽器の状況に応じて、適切な楽譜を選べると良いです。

スコアや音源が付いているか

フルート四重奏の楽譜には各パート譜のほか、全てのパートをまとめた楽譜(スコア)が付いてくることもあります。

各パートの動きや曲全体を把握するのにとても便利なので、楽譜を選ぶ際はスコア付きかどうか確認してみるのが良いでしょう。

また実際の演奏音源がCDで付いてくるなど、より曲の理解がしやすいものもあります。

なかにはYouTubeに音源が載っている場合もあるので、事前に音源の有無を確認するのも重要と言えます。

フルート四重奏おすすめ12選

ウィンズスコア 美女と野獣 (WSEW-17-13)

まずはディズニー作品で有名な「美女と野獣」から。

実写映画化や東京ディズニーランドでのエリア新設などで再注目されている作品なので、多くの人に演奏を喜んでもらえるでしょう。

こちらは“美女と野獣が踊るシーン”の有名な楽曲をアレンジしています。

穏やかで優しい音の重なりがとても美しく、余裕たっぷりで演奏する姿にかっこいいと思ってもらえること間違いなし。

CDのほかYouTubeでも音源を聴くことができます。

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス チムチムチェリー (GTW01086712)

続いては同じくディズニー作品の「チムチムチェリー」。ディズニー映画「メリーポピンズ」でおなじみの楽曲です。

どこか怪しげで不思議な雰囲気がかっこいいですね。

こちらは『フルート四重奏 ディズニー名曲集』という曲集に収録されています。

パート譜のほかミニスコアが付いてくるので、練習の際にも便利です。

R Music となりのトトロ (FQ005)

こちらはジブリ作品「となりのトトロ」のフルート四重奏です。

トトロの楽曲はとても有名なので、演奏する側と聴く側の両方が楽しめそうですね。

曲自体は全体的に明るくほのぼのとしていますが、連符や早いフレーズが多いのが特徴。

曲の雰囲気と演奏技術のギャップが、聴く人にかっこいいと思ってもらえそうです。

R Music ルパン三世のテーマ (B09MBYLDB7)

こちらは有名なルパン三世のテーマをフルート四重奏用にアレンジしたもの。

曲自体がとてもかっこいいので、演奏する側も思わずノリノリで吹いてしまいそうですね。

幅広い世代に知られている作品の曲なので、きっと聴く人にも喜んでもらえるはず。

パート譜のほかスコアも付いているので練習もしやすそうです。

R Music 残酷な天使のテーゼ (FQ009)             

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な曲を、フルート四重奏版にアレンジしたものです。

静かな雰囲気のイントロからアップテンポに切り替わる部分が盛り上がりそうですね。

いつものフルートのイメージとは違って、この曲ではクールでかっこいい演奏をお届けできそうです。

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス リベルタンゴ (GTW01088289)

リベルタンゴは弦楽器による演奏が有名ですが、フルート4本の演奏でもとてもかっこいい曲です。

勢いと緊張感があるので、聴いている側もなんだかドキドキするような雰囲気がありますね。タンゴの情熱も伝わってきます。

こちらはフルート四重奏を集めた『ポピュラー&クラシック名曲集』に収録されています。

パート譜のほかミニスコアも付いてくるので便利です。

フェアリー 「悲愴」から第2楽章 (LW8)

有名なクラシック作曲家であるベートーヴェンの名曲です。正式名は「ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13 『悲愴』」。

曲名だけ見ると悲しい雰囲気かのように思えますが、穏やかで音の重なりがとても綺麗な曲です。

美しいハーモニーで演奏がきまった時には、聴いている人も思わず「かっこいい!」と心打たれるはず。

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス威風堂々(GTW01088289)

クラシックのなかでもかなり有名な「威風堂々」は、迫力と威厳がありとてもかっこいい曲です。

演奏する側もテンションが上がりそうですし、聴く人にも楽しんでもらえること間違いなしです。

クラシック曲なので幅広い年代に受け入れてもらえそうなのもポイントですね。

先ほどご紹介したリベルタンゴと同様、こちらも『ポピュラー&クラシック名曲集』に収録されています。

ミニスコアが付いていて便利です。

R Music ジュピター 「惑星」より (FQ007)

有名なホルスト作曲の「惑星」より、1番なじみのある「木星」をアレンジした楽曲です。

冒頭から連符が続くなど難易度も高めですが、演奏すれば絶対にかっこいいと思ってもらえるでしょう。

勢いと雰囲気にメリハリがあるので、思わず聴き入ってしまう曲です。

ブレーン フィオリトゥーラ (ENMS84063)

フルート四重奏のために作られた楽曲です。

曲の初めから勢いがあり、冒険感のある曲調がかっこいいです。ところどころインパクトのある演奏箇所にも注目ですね。

難易度はそこまで高く設定されていないようですが、聴きごたえは抜群。

パート譜のほかにスコアが付いていて、YouTubeには音源が載っています。

ウィンズスコア 組曲「あめ」より いそぎあめ かざりあめ わたりあめ (ECW-0034)

こちらもフルート四重奏のために作られた楽曲です。

序盤から楽しく愉快な雰囲気が続きますが、実は連符などのテクニックが光るかっこいい曲。

本来は全部で5つの楽章がありますが、こちらは「いそぎあめ」「かざりあめ」「わたりあめ」の3つを抜粋したものです。

吹く人も聴く人も”雨”の表現を楽しめる、聴きごたえのある一曲ですね。

こちらもスコアが付いていて、音源はYouTubeやiTunesなどで聴くことができます。

ルデュック社 フルート四重奏曲 (GYW00078097)

この曲はフランスの作曲家であるピエール=マックス・デュボワが、フルート四重奏のために作曲しました。

フルートの細やかな演奏テクニックが光るクラシック曲となっていて、疾走感と繊細な音の動きを存分に楽しめます。

愉快な雰囲気の曲ですが、演奏技術に思わず「かっこいい」と思ってもらえること間違いなしです。

まとめ

今回はフルート四重奏の楽譜のうち、おすすめ12選を紹介しました。

たくさんの楽曲から自分に合うものを見つけるのは時間がかかると思いますが、今回の内容を参考に素敵な楽譜に出会うことができれば幸いです。

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