フルートチューナーおすすめ10選!マイク付きの使いやすい商品を厳選!

フルートの上達に欠かせない“チューナー”。

フルートには楽器の性質上マイク付きのチューナーがおすすめですが、一体どのような商品を選べば良いのでしょうか?

今回はフルートチューナーでも“マイク付き”の使いやすいチューナーを厳選してお伝えします。

選び方のポイントや実際の使い方もふくめ、これを読めばフルートチューナーの気になる情報をまとめて知ることができますよ。

目次

フルートチューナーとは

フルートチューナーとは、主にフルートをチューニングする際に用いる電子機器のことです。

機器本体が楽器の振動数を感知することで、演奏時の音程を正確に判断し画面に表示してくれます。

チューナーには目で音程を確認する“針式チューナー”と耳で確認する“出音式チューナー”の2種類があります。

またチューナーと楽器をつなぐチューナーマイクは、チューナーの感度や精度を高めるアイテムとして有名です。

フルートは他の楽器に比べて音量が小さく、チューナーが正確に音を拾いづらいのが難点。

ですから、フルートをチューニングする際はチューナーマイクも一緒に使うのがおすすめです。

針式チューナーを使うメリット

チューニングがしやすい

針式チューナーは音程の状態を針で分かりやすく指し示してくれます。

チューナー画面を見ながら吹けば、すぐに音程のズレを把握しチューニングができるでしょう。

針が中央にくるように音程を調整すれば良いので、チューニング作業も比較的簡単です。

音程の傾向がつかめる

フルートは各音や奏法によって音程の傾向が異なります。

演奏中に針の動きを確かめることで、「この音は高くなりやすい」「この音は低くなりやすい」という感覚がつかみやすいのがメリットです。

自分自身の音程の特徴を理解しておくと演奏がしやすくなりますよ。

基礎練習に最適

針式チューナーはわずかな音程の揺れも目で見て確認することができるため、基礎練習の中でも特にロングトーンの練習で効果を発揮するでしょう。

音を長く伸ばしているときに、音程を保ちながら安定した音で吹けるようになれば完ぺきですね。

チューナーはフルートの上達も支えてくれるアイテムです。

ハーモニーの感覚がつかめる

針式チューナーの目盛りには、純正長三度と短三度の位置に分かりやすくマークが付いています。

このマークはハーモニーの感覚をつかむ手段として便利です。

美しいハーモニーは和音をただ奏でるのではなく、各音の音程に若干の高低差をつけなければならないのが難しいですよね。

耳だけでハーモニーの感覚をつかむのが難しいときに、目で音程の高低差を確かめることができます。

出音式チューナーを使うメリット

正確な音程を耳で確認できる

出音式チューナーは各音の正確な音程を流してくれます。

音に合わせて耳でフルートをチューニングできるようになれば、より実践的な音程感覚を掴むことができますよ。

演奏時の音程感覚を養える

出音式チューナーは耳の感覚が鍛えられるので、実際の演奏時も周りの音と合わせながら吹けるようになります。

吹奏楽や管弦楽など、他の奏者と演奏する機会も多いと思うのでおすすめです。

チューナーで和音の基準音を出せば、ハーモニーの感覚をつかむ練習にも効果を発揮します。

針式チューナーを使うデメリット

チューナーに頼り過ぎてしまうことがある

針式チューナーは目で見てすぐに音程が分かるため、ついついその機能に頼り過ぎてしまうのがデメリットと言えます。

実際の演奏はチューナーを使用しながら行うわけではないので、多くの奏者はある程度耳で音を合わせられるような感覚を身に付けたいところです。

針式チューナーのみでは耳での音程感覚を養いづらいのが難点でしょう。

出音式チューナーを使うデメリット

環境によっては音が聞こえづらい

出音式チューナーから出る音には音量に限りがあるため、周りの話し声や演奏音に紛れやすいのがデメリットです。

出音式チューナのみ携帯していると、周りの環境次第で音程が上手く合わせられなくなってしまうでしょう。

チューナーにはイヤホンプラグが付いているものがほとんどですが、耳にイヤホンをすると今度はフルート自体の音が聞こえづらくなってしまいます。

出音式チューナーは静かな環境以外での使用にあまり適していません。

フルートチューナーの選び方

メーカーから選ぶ

チューナーを選ぶ際は、なるべく楽器や音楽グッズの販売に長けたメーカーを選択すると良いでしょう。

フルートチューナーで有名なのは、

  • ヤマハ(YAMAHA)
  • コルグ(KORG)
  • セイコー(SEIKO)

です。

上記メーカーは音の感度・精度や使い勝手が比較的良く、一度購入すれば基本的に長く使用できます。

本体の性能から選ぶ

チューナーには商品ごとにさまざまな性能があります。

現在は針式チューナーと出音式チューナーの両機能が備わっているのが主流ですが、場合によってはどちらかの機能しか付いていないものもあるでしょう。

またチューナーにはメトロノーム機能が付いている場合もあり、その確認も必要です。

「値段が安いと思ったらメトロノーム機能が付いていなかった」という方や、本体のコンパクト性を重視し「メトロノーム機能はいらない」という方もいます。

自身の好みに合わせて、最適な性能を備えた商品を購入できると良いですね。

デザインから選ぶ

チューナーはデザインもさまざまです。

たとえばシルバーやゴールドなどは比較的定番のカラーですが、現在は可愛らしいパステルカラーのものなどもありますね。

またディズニーやサンリオなどの有名キャラクターとコラボしている場合もあるので、好みの色やキャラクターの商品から選ぶのも素敵だと思います。

チューナーは使用頻度も多いと思うので、自分のテンションが上がるデザインを選んでみるのもおすすめです。

チューナーマイクから選ぶ

冒頭でフルートチューナーはマイク付きのものがおすすめとご紹介しました。

フルートは他の楽器に比べて音量が小さく、チューナーが正確に音を捉えづらいからです。

チューナーを購入する際は、チューナーマイクのセット有無や性能に注目するのも一つのポイントと言えます。

簡易的なつくりのチューナーマイクはなるべく避け、管に隙間なくフィットしそうな形のものを購入できると良いですね。

フルートチューナーおすすめ10選

YAMAHAクロマチックチューナー Flanger FA-01 チューナーマイク付き 2点セット(TD-19WH)

ヤマハの「クロマチックチューナー」は、チューナー機能のみの商品ですが、その分サイズがコンパクトなので持ち歩きが楽です。

高品質の針式チューナーと出音式チューナー両方の機能を兼ね備えており、有名な音楽メーカーであるヤマハの商品なので使いやすく長持ちするでしょう。

デザインもナチュラルでシンプルなので、たくさんの方に気に入っていただけそうです。

KORGコンパクト・チューナー カラーLCD搭載 Slimpitch スリムピッチ(B00NKD1N2I)

続いては有名音楽メーカー・コルグの「スリムピッチ」です。

こちらもチューナー機能のみの商品ですが、高品質の針式チューナー・出音式チューナーを兼ね備えています。

その名の通りとてもスリムなうえ、カラー画面で音程の判断がしやすくなっているのもポイント。

本体にはマグネットが付いており、譜めくりの邪魔をせず譜面台に固定できます。

チューナーマイクも管に隙間なくフィットし、音をしっかり拾ってくれそうですね。

キティ―ちゃんの可愛らしいデザインがあるのも注目です。

野中貿易】クロマチック・チューナー+コンタクト・マイク サンリオ・キャラクターズ ノナカ・コレクション 【マイメロディ NT-S2(B00V679YBW)

野中貿易による「クロマチック・チューナー」です。

野中貿易のチューナー製品はあまりメジャーでないものの、数多くの管楽器や演奏アイテムを販売する有名音楽メーカーです。

高品質の針式チューナーと出音式チューナーを兼ね備えていますよ。

先ほどご紹介した「スリムピッチ」同様、本体のスリムさ・カラー画面・マグネット固定機能・チューナーマイクのフィット性を兼ね備えているのが良いですね。

こちらはサンリオとコラボした可愛らしいデザインが特徴。

チューナーマイクもサンリオデザインになっているのが素敵です。

BOSSTU-30 クロマチックチューナー&メトロノーム FA-01 チューナーマイク付き 2点セット(s18406)

BOSSの「クロマチックチューナー」は、針式チューナーと出音式チューナーに加えてメトロノーム機能が付いています。

BOSSはギターやベースなどのバンド楽器を中心とした演奏アイテムを販売するメーカーで、音の感度や精度などの品質には間違いありません。

チューニングの完了をお知らせしてくれるアキュピッチ機能も付いていて便利です。

シンプルな黒のデザインで、どなたでも使えそうなのが良いですね。

KORGTM-60-WH チューナーメトロノーム CM-300 WHBK チューナーマイク付き 2点セット(B07F34SRLC)

コルグのチューナーのなかで最も定番の商品をご紹介します。

針式チューナー・出音式チューナーにメトロノーム機能が付いていて、品質の高さはお墨付き。

チューナーマイクも管に隙間なくフィットするつくりになっていて、信頼感抜群です。

デザインもシンプルで長く使いやすいですね。

同タイプでブラックのセットもあったので、お好みの色を選んでみてはいかがでしょうか。

SEIKOメトロノーム&チューナー ピックアップマイク・2点セット スペシャルパック (B07NJ8NJ83)

有名音楽メーカー・セイコーの「メトロノーム&チューナー」で、高品質の針式チューナー・出音式チューナーとメトロノーム機能を兼ね備えています。

演奏中も聞き取りやすい大音量で出音してくれるのもポイント。

本体背面のスリットで譜めくりの邪魔をせず譜面台に固定できます。

デザインも定番カラーに加えて可愛らしいピンクやブルーがあるのも良いですね。

付属のチューナーマイクも同じカラーに揃えることができます。

SEIKOメトロノーム&チューナー すみっコぐらし限定モデル(B09VSTRPGS)

先ほど紹介したセイコーの商品と同タイプの機器ですが、こちらは「すみっコぐらし」の限定モデルとなっています。

チューナーにデザインされたキャラクターたちはもちろん、パステルイエローとブルーの色合いも可愛らしいです。

付属のチューナーマイク(品番:B07NJ84YSH)には、本体とリンクしたすみっコぐらしのデザインがあしらわれていて思わず癒されます。

YAMAHATDM-700G + TM-30 チューナー/メトロノーム + コンタクトマイクセット(B07B4SHLRZ)

ヤマハの“チューナー界の大定番”ともいえる商品です。

高品質の針式チューナー・出音式チューナーとメトロノーム機能を兼ね備えていて、使いやすさも抜群。

チューナーマイクもしっかり管にフィットしてくれます。

ちなみに同じ内容で本体がピンクのもの、ブラックのものには追加でチューナー袋が付いているものもありました。

替えの乾電池や譜面台トレイラックがセットになっているものもあったので、ぜひお好みの商品を選んでみてください。

YAMAHAチューナーメトロノーム くまのプーさん TDM-700DPO4 クリップマイク付き(TDM700DPO4) (クリップマイク:ブラック)(B0851FMK6H)

先ほどご紹介したヤマハの機器で、「くまのプーさん」のチューナーにマイクが付いているものもありました。

プーさん自体はもちろん、はちみつを想像させる色合いも可愛らしいですね。

ヤマハのチューナーはディズニーのデザインも豊富。

高い品質と特別感のあるデザインで、使用時の気分を上げてくれます。

LEKATOメトロノームチューナー 充電式 3イン1 Metronome トーンジェネレーター デジタルチューナー 全楽器用 (ホワイト)(B0BHZ1GRKQ)

最後にご紹介するのは音楽メーカー・LEKATOの「メトロノームチューナー」です。

針式チューナーと出音式チューナー、メトロノーム機能が付いています。

この商品は乾電池式ではなく、USBで充電できるのが一番のおすすめポイント。

チューナーマイクに加えてUSBケーブルも付いているので、電池交換の心配がありません。

カラー画面で音程の動きが分かりやすいのも良いですね。

近未来的なデザインにも注目です。

フルートチューナーの使い方

針式チューナーの使い方

まずは正確な音程を示してくれるよう、周波数(ヘルツ)の設定を合わせます。

周波数はチューナーに付いているボタンを操作すれば調整可能です。

一般的なチューニングの周波数は440ヘルツか442ヘルツですので、よければ参考にしてみてください。

周波数を合わせたらチューナーマイクをフルートに取り付け、吹いた音に対して針がどのように動くのか確認します。

針が左に触れたら一般的にいう「低い」状態、右に触れたら「高い」状態です。

針が中央にくるように頭部管の入れ具合や奏法を調整し、正確な音程で拭けるようにしましょう。

出音式チューナーの使い方

針式チューナーと同様に周波数の設定を合わせたら、音の出力ボタンを押します。

同じ音をフルートで吹き、チューナーから出ている音程に合うように頭部管の入れ具合や奏法を調整しましょう。

耳に違和感を覚えることなく、チューナーの音に自分の音が溶け込む感じがしたら正確な音程で吹けている合図かもしれません。

チューナーマイクの位置について

チューナーマイクのクリップ部分は、フルート本体のどの位置に付けても問題ありません。

チューナーは楽器の振動で音程を判断するからです。

フルートはどの部分も振動数は変わらないため、マイクを付ける位置によって音の感度や精度に違いは生まれません。

演奏しやすい場所にマイクを付けるのがおすすめですが、足部管か胴部管に付けるのが一般的なようですよ。

胴部管はメーカーのマークが入っている位置に付けるのがおすすめ。

どちらも邪魔にならずフルートを吹きやすい位置だと言えます。

フルートチューナーはアプリで代用可能?

世の中にはさまざまなチューナーアプリが存在しますが、アプリで代用するのはあまりおすすめしません。

チューナーはチューニング機能に特化した機器であるため、アプリだとどうしても質が劣ってしまうからです。

またたとえアプリ自体の性能が高くても、音を拾うのはあくまでアプリを内蔵しているスマートフォンやパソコンなどのマイクになります。

楽器の音は繊細でスマートフォンやパソコンのマイクでは上手く音を拾えないため、どうしても音程の判断に誤差が生じてしまうでしょう。

フルートは他楽器に比べて音量も小さく、チューナーマイクなしでは音を拾いづらいのが現状です。

今回ご紹介したように、チューナーにマイクをつなげて使用するのが最も良い方法と言えます。

おすすめしたチューナーは比較的高品質で使いやすいので、ぜひご検討ください。

まとめ

チューニングや演奏技術の向上に大切なフルートチューナー。

今回はおすすめのチューナーをはじめ、商品の選び方や使い方などもお伝えしました。

ご紹介した情報が快適なフルートライフにつながれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次