アイリッシュフルートおすすめ6選!モダンフルートとの違いや特徴も解説!

フルートと聞いて思い浮かべるのは、オーケストラやブラスバンドで使われている金や銀のフルートでしょう。

金や銀のフルートはオーケストラやブラスバンドで使われておりますが、19世紀頃に誕生したモダンフルートと呼ばれる楽器です。

ルネサンス時代のフルートは、木製でトーンホール(指孔)が6つしかなくキーもないものでした。

現代でも古来のフルートはアイリッシュフルートとして使われ続けています。

この記事では古来フルートの伝統を残しているアイリッシュフルートについて、おすすめやモダンフルートとの違いをご紹介します。

目次

アイリッシュフルートとは

アイリッシュフルートは円錐形の木管楽器であり、本体は主に木製でトーンホールが6つ空いている横笛です。

19世紀頃にモダンフルートが誕生するまでは、木製のフルートはフルート奏者に使用されていました。

モダンフルートが主流になって行く中、木製フルートは一部のフルート奏者によって使われ続けます。

木製のフルートのデザインがアイルランドなどの伝統音楽に適していることから、木製フルートは伝統音楽の中で存在を残しました。

その後木製フルートはアイルランドの伝統音楽を演奏するために作られるようになり、アイリッシュフルートと呼ばれています。

アイリッシュフルートとモダンフルートとの違い

モダンフルートは一般的には銀や金を使った金属でつくられています。

トーンホールにはキーが付いており、きれいな半音階が演奏できる構造で作られている楽器です。

歌口には金属性のフルートが吹きにくくならないために作られた、唇を当てる板であるリッププレートが付いています。

アイリッシュフルートの材質は主にアフリカン・ブラックウッドであり、木製のフルートです。

トーンホールは6から8ヶ所あり、6ヶ所のものはキーがついていなく、指でトーンホールを押さえて演奏します。

モダンフルートはハ長調の音階であるのに対し、アイリッシュフルートは下から指を孔から離すとニ長調の音階になるのが特徴です。

アイリッシュフルートは難しい?

アイリッシュフルートはモダンフルートと同様で、口の形をマスターすれば初心者でも始めやすい楽器です。

はじめはなかなか音が出ないといった場合もありますが、口の形のコツさえつかめば徐々に美しい音が出せるようになるでしょう。

またモダンフルートよりも息を必要とする楽器であるため、しっかりとした腹式呼吸ができる必要があると言えます。

アイリッシュフルートはキーがないため、モダンフルートよりもトーンホールの間が広くなっています。

手が小さい人はトーンホールを押さえるのが指が届かなく難しい場合があります。

指が届かない場合はトーンホールの押さえ方を工夫するか、楽器選びを工夫してみるとよいでしょう。

アイリッシュフルートの魅力

木製フルートならではの音色

木製のアイリッシュフルートは、木のぬくもりを感じさせるような柔らかく温かみのある音を出します。

木製フルートが出す高音の音も、金属性のモダンフルートとはまた異なった美しい響きを奏でるでしょう。

金属製のフルートよりもやや暗めの音で小さな音ですが、金属製ではだせないとても丸みのある温かい魅力的な音であると言えます。

左右どちらでも演奏できる

アイリッシュフルートはモダンフルートと違ってキーが付いていません。

キーの付いていないアイリッシュフルートは、トーンホールを指で直接押さえ音を出します。

キーが付いているモダンフルートは構える際には右にしか構えられません。

それに対してアイリッシュフルートは左右どちらでも構えることが可能であり、左に構えて演奏するフルート奏者もいます。

指使いが簡単

アイリッシュフルートはトーンホールを全部押さえて、下から順番に指を離していくとニ長調の音階になります。

音階はニ長調になりますが、リコーダーのように順番に指を離して行けば良いので、指使いが比較的簡単です。

曲を演奏するにも指使いを覚えないと演奏はできません。

指使いが覚えやすいというのも、アイリッシュフルートの魅力であると言えるでしょう。

アイリッシュフルートの選び方

材質で選ぶ

アイリッシュフルートは、木製のものやポリマーで作られているものがあります。

木製のものは柔らかく温かい音色が出る大変魅力的な楽器です。

木製は高価であり、お手入れをしっかりしないと割れてしまう可能性がありメンテナンスがやや難しいでしょう。

ポリマー製であればメンテナンスが不要であり重さも軽く作られているため、特に初心者にはおすすめの楽器です。

キーのが必要か必要でないか

アイリッシュフルートは半音階をスムーズに演奏できるようにするために、キーが付いているタイプの楽器もあります。

キーが付いていなくてもトーンホールを半分開けるなどして半音階の演奏が可能ですが、音程や音量が満足できない場合もあります。

半音階を正確な音程で大きさもある音によってスムーズに演奏したい場合は、キーが付いているタイプがおすすめです。

小さい手でも演奏できるタイプを選ぶ

アイリッシュフルートはキーが付いていないため、トーンホールの間隔が広くなっています。

手が小さい人はトーンホールを押さえきれない可能性もあるでしょう。

小さい手の人にも適したモデルとして、トーンホールが小さいものや間隔が狭くなっているものなどがあります。

いざ購入したけれども手が届かないなどとならないように、自分の手に馴染んだモデルを選ぶようにしてください。

アイリッシュフルートおすすめ6選

Galeonアイリッシュ・フルート D管 スタンダード・モデル ポリマー製

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初心者にもおすすめな、メンテナンス不要のポリマー製のアイリッシュフルートです。

ポリマー製でありながら、音色は木製のアイリッシュフルートに大変近い音色となっています。

重さも260gと大変軽い作りになっており、しっかりとした音で演奏できる楽器です。

ケルト笛奏者のアドバイスと共に、改良に改良を重ねた楽器製作家の自信作の楽器です。

Tony Dixonアイリッシュフルート&ローホイッスル デュオ Low-D管 ポリマー製 チューナブル

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トニー・ディクソンのアイリッシュフルートとホイッスルの2ピースが付いている、アイリッシュフルートです。

頭部管を交換すればホイッスルとしても演奏ができます。

低音から高音までしっかりとした音程と音量を奏でられるでしょう。

ポリマー製であるため、演奏後に水洗いもできて楽器を清潔に保てお手入れも簡単にできる楽器です。

Galeonアイリッシュ・フルート D管 チューニング・スライド付き ポリマー製

ポリマー製のチューニング・スライドが付いたアイリッシュフルートです。

チューニング・スライドが付いているため、頭部管と管体の抜き差しによって音程を変えられるようになっています。

シンプルで軽量なアイリッシュフルートであり、演奏しやすい楽器であると言えるでよう。

同じ位の価格のアイリッシュフルートよりも音が出るため、アイリッシュフルート入門者にもおすすめの楽器です。

Tony Dixonアイリッシュフルート&ローホイッスル デュオ Low-D アルミニウム製 チューナブル DX103D

ディクソン社のアルミ製のアイリッシュフルートです。

アルミ製のアイリッシュフルートの音色は、はっきりとした固めになっており、重さもやや重くなっています。

頭部管の位置を変えられる、チューニングが可能なモデルです。

ホイッスルの頭部管も付属しているため、頭部管をかえてホイッスルとしても演奏を楽しめる楽器です。

Tony Dixonアイリッシュフルート TB014 キーレス D管 専用ケース付き

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トニーディクソン社のポリマー製のアイリッシュフルートです。

木製のアイリッシュフルートと違い、ひび割れの心配がなくアイリッシュフルート初心者の人にもおすすめの楽器です。

ポリマー製のため軽く作られているため、長時間の演奏にも疲れを感じずに使用できます。

使用後は水洗いが可能なため楽器を清潔に保て、さらに付属している専用ケースに入れて安全に保管できます。

Tony Dixonアイリッシュフルート Low-D管 ポリマー製 チューナブル TB021D

トニーディクソン社のポリマー製のアイリッシュフルートであり、チューニングが可能なモデルです。

メンテナンス不要のポリマー製のアイリッシュフルートであり、木製よりも使いやすいモデルになっています。

チューニングが可能なタイプとなっているため、正確な音程で演奏が可能になるでしょう。

初心者にもぴったりな、お手入れも演奏もしやすいモデルのアイリッシュフルートです。

アイリッシュフルートの吹き方

口の形をマスターする

アイリッシュフルートを吹くには口の形をマスターするのが、音を出す大切なポイントです。

唇と歌口の中心があっているか確かめ、下唇は歌口の1/4をふさぐような位置に置きます。

唇をニッコリ笑ったときのように横に引いたまま、息を前に出すような気持ちで吹くと良いでしょう。

唇を前に突き出さずに横に引いたまま、ペットボトルを「ほー」っと吹くような感覚と同じような吹き方になります。

フルートはアンブシュア(唇の形)によって音程や音をコントロールする楽器です。

アンブシュアは決まった形はなく人それぞれ違った形になっています。

自分に合ったアンブシュアを見つけ、安定した音程と音で演奏ができるように心がけるようにしましょう。

しっかりした腹式呼吸

管楽器で音を出すには腹式呼吸が欠かせません。

特にアイリッシュフルートはモダンフルートよりも息を使う楽器であるため、しっかりとした腹式呼吸が重要となってきます。

腹式呼吸と聞くと難しく感じますが、横になったときにしている呼吸が腹式呼吸です。

横になった状態でお腹に手を当て息を吸うと、お腹が膨らむのがわかります。

お腹が膨らむ呼吸が腹式呼吸であり、起きた状態でも息を吸ったときにお腹が膨らむように呼吸をすればバッチリです。

しっかりとした腹式呼吸で、伸びやかなボリュームのある音がでるようにすると良いでしょう。

正しい持ち方と姿勢

アイリッシュフルートを吹くときは、正しい持ち方と姿勢が大切になってきます。

姿勢を正しくするだけで、音色がとても美しくなるでしょう。

アイリッシュフルートを構えるときには、唇・左人差し指の付け根・右親指での三点で支える「三点支持」で持ちます。

三点でしっかり支えられていれば、他の指を離してもアイリッシュフルートをしっかり持っていられるでしょう。

姿勢を正し肩に力を入れずに、リラックスした状態で演奏するようにするのがおすすめです。

肩に力が入ってしまうと、肩や首が疲れてしまい長く吹くのが困難になってしまいます。

背筋を伸ばしつつも肩の力を抜いて、リラックスした姿勢で演奏すると良いでしょう。

まとめ

アイリッシュフルートは伝統を受け継ぎつつ、柔らかく温かみのある音色を奏でる大変魅力的な楽器です。

ケルト音楽を演奏する際にアイリッシュフルートははじめやすい楽器であるため、アイリッシュフルートに挑戦してみるのも良いでしょう。

アイリッシュフルートの柔らかい音色を奏でて、ぜひ聴く人を魅了させてください。

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