男性の和太鼓衣装おすすめ10選!激安でもかっこいい商品を紹介!

和太鼓奏者の衣装といえば、捻りはちまきにさらしを巻いて、足元は地下足袋でお祭りの法被姿のようなイメージがありますね。

ステージを華やかに魅せ、演奏する姿も様になる和太鼓衣装はデザインも豊富です。

男性の和太鼓衣装は、身につけるアイテム数が多いため一式揃えるにはそれなりの費用がかかります。

また和太鼓衣装は普段馴染みのないものもあって、初心者の方が選ぶのは難しいかもしれません。

  • 衣装にはこだわりたいけど、なるべく安く済ませたい
  • 知識があまりないので、何から揃えていいかわからない。

そんなお悩みを持っている方に、激安でもかっこいい初心者におすすめの和太鼓衣装10選をご紹介させていただきます。

目次

和太鼓衣装とは

和太鼓衣装はお祭り衣装と見た目は同じようですが、和太鼓衣装には演奏のしやすさが求められます。

演奏で体を大きく動かすこともあるため、動きやすさに重点を置く必要があるのです。

和太鼓の衣装は、下記の5点が基本の衣装となります。

  1. 法被
  2. はちまき
  3. さらし
  4. 股引き
  5. 地下足袋

ちなみに、法被やはちまきはデザインが豊富で、さらし・股引き・地下足袋にはデザイン自体にあまりバリエーションはありません。

見た目にこだわるなら、法被・はちまきに好きな色や柄を選んで楽しみましょう。

それぞれの詳しい説明については、後程詳しくご説明します。

和太鼓衣装にこだわるメリット

演奏に迫力を持たせる視覚効果

和太鼓の衣装はとてもかっこいいですから、演奏に与える効果も大きいです。

ビシッと決めたさらし姿の演奏者がステージに並ぶだけでも、演奏前から観客は息を飲む緊張感に包まれます。

そして演奏が始まると、法被から伸びる力強い腕と鳴り響く太鼓の音。

衣装には迫力のステージを作り出す大事な役目があります。

動きやすい衣装は演奏に集中できる

和太鼓の演奏では大きく体を動かすこともあるので、衣装の動きやすさが大事。

法被の袖がないものや、裾の短いものなど、動きやすさにこだわったデザインもあります。

袖にバチが引っかかって演奏に集中できないようでは、せっかく決めた衣装も演奏も台無しです。

さらしや股引きにはストレッチ素材のものもありますので、予算に余裕があればこちらもおすすめ。

自身の演奏に合ったデザイン、サイズを選ぶようにしましょう。

演奏に気持ちが込もる

和太鼓衣装にこだわる1番のメリットは、演奏者自身が演奏に入り込めるということです。

さらしをきつく締め、地下足袋で踏ん張り、法被を羽織って頭にはちまきを巻くとそれはいつもとは違った自分になります。

凛とした気持ちで、表情も変わることでしょう。

チームならみんなで同じ衣装を着ることで一体感も生まれ、息の合った素晴らしい演奏が期待できます。

やはり演奏には気持ちがとても大事ですから、衣装に着替えることで演奏に気持ちを集中させましょう。

和太鼓衣装にこだわるデメリット

着脱が大変

和太鼓衣装で欠かせないのがさらしですが、実は少し厄介です。

さらしは一枚の木綿布でできています。

ご想像の通りぐるぐるとさらしを胴体に巻き付けるのですが、かなりきつく締めないと演奏中にさらしが緩んでしまいます。

また自分一人で巻くことができないので、必ず誰かに手伝ってもらう必要があります。

途中で緩んでしまうと再び締め直すのも大変です。

衣装も最初からあまり本格的に選ぶと、かえって不安になってしまいそうですね。

最近では手軽に着用できるワンタッチさらしというものもあるので、後ほどご紹介します。

着替えた後は気軽にトイレへ行けない

和太鼓衣装にはさらしと合わせて身につける股引きという衣装があります。

これは不思議な形をしていて、お尻の部分が割れていて、左右に紐が付いています。

ズボンのようなものですが、初めての人にはさっぱり履き方がわからないことでしょう。

慣れるまでは着るのにも時間がかかるかもしれません。

さらにこれを脱ぐのが結構時間がかかるのです。

なので着替え前には、トイレは済ませておくことを強くおすすめします。

ギリギリまで我慢してしまうと、トイレの前でジタバタしてしまうことになりかねません。

和太鼓衣装の選び方

演奏に合った動きやすいものを選ぶ

前述した通り、和太鼓の演奏に支障のない衣装であることが大事です。

法被は袖の有無や、裾の長いもの短いもの、デザインが多様。

布の面積が広い分、華やかな印象がありますが、演奏中に動きにくくないかしっかり確認してください。

袖はバチが引っかからないか、裾は演奏中に踏んでしまわないか。

和太鼓は全身を使って演奏する楽器なので、手元だけでなく足元の動きやすさも大事です。

ストレッチ素材のさらしや股引きもあり、より動きやすくなります。

演奏者やチームのイメージにあったデザイン

和太鼓衣装の中でも特にデザインが自由で豊富な法被とはちまきは、与える印象も大きいでしょう。

そのため衣装によって演奏自体の印象が変わるともいえるのです。

オリジナルデザインを注文できるメーカーもありますので、予算に余裕があればオーダーで文字を入れたりイメージカラーを決めて色や柄を選ぶのもいいですね。

衣装には、観客へ何かを伝えるメッセージ性もあるため、どんなデザインにするかはどんな演奏をしたいかを考えるポイントにもなります。

和太鼓衣装を着用する時に必要なもの

法被

和太鼓衣装のメインはやはり法被です(半纏とも言いますが意味は同じです。)

デザインは元々、江戸時代の一般市民が襟や背中に、屋号や家紋を入れて着用していたものになります。

現代では、主にお祭りの衣装として残っているそうなので、法被の背中には「祭」のイメージが強いことでしょう。

渋いものからパッと目を惹く鮮やかなものまでデザインも豊富ですし、オーダーメイドで好きなデザインを注文することもできます。

さらし

さらしとは白い一反の木綿布を、男性は胴体から胸の下まで巻き付けます。

しっかりきつく巻くために、布は濡らした半乾きの状態で巻き付けます。

この時必ず、誰か別の人に巻いてもらうようにしましょう。

布が乾くと縮むので、よりきつく巻くことができるのです。

基本の巻き方はかなり大変ですが、男らしさと気合いが感じられます。

股引き(またひき・ももひき)

股引きの基本は黒・紺・白の3種類です。

元々は昔着物姿で馬に乗る際に、ふんどしが丸見えになってしまうため作られたものだそうです。

布は股から腰までの部分が割れていて、4本の紐がついているのでそれを2本ずつ左右の腰で結んで履きます。

こうすることで緩みにくく、股も開きやすく体にフィットしてくれます。

またひきのサイズ感は、ジャストでピタッと履くのが粋な履きこなしです。

地下足袋

地下足袋はゴム底になっているので、演奏でもしっかりと踏ん張ることができます。

履き口の背面には爪がたくさんあり、しっかりと足首を固定してくれます。

ゴム底のため地下足袋の中の素材は硬いです。

サイズが合っていないと靴擦れを起こすため注意しましょう。

ソックスを履いてから地下足袋を履きますが、これは足袋ソックス(2本指ソックス)を必ず用意しましょう。

はちまき

ねじりはちまきと呼ばれる、1色または2色以上の縄を捻ったはちまきです。

色選びは法被のカラーと合わせると、失敗せず自然に見えるでしょう。

素材にかたさがあるので、先端はクイッと上を向かせるのがかっこいいです。

形が大事なので、中にアルミ芯が入ったものもあります。

さらしと同じで演奏中にずれてくることがないようにしっかりと巻くことが大事です。

和太鼓衣装おすすめ10選

粋な伝統 和好法被

和太鼓衣装の中で1番目立つのは法被です。

オリジナルでなくても、おしゃれで粋なデザインがあります。

羽織るだけでグッと雰囲気が変わるので、お気に入りのデザインを見つけてください。

こちらのメーカーは他にもおしゃれな法被、和装をたくさん出品しています。

はっぴの匠 ロング法被

ロング法被は布面積が広いので、ステージが鮮やかに見えます。

袖なしは腕が振りやすく、裾が長いことで法被の印象も強くなります。

サイドにスリットが入っているので、動きやすさにもこだわったデザインです。

激安ですが、日本製ということで品質にも安心感があります。

イサム商会玉川晒

基本のさらしで、安価で手に入れることができます。

水通しなど着用のために準備が必要です。

巻き方はYouTube等でも確認することができるので、挑戦してみたい方はこちら。

きつく巻いたさらしで身も心も引き締まり、演奏により一層集中できるのではないでしょうか。

ヤマニかぶりさらし

背中の部分がニットでできており、腹巻のようにかぶるだけで着用できるさらしです。

着用がとても簡単なので、巻くさらしには自信がないという方はぜひ試してみてください。

ニット部分の締め付けが緩いとずれてくる可能性があるので、サイズ選びは小さめをお勧めします。

ヤマニワンタッチさらし

個人的にお勧めなさらしがコチラ!

背中がマジックテープになっているので、締めつけを自在に調整できます。

きつく締めることで緩みにくくずれにくいので、ダイナミックな動きのある演奏にも対応できる優れものです。

みついしや 股引き 

3000円以下で手に入る股引きで、こちらもサイズがSから3Lまでと豊富です。

綿100%素材で伸びる生地ではありません。

昔ながらのデザインなので腰はゴムではなく紐を縛って着用します。

面倒ですがこの方が緩みにくいので、演奏者には絶対お勧めします。

あい藍ストレッチ股引き

膝の曲げ伸ばしや着脱をスムーズにするストレッチ素材の股引きです。

和太鼓も大きな楽器になると、膝を使った屈伸の動きがより大きくなります。

動きやすさを重視するなら、少々お値段張りますが試す価値はあるかと思います。

粋な伝統 和好ねじり鉢巻

ワンコインで買えるはちまき!

カラーバリエーションも豊富です。

法被の色に合わせて選ぶといいと思います。

芯は入っていないようですが、金属糸を使用しているので硬さはあるかと思います。

あい藍ゴム底足袋 

地下足袋の中では激安ですが、見た目に安っぽさはわかりません。

サイズが豊富なのでお子様から大人までサイズが見つかります。

裏地にさらしの生地を使用したものなので、通気性がよく蒸れにくいのでお勧めです。

耐久性はそれほど良く作られていないのですが、衣装として使うには充分だと思います。

粋な伝統 和好法被 

袖なしタイプの法被です。

腕を大きく振っても袖が邪魔になりません。

こちらはタイトなデザインなので、帯でウエスト部分を留めて着用します。

法被がバタバタ動くのが気になる方にはお勧めです。

首元がしっかり閉まるので、さらしを着る必要もないかと思います。

和太鼓衣装の自作方法は?

衣装代を抑えるために、自作する方法はないのか?

アイテムによってはできるものもあるでしょう。

例えばはちまきは、チームでたくさん必要な場合はアクリルの綱をメートル単位で購入し、必要な長さに切って使用できます。

硬さを出すために、綱の中にワイヤーを通してもいいでしょう。

メインの法被ですが、裁縫に自信のある方は挑戦してみるのもありですね。

法被の型は複雑ではないので、ある程度の技術がある方なら手作りも楽しんでできるかもしれません。

ただ和太鼓衣装は伝統あるものなので、どの程度こだわるのか、どこにこだわるのかは個人差があるかと思います。

まとめ

男性の和太鼓衣装に必要な基本アイテム5点を、激安で揃えることは可能です。

ですが、衣装選びに大事なのは演奏で動きやすい着用感や、演奏者が表現したいことを伝えられるデザインでもあります。

あまり値段だけを気にして揃えても、大事な部分が欠けてしまってはいい演奏ができません。

その点に注意して、納得のいく衣装を揃えるための参考にしていただけたらと思います。

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