- お子様が小さなうちから、和太鼓に触れさせたい。
- 日本の伝統である和太鼓に触れて、良い刺激を受けてほしい。
そう思う親御さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
小さい頃から和太鼓に触れると、音楽的センスやリズム感を育てることに繋がります。
そして、叩くと音が鳴る和太鼓は、お子様でもわかりやすく簡単に遊ぶことができますし、体をしっかり動かして叩くので全身を使った運動にもなります。
一般的に和太鼓教室の生徒募集は、だいたい3歳以上からですので、3歳未満のお子様には、おうちで遊べる和太鼓のおもちゃから始めてみてはいかがですか?
今回の記事では、1歳・2歳・3歳でも叩ける和太鼓のおもちゃおすすめ9選をご紹介させていただきます。
和太鼓のおもちゃとは
和太鼓のおもちゃは、楽器に息を入れる管楽器や指先を器用に使う鍵盤楽器と比べてとても簡単なので、数ある楽器の中でも小さなお子様におすすめできます。
0歳くらいのお子様は、机などを手のひらでバンバンと叩いて遊びますから、音を鳴らす楽しさは、この頃から知っているのでしょう。
1歳くらいになると、バチを握って和太鼓を叩く動作ができるようになりますので、和太鼓のおもちゃは1歳頃からを目安に遊ばせてあげると良いでしょう。
和太鼓のおもちゃを叩くメリット
赤ちゃんの落ち着く音色
和太鼓の打面は牛皮でできていますので、プラスチックの甲高い音とは違って丸みのある音がします。
和太鼓のおもちゃでも、素材は牛皮を使用した本格的なものが多いため、自然の素材から出せる音は体にもスッと馴染むことでしょう。
実は和太鼓の音は、赤ちゃんが体内で聞いていたお母さんの心音に近いといわれているそうです。
どこか懐かしい落ち着く音色をしているのは、そういうことだったのですね。
遊びの時間だけでなく、子守唄に合わせて叩いてあげるのも気持ちよさそうです。
全身の運動になる
1歳を過ぎると、歩き始めて運動量も多く活発になるため、いっぱい動きたくて遊びたい時期に突入します。
和太鼓は腕を大きく振って叩く楽器なので、しっかりと全身を大きく動かせるため、運動としてもおすすめ。
和太鼓は首から掛けられるので、お子さんがしっかり歩けて力もついてきたころには歩きながら叩くこともできるようになるでしょう。
リズム感が身につく
小さい頃から音楽に触れることで、お子様のリズム感や音楽的センスを養うことができます。
和太鼓などの打楽器は、他の楽器と比べても特にリズム感がよく身につきます。
2〜3歳になると、音楽に合わせて体を動かすことができるようになるので、童謡などお子様の好きな歌に合わせて、和太鼓で簡単なリズムを叩いてみるのもおすすめ。
2歳を過ぎると、大人の動きをまねっこするのも上手になるので、一緒に和太鼓を楽しむのもいいですね。
ですが最初からすぐにできるということではないので、毎日繰り返し練習してあげてください。
リズム感が身につくと、運動神経も高めることができるそうです。
和太鼓のおもちゃを叩く際の注意点
皮面は優しく扱う
皮は繊細な天然素材なので、必要以上の力が加わると破れてしまうこともあります。
特にバチ以外の鋭利なもので叩くと、傷ついて破れやすくなってしまいます。
また水にも弱いので、濡らしてしまわないよう注意しましょう。
湿気で音が変わる
皮は湿気を吸収しますので、カラカラに乾いた時には高い音が鳴り、湿気を吸うと音が低くなります。
そして湿気が溜まり過ぎると、ボヨンボヨンとした響きの悪い音になってしまうのです。
梅雨時期やしばらく収納していた時などは、皮面をドライヤーで乾かしましょう。
晴れた日に天日干しもおすすめです。
音量には配慮を
和太鼓おもちゃといっても本格的な太鼓に近い音がでますので、アパートにお住まいの方などは、ご近所への配慮も必要です。
夜は叩かないようにするなどご家庭でもルールを決めるといいですね。
音量が気になる時は、座布団や厚い布の上に太鼓を置いて叩くことで、音の響きがかなり抑えられます。
和太鼓のおもちゃの選び方
子供が使っても壊れにくいもの
小さな子供には和太鼓を叩く力加減や、扱い方がわからないことがあります。
他のおもちゃと同じように、投げたり落としたりしてしまうこともあるかもしれません。
楽器は繊細に扱うべきなのはもちろんですが、ある程度丈夫なものを選ぶ方がいいでしょう。
お子様には、楽器を大事に扱うことも教えてあげられるといいですね。
子供が使っても安心な設計
子供向けに作られた商品の場合、和太鼓にもお子様向けの配慮がされています。
例えば、塗料は舐めても安心なもの、皮は無漂白、首に絡まらない太めのベルトなどです。
不安を取り除く配慮が細かいところまでされていると、安心して使えますよね。
お子様の体格に合ったサイズ選び
和太鼓のおもちゃはサイズも様々で、小さいものだと直径15cmくらいからあります。
小さいものは軽くて持ちやすいですが、成長に合わせてサイズを大きくしてあげる方がいいですよ。
皮面の大きい方が叩きやすく、大きい太鼓の方が低い音が出ます。
2〜3歳だと、直径25cmくらいまでのものが良いでしょう。
和太鼓のおもちゃおすすめ9選
和太鼓のおもちゃの叩き方
音の違いを楽しむ
まずは和太鼓のおもちゃを床に置き、バチで叩いてみましょう。
ポンポンと優しい音が鳴ります。
次は持ち手を持ったり、首に掛けて叩いてみましょう。
反対の面から音が抜けて、先程よりもよく響きます。
和太鼓らしくボンボンと大きな音がしますね。
皮を鋲で留めたヘリの部分をバチで叩くと、コンコンと高い音がします。
まずは自由に叩いて、色んな音を出して楽しみましょう。
自由に体を動かして遊ぶ
お子様に任せて、自由に叩かせてみましょう。
和太鼓のおもちゃは全身を使って遊ぶことができます。
自分の手足を使って、色々なことをしてみたい子供たちは自由が大好きです。
あれこれ教えてあげたい気持ちもありますが、まずは楽しく楽器に触れてもらいましょう。
その時にも音楽や大人の方の手拍子があるといいですね。
好きな歌に合わせて叩く
お子様の好きな歌に合わせて、和太鼓を叩いてみましょう。
大人の方が手本を見せてあげると、上手にまねっこする子もいますよ。
歌いながら叩くのは難しいので、大人の方が歌ってあげると良いですね。
大人の方が手拍子をしてあげると、いつの間にかリズムの取り方を覚えてくれるでしょう。
すぐにできるものではないので、毎日繰り返し一緒に遊んであげることが大事です。
和太鼓奏者を真似してみる
和太鼓を演奏する人に会う機会はそんなに多くないかもしれません。
夏祭り、盆踊りなどでしょうか。
最近はYouTubeなどでも動画がたくさん見られますので、ぜひ活用しましょう。
子供達はまねっこが上手なので、大人顔負けのフォームで叩いてくれることでしょう。
教えなくても掛け声までできるようになるものです。
お子様の吸収力の良さは本当に素晴らしいですよね。
そしてまねっこがうまくできて褒められると、和太鼓がもっと楽しくなるはずです。
和太鼓のおもちゃの代用品は?
和太鼓のおもちゃに似た身近なものだと、粉ミルクの缶があります。
似ているのは形で音は別物ですが、手作りする楽しさはあるかもしれません。
それから実は100均でも「太鼓のおもちゃ」は手に入ります。
ただ今回紹介した「和太鼓のおもちゃ」のような皮や木の素材ではなく、プラスチック製なので、残念ながら「すぐに壊れてしまいました」という感想が目立つので、長くは使えなさそうです。
和太鼓おもちゃの良い所は、何よりあの皮の響く音ですので、ぜひ今回紹介させていただいたような皮張りの和太鼓のおもちゃを選んでみてください。
まとめ
お子様に選ぶ和太鼓のおもちゃは、皮張りで音の良いものが人気で、お子さんやお孫さんへのプレゼントにも人気があります。
小さい頃から和太鼓のおもちゃに触れることで、お子様の隠れた才能を発見できるかもしれません。
ぜひ今回ご紹介した和太鼓のおもちゃを選ぶ際の参考にしてみてください。
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