オーボエは、湿気や温度変化で楽器にダメージが出やすい、とってもデリケートな楽器です。
また細かなキーがたくさん組まれているので、持ち運びに注意しなければ、楽器に不具合が出てしまうことも。
そんなオーボエをやさしく守ってくれるオーボエケースがあれば、持ち運びの時に神経を使いすぎなくていいので楽ですよね。
できれば見た目もかわいい商品なら最高!
そこで、女子に人気の「かわいい」「持ち運びが楽」なオーボエケース10選をご紹介します。
かわいいオーボエケースとは
オーボエは、分解してケースに入れて持ち運びます。
普段、学校などの決まった場所から持ち出す機会が少なければ、楽器を買った時に付属していたハードケースを使えば良いでしょう。
しかし持ち運びの機会や遠征が多い場合は、さらに「持ちやすいケース」や「ケースカバー」に入れて運ぶのがおすすめ。
もしこれからそんな持ち運び用のオーボエケースやオーボエケースカバーを購入するなら、かわいい商品にすると他人と差をつけられますよ。
旅気分になれるボストンバッグのようなタイプや、スーツケースのようなデザインのタイプもあるので、チェックしてみましょう。
かわいいオーボエケースを使うメリット
自分の楽器が一目瞭然
一般的なオーボエのケースは、楽器購入時についてくるような、黒色の木製ハードケースですね。
このタイプは、クラリネットのケースにも似ているので、何か目印をつけないと、他の人のケースと間違えやすいほどシンプルです。
そこで、かわいいデザインのケースカバーなどを使えば、大勢が集まる練習場所や楽屋でも、自分のケースが一目瞭然。
楽器の取り違えが起こりにくく、安心して持ち運べるようになりますよ。
かわいいだけではなく高機能
かわいいオーボエケースの中には、外見的な良さだけでなく、高機能な商品もあります。
例えば、防水加工の素材が湿気から楽器を守ってくれるケース。
他に、繊細な木管楽器にとっては大敵の「揺れ」から守るため、中でハードケースを固定できる仕様になっているケースカバーも。
楽器以外の楽譜や練習小物も、一緒にたくさん入るタイプもあるので、便利ですよ。
練習意欲が上がる
楽器ケースをかわいいものにすれば、練習するときのワクワク感を引き出してくれます。
練習は時には面倒でつらいこともありますが、好きなデザインのかわいい楽器ケースを使えば、楽しい気分になれそう。
周りの人に「それどこの?」と羨ましがられるようなデザインのケースなら、練習意欲が自然と上がりそうですね。
かわいいオーボエケースの選び方
ではかわいいオーボエケースを選ぶ時、デザインの好み以外ではどんなことに気を付けて選べばよいのでしょうか。
見た目のかわいさはもちろんですが、次のような点もチェックしてみてくださいね。
クッション性が高いものを選ぶ
オーボエはたくさんの細かなキーがついた、繊細な楽器です。
ケースの中でガタガタ揺れることが多いと、ネジが緩んでキーの調子がおかしくなり、演奏に支障をきたす場合があります。
そのため、オーボエケースはクッション性の高い構造のものを選ぶといいですね。
ケースカバーを使うなら、楽器ケースをケースカバーに固定できるのが理想的。
持ち運びや移動中に、少しでも楽器へ衝撃を与えないですむ商品を選びましょう。
イングリッシュホルンと「2個持ち」が多いならダブルケースに!
オーボエ奏者は、「持ち替え」としてイングリッシュホルンも担当することがあります。
この場合、1人で2つの楽器を持ち運ばなくてはいけない上、イングリッシュホルンを置くためのスタンドなども必要です。
ハードケース2種類に分けて持つのもよいですが、「ダブルケース」を用意すれば1ケースに2つの楽器の収納が可能に。
(ダブルケースは、オーボエケースにイングリッシュホルンも入るようになっている、大きめのケースのこと。)
もしも頻繁に楽器の2個持ちが発生する場合は、ダブルケースも取り入れると、移動が楽ですよ。
できるだけ小物がたくさん入る「収納多め」なタイプを選ぶ
オーボエは楽器本体以外にも、持ち運ぶ物が多いですね。
木管楽器にしては大きめのリードケースや、リードのメンテナンスをするグッズ、楽器スタンド、チューナー、譜面、教本など。
そのため、楽器を入れるスペース以外にも、小物がたくさん入るポケットなどがついていると、コンパクトに持ち運べます。
できるだけ「収納多め」なケースを探してみるといいでしょう。
かわいいオーボエケースおすすめ10選
では実際に、かわいい人気のおすすめオーボエケース10選をご紹介します。
デザインと機能、両方を重視して選んでみました!
C.C.シャイニーC.C.シャイニーケースⅡオーボエ用 パステルブルー(CC2-OB-PBL)
C.C.シャイニーケースⅡは、全20色から好みのかわいいカラーを選べます。
お手持ちのハードケースに楽器を入れ、それをこちらのケースに収納して使ってください。
クッション材が付いていて、たいていのメーカーのハードケースを安定して納められます。
丈夫で軽く、ストラップ付でリュックのように背負うか、ショルダー式にして持つことも可能。
バムオーボエケース トレッキング 赤(3029SBH)

黒地に赤色が映える、ツートーンカラーのかわいくスマートなデザインのケース。
オーボエケースとカバーの一体型で、背負えるリュック式です。
ポケットが広く、リードケースなどの小物も入れられて便利ですよ。
このケースは「レッド・ブラック・ブルー」の三色がありますが、どの色のケースも、ファスナーに赤いひもがついています。
目立つので、ファスナーの閉め忘れを防止できますよ。
Roiウォータープルーフバックパックワインレッド クラリネットケース/※オーボエケースも収納可(roi-bp-wr)
こちらはRoiのクラリネット用のリュック型ケースですが、オーボエにも使えます。
色はかわいいワインレッドで、他にピンクやオレンジ、水色など9色のバリエーションがあり選べますよ。
内側が厚手のクッション素材になっており、ハードケース(別で購入)に入れたオーボエをやさしく持ち運びするのにピッタリ。
外側は撥水生地に防水仕様のファスナーなので、水分からも楽器をガード。
ポケット収納もたくさんついています。
かわいいオーボエケースの使い方
オーボエケースを使う時は、以下の3つに気をつけてください。
ベテラン奏者でも、ついついこうした失敗はやってしまいがちな「オーボエあるある」なので、よく確認しましょう。
「ケースの上下を確認」して開ける!
ケースを開ける時は、ケースの上下を確認して開けるようにしましょう。
オーボエケースは、どちらの面が上か下かわかりにくい商品もあります。
適当に開けたら、下面が上側になっていて、開けたとたんに楽器が落ちてきた!なんてこともありがち。
また、上下がはっきりわかるようなデザインのケースやケースカバーを使うのも、いいですね。
演奏後はお手入れをしっかりしてから納める!
オーボエは湿気や温度変化に非常に敏感な楽器です。
演奏後にケースにしまう時は、管の中や接続部の水分を、スワブなどを使って丁寧に取り除きましょう。
タンポについた水分も、クリーニングペーパーで念入りに除去します。
楽器についた手の脂分も、クロスでしっかり拭き取っておきましょう。
毎回の手入れを丁寧にしておけば、楽器が長持ちして良い音色で演奏できますよ。
「ファスナーの閉め忘れ」に注意してケースを閉める!
オーボエ奏者がたまーにやってしまうミス。
それが「片付ける時、ケースのファスナーを閉め忘れ、背負った時にケースが開いて楽器が落下…!!」という失敗です。
楽器を収納したら、ケースのファスナーをしっかり閉めるのを忘れずに!
ファスナーに目立つ色のひもがついたタイプのケースを選ぶとか、自分で目立つ印をファスナーにつけると、閉め忘れにくいです。
かわいいオーボエケースの代用品は?
手近にあるものを、オーボエケースとして代用することも可能です。
以下のようなケースなら、自己責任にはなりますが、オーボエケース代わりに使えますよ。
すぐに専用ケースを用意できない時などは、利用してみてもいいでしょう。
クラリネット用ケース・フルート用ケース
オーボエのハードケースを入れられる、と明記されているものなら代用できます
ノートパソコン用ソフトケース・バッグ
クッション性が高いものなら代用できます
クッション性の高いリュック
オーボエのハードケースが入る大きさのものなら代用できます
まとめ
オーボエを持ち運ぶときは、丈夫でかわいいオーボエケースに入れれば、安全に、愛着をもって運べます。
少しでもコンパクトで衝撃に強く、気持ちを上げてくれるかわいいケースで、楽しく運べるといいですね。
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