ピアノペダルは、ピアノを演奏する際に多くの曲で使用するもの。
ピアノペダルは時には素足で、また別の演奏では外履きを使って使用します。
ですが、足元にあるため汚れや傷がついても気づかなかったり、いつの間にかほこりが溜まったりする場合もあるでしょう。
そこで今回は、ペダルの状態をきれいに保ってくれるピアノペダルカバーに関しておすすめの10商品を、選び方や作り方と合わせてご紹介します。
ピアノペダルカバーとは
多くのピアノには3つのピアノペダルがついており、ピアノペダルを使うことでピアノの音がより豊かになります。
- 左側のペダル:1音だけを響かせる機能がある
- 真ん中のペダル:グランドピアノでは音をソフトに、アップライトピアノでは音を小さくする役割
- 右側のペダル:演奏の際に音をきれいに響かせる役割
そんな演奏の際に欠かせないピアノペダルですが、ほこりが入ってしまったり傷がついて欠けてしまったりすると、十分なパフォーマンスができない可能性があります。
ピアノペダルカバーには、ピアノペダルをきれいな状態に保ち、本来の演奏ができるようにする役割があるのです。
ピアノペダルカバーを使うメリット
ほこりや傷からピアノペダルを守ってくれる
ピアノペダルカバーをピアノペダルにつけておけば、ほこりが溜まったり傷がついたりするのを防げます。
毎日演奏する前や後にしっかり掃除ができれば良いのですが、目につきにくい足元はついつい見逃してしまいがちです。
そしてほこりがピアノ内部に入り込んだり、気づいた時には欠けてしまったりしていると簡単には修理ができない可能性があります。
ピアノペダルカバーをかぶせておくと、ほこりや汚れによるトラブルを避けられるので満足の行く演奏に近づくことができるのです。
インテリアとして楽しめる
ピアノペダルカバーのデザインは、部屋のインテリアとして楽しめます。
ピアノペダルカバーは、独立した商品として売られている場合と、ピアノ本体のカバーや椅子のカバーとデザインを統一して販売されている場合があります。
またピアノカバーをオーダーメイドで作る際に、ピアノペダルカバーも一緒に頼めることもあります。
ピアノは部屋のなかでも大きな部分を占めるので、部屋に調和したデザインや自分の好きな模様を選べば、部屋の中をより魅力的にしてくれるでしょう。
錆びや汚れを隠せる
ピアノペダルを長年使っていると、汚れだけではなく錆やくもりが生じてしまうことがあります。
そこでピアノペダルカバーを装着すると、落とせなくなってしまった汚れを隠すことができるのです。
汚れや錆は簡単に落とせない場合も多く、長い間使っているからと諦めてしまいがちですが、ピアノペダルカバーをつけてしまえば簡単にデザインを一新できます。
錆や汚れが気になってはいるけど、どうするべきか迷っている時は好みのデザインのピアノペダルカバーをつけてみましょう。
ピアノペダルカバーの選び方
好きなデザインを選ぶ
ピアノペダルカバーを選ぶ際は、まずは自分の好きなデザインを検討しましょう。
演奏の際には毎回付けたり外したりするので必ず目に入るため、自分の気分が上がったり演奏のやる気が出たりするデザインが良いでしょう。
ピアノペダルカバーは商品数が多くはないので、目に入った商品を購入してしまいがちですが、デザインを吟味してからの購入をおすすめします。
気分ががらっと変わって演奏が楽しくなりますよ。
ピアノカバーや椅子カバーと同じデザインを選ぶ
ピアノペダルカバーのデザインを、ほかの部分のカバーと揃えることが可能です。
ピアノを保護するカバーは、ピアノ本体のカバー、椅子を保護するカバー、そして鍵盤カバーなどいくつか種類があります。
またピアノカバーやほかのカバーをオーダーメイドで購入している場合は、販売店舗に問い合わせると同じデザインのピアノペダルカバーを販売していたり、作ってくれたりする場合もあります。
ピアノカバーや椅子カバーと同じデザインにすれば部屋に統一感がもたらされます。
また、あらかじめ同じデザインで買うと決めておけば悩まずに購入できます。
どのようなカバーを選ぶか決められない場合は、ピアノのほかの部分のカバーと同じデザインの商品を検討してみましょう。
根元のゴムの有無でカバーを選ぶ
ピアノペダルカバーには、料理の際に使うミトンのようにそのままはめるだけのタイプと根元がゴムやマジックテープになっているタイプがあります。
家に大人しかいない場合はどちらのタイプを選んでもかまいませんが、ペットや小さな子どもがいる場合はゴムでしっかりと留められるものを選びましょう。
というのも、ピアノペダルはペットや子どもの目線の高さの近くにあるため、外してしまう可能性が高いからです。
さらに、ピアノペダルは小さいためおもちゃとしてどこかに持って行ってしまうと紛失してしまう場合もあります。
演奏する人だけではなく、周りにいる人によってもピアノペダルカバーを使いわけるようにしましょう。
ピアノペダルカバーおすすめ10選
TBESTピアノペダルカバー(Tbestg8m0rhvoqk-01)
内側にしっかりとゴムが入っていて、しっかりとペダルを保護してくれるカバーです。
生地に高級感があり、ピアノや部屋の雰囲気を壊すことはありません。
肌ざわりの良い生地でピアノペダルにひっかかることもないので、装着も簡単に済ませられます。
ユニバーサル3ピースピアノペダルカバー
落ち着いたコーヒー色か、鮮やかな青からカラーを選択できます。
ピアノペダルカバーは落ち着いた色合いの商品が多いので、周りと違った色を使いたい場合は青をおすすめします。
汚れに強く耐久性のある素材で作られており、長い期間装着できます。
根元にしっかり留められるように内ゴムが入っており、簡単に外れないような工夫がなされています。
Sinydeベルベットピアノペダルカバー(型番)
ワンコインで購入可能な、コストパフォーマンスの良さが魅力のピアノペダルカバーです。
ピアノペダルカバーをつけるべきか迷っているか、付けた後の印象を知りたい人にはまず購入をおすすめします。
カラーは黒・紫・赤紫から選択でき、紫と赤紫は鮮やかな色ながら落ち着きのあるデザインとなっています。
Clear Skyピアノペダルカバー
ト音記号のデザインが可愛らしいピアノペダルカバーです。
マジックテープで根元を留められるようになっているため、装着したまま演奏してもずれはほとんどありません。
同じデザインのピアノ椅子カバーも販売されているので、合わせてつけると部屋の雰囲気が柔らかくなりそうです。
スエード生地を使っており、気持ちの良い質感を味わえます。
Fenteerベルベット製ピアノペダルカバー
根元のビジューが目を惹くピアノペダルカバーです。
ビジューの下は弾性ベルトになっていて外れにくくなっています。
また、カラーバリエーションが豊富で黒・紫・緑・赤・青・キャメルの6色から選べます。
ベルベット素材からは高級感も感じられ、部屋のインテリアとして一役かってくれそうです。
sleeri3本セットピアノペダルカバー
つるっとした生地がほこりから守ってくれそうなピアノペダルカバーです。
合成皮革であるPUは、軽量でしわが出来にくいというメリットがあり、定期的なお手入れで長期間使用可能になります。
カラーは黒いピアノと融和するブラックで、ピアノの持つ高級感をひきたててくれます。
Vaguellyピアノフットパッド
ふっくらとしたデザインのピアノペダルカバーが多いなかで、一見するとぺたんこなデザインが特徴的な商品です。
根元にゴムやベルトはありませんが、滑りやすい生地ではないため小さな子どもやペットが簡単に外してしまう心配はありません。
レザーで作られているため、生地の持つ高級感が魅力で、演奏のモチベーションをあげてくれます。
甲南ピアノペダルカバーセリーヌ(ひも付)スエード調
ペダルカバーの根元を紐で結ぶタイプのピアノペダルカバーです。
グリーン・エンジ・ブラック・ブラウン・ダークブラウンの5色展開で、どれも控えめで落ち着いた色になっています。
手洗いで洗濯可能なので、汚れてしまっても安心です。
甲南のセリーヌはピアノや椅子のカバーも取り扱っているので、デザインを統一してみても良いですね。
吉澤ピアノペダルカバー(PP-KRT)
キルティング生地と、ワンポイントで取り付けられたタグがかわいらしいピアノペダルカバーです。
根元はマジックテープでしっかりと留められるため、とれてしまう心配がありません。
製造メーカーである吉澤は、ピアノのデザインの文房具からピアノカバーまで幅広いグッズを取り扱っています。
そのため、ピアノペダルカバーのデザインとマッチするピアノカバーや椅子カバーを検討することも可能です。
吉澤ピアノペダルカバー(PP-3)
落ち着いたカラーが印象的なピアノペダルカバーです。
カラーはブラックとエンジの2色があり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
価格もお手頃なので、2色とも買って色の違いを楽しんでも良いですね。
根元もしっかりとゴムでしまっているため、装着したまま演奏しても大丈夫です。
ピアノペダルカバーの使い方
常時ピアノペダルにつけておく
ピアノペダルカバーの使い方としてまず考えられるのは、常にピアノペダルにつけたままにしておく方法です。
ピアノペダルカバーをずっとつけておくメリットとして、知らない間に傷がついたりほこりをかぶったりする心配が無い点が挙げられます。
ただし、演奏の時も装着したままになりますので、ピアノペダルカバーはしっかり固定されている商品を選びましょう。
また発表会などでペダルの感覚に戸惑うことの無いように、ペダルの質感をしっかりと感じられる生地のカバーを選択すると良いですね。
演奏しない時だけつける
次の使い方は、演奏中だけピアノペダルカバーを外し、ピアノを使っていない間は常に装着しておく方法です。
この使い方であれば、演奏中はペダルのリアルな質感を感じられます。
また演奏時以外は保護されているので、気づいたら汚れていたという問題もありません。
ただし、演奏の際にピアノペダルを傷めないように、靴底が硬い靴や、傷がつきそうな素材でできた履物は使わないようにする必要があります。
掃除などほこりがかかりそうな場合のみ使う
最後の使い方は、掃除や洗濯物を干す時など、部屋にほこりが多く飛びそうなタイミングのみ装着する方法です。
高い頻度で付けたり外したりするようになるので、ピアノペダルにほこりや汚れがついていても溜まる前にすぐ見つけられます。
また、ピアノのペダルの本来の材質をそのまま感じられます。
必要最低限の時間だけカバーを装着し、それ以外の時間は鑑賞を含めてピアノ本体を楽しみたいという人はこちらの方法がおすすめです。
ピアノペダルカバーの代用品は?
ピアノペダルカバーは、椅子やテーブルの脚につけるカバーや小さめの靴下、子ども用のミトンなどで代用できます。
特に脚カバーは100円ショップや家具店など多くのお店で取り扱われており、生地や模様のバリエーションも豊富なためおすすめ。
また子どものサイズアウトしてしまった靴下やミトンをピアノペダルカバーとして活用できます。
靴下もミトンも様々なデザインがあるため、ぴったりな代用できるデザインを見つけてみましょう。
ピアノペダルカバーの手作り方法は?
ピアノペダルカバーは、身近にある布で手作りできます。
ペダルを覆えるように生地を用意すれば良いのであまり大きさは必要なく、他のものを作ったあとに残った生地でも活用できます。
インターネットで作り方を調べる時は、ベビーミトンや椅子脚カバーの作り方を参考に生地をかたどると良いでしょう。
また使わなくなった靴下やミトンをペダルの大きさに合わせて裁断すれば、ゴムや折り返しの部分を活用できるのでより簡単に手作りできます。
まとめ
ピアノペダルカバーはサイズこそ小さいですが、ピアノペダルを綺麗に保ったり傷や汚れを隠してくれたりと様々なメリットがあります。
ピアノとは長い付き合いになるので、ピアノペダルカバーを活用してできるだけ綺麗な状態を保って行きたいものです。
今回紹介した内容を参考に、お使いのピアノにぴったりのピアノペダルカバーを選んでみてくださいね。
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