ピアノ発表会に出ることが決まったとき、ステージで何を着ようかと考えるのも楽しみですね。
衣装選びも大切ですが、実は靴選びも同じくらい大切なのです。
靴の選び方を間違えてしまうと、ステージで綺麗に歩けない、ペダルが上手く踏めない…と演奏に影響が出ることもあります。
また、ヒールのついた靴ならどれくらいの高さがふさわしいのか?という点についても、詳しく解説していきます。
ピアノ発表会にぴったりの靴を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
ピアノ発表会ではヒール靴がふさわしい?
ピアノ発表会では、ドレスなどの衣装を着る場合が多いと思います。
そうなると、足元もドレスに合う靴を選びたくなりますね。
ドレスとの相性を考えると、ヒールのあった靴のほうが素敵に見えます。
ただ、「演奏するのにふさわしい靴」という点で考えると、ヒールのある靴でも大丈夫か慎重に選ぶ必要があります。
ペダルを踏む曲であればヒールの高さもよく考え、演奏の妨げにならない靴を選びましょう。
ピアノ発表会で履くヒールの最適な高さ
小学校低学年のお子さんまでは、ヒールのない靴を選ぶのがいいでしょう。
普段ヒール靴に慣れていないため、発表会のときだけ履くとなると、歩き方もぎこちなくなってしまいます。
高学年になれば1~2㎝の低いヒールなら選んでも大丈夫でしょう。
そのころになると靴のサイズも20㎝を超えてくるため、低いヒールの付くものが多くなりますね。
大人の方なら、普段ヒールを履きなれている方でも5㎝以内にするのがおすすめです。
普段ヒールを履き慣れていない方や、ペダルをたくさん踏む曲なら、ヒールが低い靴かヒールなしの靴が安心でしょう。
ピアノ発表会でヒール靴を履くメリット
ドレスとの相性がいい
華やかなドレスに合わせて履く靴は、できたら同じ雰囲気の靴を選びたいですね。
ヒール靴を履くことで上品さや大人っぽさが出るため、ドレスと合わせて見ると雰囲気が統一されて綺麗です。
ドレスとの相性を考えるとヒール靴はベストといえるでしょう。
スタイルアップして見える
ヒール靴を履くと、それに合わせて脚も長く見え、スタイルアップして見えます。
縦のラインが強調され、全身がスッと見えるので背を高く見せたい女性にもおすすめです。
発表会は人から「見られる」場面も多く、またせっかくのステージなので、女性ならより素敵に見せたい気持ちもありますね。
ピアノ発表会でヒール靴を履くデメリット
ペダルが踏みにくい
ペダルを踏む曲では、ヒールが少しあるだけでも感覚が変わってきます。
普段、家で練習するときは靴を履かず、素足に近い状態でペダルを練習しますよね。
そのため、発表会にいきなりヒール靴でペダルを踏むと、感覚がいつもと違ったり上手に踏めなかったり…という恐れもあります。
ステージで綺麗に歩くのが難しい
普段ヒールを履きなれている方でも、大勢の聴衆の前に出てたった一人で歩くことを想像してみてください。
広いステージなら、中央のピアノに向かうまで、意外と長い距離を歩くことになります。
またステージが高い場合、お客さんからの目線とステージは同じ高さになり、歩く姿が終始よく見えます。
緊張の中でヒール靴を履きながら綺麗に歩くのは、意外にとても難しいのです。
ピアノ発表会で履くヒール靴の選び方
自分にあうヒールの高さを選ぶ
履く人の年齢、また普段ヒールを履きなれているかどうかによって、ヒールの高さはよく考えましょう。
迷ったら、できるだけ低いほうのヒール靴が望ましいですね。
またペダルを頻繁に踏みかえる曲を演奏する場合も、ヒールの高い靴を選んだために踏みかえが大変…ということは避けたいです。
ヒールの形が太く安定しているものを選ぶ
ヒールにも色々な形のものがありますね。
ペダルを踏みかえるときは、かかとだけで支えるため、地面との接地面が狭いほど不安定になります。
ピンヒールと呼ばれる細いヒールは、踏みかえのときに安定しないため、グラグラして滑りやすくなってしまいます。
反対にブロック(四角い)ヒールなどの、接地面が広い形のヒールなら、しっかりと支えられるので安心ですね。
靴底が薄く柔らかいものを選ぶ
靴底が厚いと、足裏の感覚がペダルまで伝わりにくいため、踏むタイミングがうまくいかない恐れがあります。
理想は、家で練習しているような素足に近い感覚の靴底です。
そのため、感覚が伝わりやすい薄くて柔らかい靴底がいいですね。
靴底が滑りにくいものを選ぶ
ヒールが付いていても、靴底に溝があるなど滑りにくいものなら、歩くときも安心です。
ドレスでも裾が広がっているものや、丈が長いものを着る場合、着ている本人から足元が見えにくくなります。
当日、雨が降った場合なども滑りにくい靴底なら安心して過ごせますね。
ピアノ発表会で履くヒール靴おすすめ10選
DIANA(ダイアナ) フラットシューズ 日本製 リボン バレエシューズKW41358(B09P7S83KS)
靴ブランドで有名なDIANA(ダイアナ)のバレエシューズです。
ヒールはおよそ1㎝のため、ピアノ演奏にも安心でしょう。
大きめのリボンとゴールドの金具が、フェミニンながら上品な印象を与えます。
全体にもラメが施されており、ドレスに負けない華やかさは、さすがダイアナと言えるでしょう。
アミアミ Tストラップパンプス KK1815(B0B9WJYPQC)
1.5㎝ヒールのこちらのパンプス、Tストラップで脚を長く綺麗に見せてくれます。
低いヒールでも品よく見えるので、学生の方でも似合いそうです。
中は低反発インソールとクッションを使用しており、履き心地も保証付きですね。
HIMIKO(ヒミコ) Vラインスクエアトゥフラットパンプス/621101(B09NP3P9CB)
Vラインのカッティングが綺麗なHIMIKOのパンプスです。
脚を美しく見せてくれる靴なので、普段でもぜひ履きたいですね。
3㎝の安定した太目ヒールのため、ペダルの踏みかえも心配ありません。
素材は本革、色は4色から選べ、シルバーはステージでも綺麗に見えます。
オリエンタルトラフィックローヒール パンプス 15307(B09GG713VH)
足の甲部分にかかるストラップには大きめのビジューが付いており、発表会にぴったりの豪華さが感じられます。
中はクッション性に優れているため、包み込まれるような履き心地で足が痛くなりません。
ヒールも3㎝と低いため、普段ヒールを履き慣れていない方にも安心ですね。
レディワーカーアシックス商事 スクウェアトゥ パンプス LO-17130(B01MU0I85C)
「ライバルはスニーカー」がキャッチコピーのこちらのパンプスは、あのアシックスが履き心地にこだわって作った一足です。
シンプルな黒のパンプスですが、長時間履いても痛くならない、歩きやすいなど機能面に優れています。
靴底も滑りにくい造りで、3.5㎝の太めヒールも安定感があり、ピアノ演奏にぴったりと言えるでしょう。
オリエンタルトラフィック ポインテッドトゥパンプス 21311(B09QQCYMYS)
品よく見えるスエード生地に、甲部分には豪華なビジューのバックルが付き、華やかさではステージでも目立つこと間違いなし。
2.2㎝のローヒールにもさりげないゴールドのラインが入り、上品さに加え安定感もあります。
華やかな発表会にぴったりの一足と言えるでしょう。
マーレマーレデイリーマーケット リボンフラット定番カラー SD007451(B07F2K6ST2)
2.5㎝太めヒールのこちらの靴は、シンプルな黒のパンプスに小さめリボンがついた可愛らしいデザインです。
日本製のため、履き心地には特にこだわって作られています。
ソールには屈曲性があるため靴底が柔らかく、ペダルを踏みかえる際にも足裏の感覚が伝わりやすいでしょう。
卑弥呼(ヒミコ) リボンバレエシューズ 耐水624101(B09YYPFCPY)
こちらは耐水性に優れた晴雨兼用パンプスのため、雨の日でも滑りにくい靴底になっています。
もちろん機能面だけでなく、小さく付いたリボンやエナメルの光沢が、発表会にもふさわしい雰囲気です。
ヒールは4.5㎝ありますが、太めヒールのため安定感は抜群です。
Gengzee ダンスシューズ (B0BW9V7ZFT)
ダンスシューズでピアノ発表会に出て大丈夫なの?と思われるかもしれませんね。
ダンスシューズは激しい動きにも対応でき、軽量で靴底の屈曲性にも優れているため、まさにペダルを踏むのに適しているのです。
ヒールも3.5㎝で、見た目と機能性を両立した、ちょうどいい高さと言えるでしょう。
リトルピアニスト ピアノの演奏専門のシューズ コンサート用(B07C15P1SM)
まさにピアノ演奏のために研究し開発された、ピアノ演奏専門の靴になります。
ペダルを踏みかえる感覚や、踏む深さまでコントロールできるとのことで、ピアノ愛好家やピアニストにも支持されています。
ヒールの高さは6㎝ありますが演奏には問題なく、思った通りのペダリングが叶うでしょう。
お値段も張りますが、発表会で安心して履ける靴であることは間違いないですね。
まとめ
ピアノ発表会にふさわしい素敵な靴を選んだら、履いてペダルを踏む練習、歩く練習を何度か行いましょう。
安心できる靴を履いてステージに上がれば、演奏も落ち着いて臨めますね。
心に残る発表会になるため、この記事がお役に立てれば幸いです。
売れ筋ランキングも
チェックしよう!