- ウクレレを始めたいけど、いくらくらいの物を買えばいいのかな?
- 安いウクレレでも大丈夫?後悔しないのかな?
- ネットショップには商品がありすぎて選ぶのが大変
ウクレレはとても始めやすく、すぐに弾けるようになる魅力的な楽器です。
でも、初心者の方は特に「どれを買ったらいいのかわからない」とお困りではないでしょうか。
安いウクレレで気軽に試してみたいけれど選び方がわからないというそんな方に、安いウクレレおすすめ10選をご紹介します。
安いウクレレとは
ネットショップを見てみると、1,000円台で「ウクレレ」として売られているものがあります。
しかしこれらの多くは、ウクレレの形をしたおもちゃであると思ったほうがいいでしょう。
なぜなら、音の高さを合わせることが難しく、楽器として曲を演奏するのには無理があるからです。
楽器としてのウクレレで、最も安い価格は3,000円くらいからですが、初心者におすすめの安いウクレレとしては、4,000円から1万円くらいが目安になります。
意外にリーズナブルですから、ちょっと迷っている方でも思い切って始められそうな価格帯です。
安いウクレレを購入するメリット
初心者でも気軽に練習を始められる
ウクレレの魅力は、少し練習すれば簡単な曲ならすぐに弾けるようになること。
「難しくて弾けないかもしれない、続かないかもしれない」という心配は無用です。
とにかく一度手にとってみることが重要です。
安いウクレレと高価なウクレレの違いは、音質の良さ、装飾の有無、職人の手作りかどうか、といった点。
とはいえ、音質の好みは人それぞれですし、安いものなら自分でペイントすることも気軽にできます。
初心者が練習するためなら、高価なウクレレにこだわる必要はありませんよね。
屋外にも持ち出せる
ウクレレは比較的小さな楽器で、電気も不要、持ち運びしやすいのが大きなメリット。
キャンプや海辺に持って行って、外で楽しむのにぴったりな楽器です。
車での長時間移動で退屈しそう、そんな時にも役立つのではないでしょうか?
安いウクレレなら、外に持ち出して汚したり壊したりする可能性があっても、あまり気にならないのが良いところですね。
安くても、水濡れや高温のダメージを受けにくい素材のウクレレもあります。
子どもにおすすめ
子どもがミュージシャンの映像などを見て、ギターに憧れを持つパターンは多いかも知れませんが、ギターは子供が抱えるには大きいし、意外に置き場所も取ります。
その点、ウクレレは子供にピッタリのサイズなので、気軽に持たせてみることが可能ですね。
最近は小学校の音楽の授業にも取り入れられているウクレレ。
リコーダーや鍵盤ハーモニカと変わらない価格で、子供の音楽の可能性を広げることができそうです。
2本目を選ぶ楽しみ
最初は安いウクレレで、弾けるようになるまで練習する。
その後、もっと明るい音が好き、弾きやすさを極めたい、ソロに挑戦したい…といった気持ちの変化があるかもしれません。
自分がウクレレとどんなふうに付き合っていきたいのか、それがわかってきたら2本目を購入すればいいのです。
まず安いウクレレで始めてみて、自分の好みを見極めてから、次のウクレレを探すのも楽しみの一つですよ。
安いウクレレを購入するデメリット
チューニングが狂いやすい
安いウクレレですと「チューニング」が狂いやすい商品もあります。
4本の弦が出す音を正確に調節する作業ですが、これをこまめに行わないと、音程が狂ってきてしまうのです。
チューニングのしやすさを大きく左右するのが「ペグ」という弦の張り具合を調節する部分。
このペグがネジをそのまま差し込んだような形の「フレックスペグ」というタイプのものに注意しましょう。
初心者がチューニングをする難易度が上がりますので、避けたほうが無難です。
音質が劣るものもある
安いウクレレは高価なウクレレに比べると、やはり音質で劣ると言えるでしょう。
しかし音質は人それぞれの好みによるところが大きいもの。
また、初めてウクレレを弾く人なら、どれがいい音か?という判断もつかないことがあるのではないでしょうか。
したがって、これから練習を始める初心者なら、音質のデメリットはあまり気にしなくても良い、と言えそうです。
音量が足りなく感じることもある
高価なウクレレの評判には「よく鳴る、よく響く」というものがあります。
それに比べると安いウクレレは、あまり大きな音が出せないという点がデメリットかもしれません。
しかし初心者が家で練習するなら、むしろ音量は控えめな方が都合が良いのではないでしょうか?
ステージで演奏するほど上達するまでは、安いウクレレでも大きな問題ないでしょう。
仕上げの丁寧さに欠ける
職人が手作りしている高価なウクレレと、工場生産の安いウクレレでは、仕上げの丁寧さに差が出るようです。
安いウクレレでは、部品の端に「バリ」と呼ばれる出っ張りやギザギザが残っている場合があります。
また、表面の塗装のムラが気になる、といったことも。
これらはヤスリで削ったり、自分でペイントして対応することが可能です。
安いウクレレだからこそ、DIYにも挑戦しやすいですよね。
高音域で音がずれることがある
高音域とは、ウクレレの本体側に近い、高音を出す時に押さえる部分のこと。
安いウクレレでは、高音域でピッチ(音の高さ)が少しずれてくる、という口コミが時々見られます。
しかし高音域を多用するのは、上級者向けの演奏。
初心者のうちはあまり高音域を使用することはないので、気にしなくても良さそうです。
品質保証されていない商品がある
ネットでの買い物に共通することですが、中古品や海外発送のウクレレには注意が必要です。
楽器専門店の中古品なら品質はチェックされていますが、個人のやり取りでは楽器の状態は保証できません。
購入してみたら思いもしない故障が隠れていた、という可能性があります。
また、海外発送のものは長い輸送中の破損が心配です。
あまりに安いものは、誰がどこから発送するのか、確認しましょう。
安いウクレレの選び方
ソプラノかコンサートから選ぶ
ウクレレにもいくつかのサイズがありますが、子どもや女性が初めて持つなら「ソプラノ」サイズがいいでしょう。
最もポピュラーなサイズで、全長は約53cm。
手の大きい人や、男性には「コンサート」サイズもおすすめです。
ソプラノよりも少し大きい全長約60cmで、出せる音の数も多くなります。
弾き語りの伴奏だけでなくソロ演奏なども楽しみたいなら、コンサートサイズを選ぶのも一案です。
ギアペグ&チューナーは必須
チューニングのしやすさを考えて「ギアペグ」が使用されているものを選びましょう。
ギアペグなら、チューニングの際に細かな調節がしやすく、ストレスがありません。
またぜひ揃えておきたいのが「チューナー」というアイテム。
弦が正しい音を出しているかどうか、確認しながらチューニングをすることができます。
付属品として、チューナーが最初からセットになっている商品もありますよ。
素材から選ぶ
ウクレレは、材料となる木材の種類によって音質が変わります。
しかし初心者が使う安いウクレレなら、あまりこだわる必要はありません。
あえて言うなら、マホガニーはウクレレ定番の木材で、温かい音色が期待できます。
また、複数の板を貼り合わせた「合板」は比較的丈夫、一枚板の「単板」は音の響きがいい、という違いがあります。
木材ではなく環境の変化に強い「カーボンファイバー」という素材もあります。
見た目から選ぶ
ウクレレは愛らしい見た目も大きな魅力の一つ。
好きな色や形、キャラクターなど、お気に入りのデザインならますます愛着がわき、練習にも身が入りますよね。
また万が一、飽きてしまって弾かなくなったとしても、かわいいウクレレなら飾っても楽しめます。
ウクレレ用の壁掛けアイテムを使えば、インテリアとして簡単に飾ることができますよ。
フレット数から選ぶ
フレット数とは、ピアノでいえば鍵盤の数のようなもの。
フレットが多いほど出せる音の数が増えます。
- ソプラノの多くは12フレット
- コンサートは17フレット以上
しかし初めから、「フレットが多い物を選ぶべき」というわけではありません。
初心者は、ジャカジャカとかき鳴らす「コード弾き」から練習するのがおすすめなので、12フレットあれば充分だといえるでしょう。
ナイロン弦が弾きやすい
ウクレレの商品紹介を見ていると、弦の種類も目に入ってきます。
安いウクレレの多くは「ナイロン弦」が使われています。
柔らかく、指で押さえやすい弦です。
他にはチューニングしやすい「フロロカーボン」という弦が使われていることもあります。
音や弾き心地が左右されるものではありますが、後から交換することも可能なので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんね。
安いウクレレおすすめ10選
初心者にもおすすめの安いウクレレ10選を、一覧表にしました。
「サイズ」「ルックス」「トップの素材」「コスパ」の4項目で比較していますので、重視するポイントを確認してください。
なお、ペグはすべてギアペグ仕様です。
タイトル | 詳細ページ | 品番 | サイズ | 見た目 | トップの素材 | コスパ |
キャプション | 詳細を見る | MK1 | ソプラノ | カラフル | ||
キャプション | 詳細を見る | U-SMILE | ソプラノ | かわいい | ||
キャプション | 詳細を見る | AU-1 | ソプラノ | |||
キャプション | 詳細を見る | UK-160PG/MH | ソプラノ | |||
キャプション | 詳細を見る | Nova U Mini | ソプラノ |
メーカー | 品番 | サイズ | ルックス | トップの素材 | コスパ |
MAHALO | MK1 | ソプラノ | カラフル | センゴン | ★★ |
MAHALO | U-SMILE | ソプラノ | かわいい | センゴン | ★★ |
ARIA | AU-1 | ソプラノ | スタンダード | マホガニー | ★★★ |
AlaMoana | UK-160PG/MH | ソプラノ | パイナップル | マホガニー | ★ |
Enya | Nova U Mini | ソプラノ | カラフル | カーボンファイバー | ★★ |
ELVIS | U100S | ソプラノ | スタンダード | マホガニー | ★★★ |
S.Yairi | YU-S-03MTS | ソプラノ | スタンダード | マホガニー単板 | ★★ |
KIWAYA | MN-20 | ソプラノ | かわいい | バスウッド | ★ |
S.Yairi | YU-C-03MTS | コンサート | スタンダード | マホガニー単板 | ★★ |
Enya | EUC-25D | コンサート | スタンダード | マホガニー単板 | ★★★ |
MAHALOウクレレ kahiko シリーズ (MK1)
【おすすめポイント】安い・色が選べる
日本のウクレレメーカー、マハロのカラフルなソプラノウクレレ。
驚きの低価格ですが、日本メーカーの安心感があります。(生産は中国)
チューニングはこまめにする必要がありますが、なんといっても安いのが魅力。
これなら小さなお子さんが少々手荒に扱っても気になりません。
たくさんの色から選べるので、お気に入りが見つかりそうです。
MAHALO ソプラノ ウクレレ アートシリーズ (U-SMILE)
【おすすめポイント】安い・笑顔がかわいい
にっこりスマイルのユニークなソプラノウクレレ。
本体に空いているサウンドホールが目になっている遊び心がいいですね。
色数も多く、兄弟姉妹に色違いで揃えてあげると喜びそうです。
チューニングはこまめに気長に行い、時間を掛けて弦を伸ばしていきましょう。
ARIAソプラノウクレレ(AU-1)
【おすすめポイント】シンプルな見た目・口コミ高評価
ウクレレ上級者の中にも、「最初はこれを買った」という人が多い、ARIAのソプラノウクレレ。
定番素材マホガニーが使用されており、これぞウクレレ、というシンプルな外観が好印象です。
フレットの位置がわかりやすい「ポジションマーク」もきちんとついており、初心者でも練習しやすいです。
AlaMoana ソプラノウクレレ パイナップル型(UK-160PG/MH)
【おすすめポイント】丸くコロンとした形・色も選べる
南国のパイナップルを思わせる形が魅力的なソプラノウクレレ。
心なごむかわいらしさで、プレゼントにも喜ばれそうです。
マホガニー材の木の質感をいかしたカラーと、深みのあるサンバーストの2色から選べるのも嬉しいですね。
作りは丁寧で、安いウクレレの割には高級感があると評判です。
Enya Nova U Mini 初心者ウクレレキット
【おすすめポイント】屋外に強い・個性的な見た目
こちらは木材ではなく「カーボンファイバー」という素材で作られたソプラノウクレレ。
水に濡れても拭くだけ、真夏の高温でも変形しないなど、アウトドアでガンガン使いたい人にはぴったりですね。
エレキギターのような個性的な外観も目をひきます。
チューニングしやすいフロロカーボン弦が使われていることもポイント。
フレット数が17あり、幅広い演奏に対応可能です。
まとめ
安いウクレレを買って、後悔したくないという気持ち、よくわかります。
サイズや素材、部品などのポイントを抑え、見た目でも好きだと思えるウクレレを選んでみてください。
きっと楽しく練習ができますよ。
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