ウインドシンセサイザーは一度目にしたら誰しもがその近代的なルックスに釘付けになり、音色・音質のクオリティーに魅了される電子楽器です。
購入を検討しているほとんどの人が複雑に並ぶ操作ボタンを見て、さらに頭を抱えていることでしょう。
- 音質は良いの?
- 商品選びのポイントは?
- 操作方法がわからない
本記事ではこのような悩みが解決し、ウインドシンセサイザーのおすすめ商品もご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、華やかなウインドシンセサイザーデビューを飾ってください。
ウインドシンセサイザーとは
管楽器の奏法(運指)でシンセサイザー音を演奏できる電子楽器のことです。
リコーダーと同じ指使いで演奏でき、息を吹けば音が鳴るので初心者に扱いやすい電子楽器なのです。
もう一つの魅力は、多彩な音色を扱うことができるので音楽の幅が格段と広がります。
ウインドシンセサイザーの選び方
モジュール機能
自分好みな音色を作る機能のことで、シンセサイザーの醍醐味的な部分です。
モデルによってモジュール機能の有無が異なりますので、この機能にこだわる人は商品説明をしっかり確認しましょう。
マウスピース
ウインドシンセサイザーを演奏するにあたって最も重要なポイントの1つが「マウスピース」です。
- くわえる圧力
- ブレスの強さ
- ブレスの流量
この3つの性能で演奏のしやすさが変わってきますので重要なチェックポイントと言えます。
運指モード
ウインドシンセサイザーの基本運指は誰もが馴染みのある「リコーダー」の運指になっています。
しかし、運指モードによってトランペット・フルート・オーボエなどの運指も使用できるモデルがあるので自分の演奏スタイルに合わせた運指モードを確認しましょう。
ウインドシンセサイザーおすすめ10選
AKAIアカイ Professional (EWI5000J)
ウインドシンセサイザーの定番モデルと言えばこの「EWI」シリーズです。
リコーダー運指以外にも、トランペット・サックス・フルート・オーボエの運指が使用できます。
オクターブローラ(8オクターブ)が搭載してあり演奏の幅が広がります。
Akai アカイ Pro (EWI Solo)
200種類のサウンドが内蔵されていて、どんなジャンルでも対応可能なモデルです。
スピーカーが内蔵してあり直感的な練習やパフォーマンスもでき、リバーブ・コーラス・ディレイの他にピッチチューニング・フィルターを調整することで自分好みのサウンドメイクもできます。
Rolandローランド Aerophone mini (AE-01)
初心者向けのモデルでコスパが良いウインドシンセサイザーです。
運指はリコーダーと同じで演奏しやすく、音色は6つに厳選されています。
スピーカー内蔵でバッテリー駆動にも対応、ヘッドホン端子も搭載してありどこでも演奏可能です。
RolandAerophone GO Digital Wind (AE-05)
手の小さい子供や女性に方でも持ちやすいコンパクトサイズのウインドシンセサイザーです。
11種類の音色も搭載してありコンパクトなボディーとは思えないほどのパワフルなサウンドと高音質を実現しました。
RolandAerophone GRAPHITE BLACK (AE-10G)
様々なジャンルの音色を扱えて、最新のテクノロジーを駆使したウインドシンセサイザーです。
音色の特徴で4種類のサックスをユニゾンで重ねた「サックス・セクション」と複数の管楽器を同時に鳴らすことができる「プラス・セクション」があり、演奏の幅が広がります。
RolandAEROPHONE (AE-20)
管楽器や民族楽器の音色をリアルに表現し、本格的なシンセサイザー音も扱える全265音色が内蔵してあるウインドシンセサイザーです。
デザインにもこだわっており一度目にしたら忘れることのない美しい流線型で、表現豊かなサウンドも兼ね備えています。
RolandAEROPHONE PRO (AE-30)
洗練されたデザインだけではなく、素材にもこだわり抜いた高級感溢れるウインドシンセサイザーです。
もちろん音質も申し分ないほど美しく、音色は300種類以上ありどのジャンルにもすぐさま対応できます。
YAMAHA Venova (YVS-100)
軽くてコンパクトなモデルで、直感的にどこでも演奏可能です。
リコーダーの運指で演奏でき、表現豊かな音色と本格的なサウンドを出すことができます。
YAMAHA Venova (YVS-120)
手軽で本格的なサウンドを奏でることができるモデルで、リコーダーと同じ運指で演奏できます。
丈夫なボディーにもこだわり水洗いもできて、日々の手入れも簡単にすることができます。
YAMAHA デジタルサックス (YDS-150)
デザインのインパクトが魅力的なウインドシンセサイザーで、ソプラノからバリトンサックスまで全73種類の音色を扱うことができます。
吹き心地の調整や運指のカスタマイズが可能で自分のスタイルに合わせた演奏が可能です。
ウインドシンセサイザーの演奏方法
構え方 (持ち方)
決まった持ち方はありませんが、ストラップを使用したサックスの構えが一般的な持ち方です。
ストラップを視点に、右手の親指と上の歯で管を支えます。
運指
基本運指は「リコーダー」です。
左手の親指でオクターブ移動があったりしますが、基本的には誰もが馴染みのある運指で簡単に演奏できます。
腹式呼吸
ウインドシンセサイザーは吹けば音が出ますが、上達のためにはブレスコントロールの技術が必要で腹式呼吸は基礎として重要になります。
同量のブレスを出し続けたり、ブレス量を増減させたりと繊細にブレスを操ることで演奏のクオリティーが上がります。
タンギング
管楽器全てにおいて必ず必要な技術です。
音の出し始め・音を止める時に使い、舌を使用し歯切れの良い音を出す必要があります。
ブレスコントロール
表現力を出すために必要な技術です。
ブレスコントロールには
- クレッシェンド:音量をだんだん大きくすること
- デクレッシェンド:音量をだんだん小さくすること
- アクセント:瞬間的に大量の息を吹き込むこと
- ビブラート:音を揺らすこと
があり、習得できればウインドシインセサイザーを自由自在に演奏できると言えます。
まとめ
近代的なルックスとサウンドに魅了された側から、人々を魅了させるプレイヤーになるための情報は揃いました。
パフォーマンスだけではなく、自宅演奏や楽曲制作の幅も広がり読者のミュージックライフがより良いものになれば幸いです。
まずは手に取り、ウインドシンセサイザーデビューを果たしましょう。
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