ドラム初心者が独学で上達できる方法!最速で上手くなるためのポイント!

  • ドラム初心者が独学で上達できる方法が知りたい
  • ドラム初心者が最速で上手くなるためのポイントを知りたい
  • 独学でドラムを学びたいけど何から始めたらいいのかわからない

ドラムを始めたいけれど、「ドラム教室に通うべきか?それとも独学でドラムを始めようか?」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ドラムは独学でも練習出来ますし上達もできます

とはいえ、ドラムを独学で学ぶ際にスタートを間違えると上達への道が遠のいてしまうので要注意。

今回の記事では、遠回りをせずスムーズに上達するために必要なノウハウをお伝えします。

私が独学でドラムを学び始めた時の失敗談を交えつつ、お伝えしていきます。
私のように遠回りをせずドラムを学んでいけることを願っています!

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目次

ドラム初心者が独学で上達するために必要なこと

ドラム初心者が独学で上達するためには、下記のことが最低限必要になります。

  1. アイテムを揃える
  2. 参考にしたいドラマーさんをピックアップ
  3. 練習できる場所を把握する

アイテムを揃える

ドラムを始める際に必要最低限なアイテムは下記になります。

  • ドラムスティック
  • メトロノーム
  • 練習パット
  • ドラム教本

音楽スタジオが近所にあって生のドラムを叩ける環境にあるのならばスティックさえ購入すればOKです!

参考にするドラマーさんをピックアップ

自分の好きなドラマーさんや、自分の好きなジャンルを叩いているドラマーさんをピックアップしてみましょう。

目標とするドラマーさんがいると自分自身が「どんなドラマーになりたいか?」「どんなドラムを叩けるようになりたいか?」が明確になります。

目標とするドラマーがまだいないという方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

練習できる場所を把握する

ドラムの上達に欠かせないのは、練習場所です。

  • 近所に音楽スタジオがあるのか?
  • ドラムを叩ける施設があるのか?

という点は必ずチェックしておきましょう。

都心部ならば音楽スタジオは充実しているので、困ることはほぼありません。

私は北海道の田舎で育っていますが、そんな田舎にも音楽スタジオはいくつかありました!

近所に音楽スタジオがない場合は、職場の近くなどで探すのもいいでしょう。

ドラム初心者が独学でも覚えられること

ドラムを始めたら、まずは下記の3つのことを覚えましょう。

独学でも簡単に覚えられるのでまずは挑戦してみてください!

  1. ドラムセットの名称
  2. 楽譜の読み方
  3. スティックの持ち方

ドラムセットの名称

ドラムを始めたら、ドラムセットの名称は徐々に覚えていきましょう。

10種類のパーツさえ覚えてしまえば基本的にOKなので、あとはドラムの練習をしていたら自然と覚えられるはずです。

  1. バスドラム
  2. キックペダル
  3. スネアドラム
  4. ハイタム
  5. ロータム
  6. フロアタム
  7. ハイハットシンバル
  8. ハイハットペダル
  9. ライドシンバル(トップシンバル)
  10. クラッシュシンバル(サイドシンバル)

ドラムセットの名称について、より詳しいことは下記の記事に書いてあるので必要があればご覧ください。

ドラム譜の読み方

ドラム譜は、できれば読めた方が便利です。

ドラム初心者の場合は、下記の画像の情報だけ押さえておけばOK。

ドラム譜の読み方

8ビートを譜面におこすと、下記の画像のようになります。

ドラム譜8ビート

ドラムはピアノやギターと違って「ドレミ」などの音階では表記出来ません。ですからメロディ楽器と比べるとシンプルで簡単に覚えられます!

スティックの持ち方

ドラム初心者にとってスティックの持ち方は非常に重要です。

変なクセがついてしまうと修正するのが大変なので、初心者のうちから正しい持ち方を身につけていきましょう。

ドラム初心者が独学で上達するための3ステップ

ドラム初心者は、独学でも上達できますが、間違った練習方法だとドラムを叩けるまでに時間がかかってしまうことがあります。

例えば下記のような練習方法ですと、上達スピードがかなり落ちてしまうでしょう。

  • メトロノームを使わずにスティックコントロールの練習をする
  • 叩きたい曲を1曲通して練習しようとする
  • 速い曲をいきなり同じ速さで叩こうとする

どれもドラム初心者だったころの私の失敗談です。どうかこのような練習方法は避けて下さい!

一方で、ドラム上達ヘの近道は下記になります。

  1. メトロノームを使ってスティックコントロールをする
  2. 1曲通して練習せずに出来ない箇所を集中的に練習する
  3. 速い曲は余裕を持って叩ける速さまでテンポを落として練習する

メトロノームを使ってスティックコントロールをする

スティックコントロールの練習をする際は、必ずメトロノームに合わせて行いましょう。

メトロノームに合わせず叩いていても、自分がどの程度の速さまで正確に叩けるのかすらわかりません。

メトロノームを使って、自分が余裕を持って叩ける速さや限界の速さなどを把握しましょう。

とはいえ、正確なスティックコントロールの練習をするためには練習パットを購入することが必須。

練習パットを使うとスティックの跳ね返りを利用しながらスティックコントロールの練習が出来るため、スティックの扱い方が上手くなります。

安いものなら2,000円弱で購入すること出来るので、練習パットにはお金をケチらない方が良いでしょう。

ちなみに、私は下記のVIC FIRTH ヴィクファース 練習パッド VIC-PAD6でスティックコントロールの練習をしています!。
持ち運びも出来るサイズなので非常に便利です!

VIC FIRTH ヴィクファース 練習パッド VIC-PAD6
VIC FIRTH

曲を通しで練習しない

ドラムを始めると、自分の好きな曲や憧れの曲をとにかく叩いてみたくなりますよね。

バンドスコアなどが販売されている曲ならば、楽譜通りに練習すればいいので問題ありません。

しかし、バンドスコアに頼らずに耳コピで練習する際は注意が必要です。

耳コピー(みみこぴー/みみこぴ)は、音楽に関する俗語であり、曲中で実際に演奏されている音を聞き取ること。楽器(必ずしも同じ楽器である必要はないが、口や鼻歌で行ったものは除くことが多い)やデスクトップミュージックで再現したりする技術のこと。省略して耳コピと呼ばれることが多い。聴音。耳コピーした音を譜面に書き起こすことを採譜と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

耳コピで練習する手順例は、下記の通り。

  1. 1曲通して曲の全体像をつかみBPM(曲のテンポ)を把握する
  2. フィルイン(おかず)の位置を覚える
  3. フィルイン以外を叩けるようにする
  4. フィルインをひたすら練習する
  5. メトロノームを使って原曲の速さで叩けるようにしていく
  6. 1曲通して合わせてみる

この手順で練習を行うと、効率よく叩けるようになります。

とはいえ、初心者のうちは曲の流れを把握するだけでも大変です。
まずはバンドスコアやドラム譜がある曲から練習する方法が一番確実です。

速い曲はテンポを落として練習する

速い曲をいきなり同じ速さで叩こうとする

速い曲を練習する場合は、自分が叩けるスピードまで速さを落として練習しましょう

もちろんメトロノームに合わせて叩くのが上達への近道です。

一粒一粒の音がしっかり鳴り、曲の速さに手足が余裕でついていけるようになってから本来の曲の速さに戻していきましょう!

ドラムを独学で始めるメリット

ドラムを独学で始めるメリットは、下記の2つ。

  • 費用がかからない
  • 自由に練習内容を決められる

費用がかからない

ドラムを独学で始める最大のメリットは、費用がかからないことです。

ドラム教室の相場は、30分で3,000円~4,000円ほど

週に1度通うと12,000円~16,000円ほどかかる計算です。

とはいえ自己投資だと思えば非常に安い金額なので、基礎だけでもドラム教室で学ぶことをおすすめします。

自由に練習内容を決められる

自由に練習内容を決められるのも、独学でドラムを始めるメリットです。

ドラム教室にいくと、まずは基礎から叩き込まれるはずなので自分が叩きたいように練習することは出来ません。

指導者のタイプにもよりますが、苦手なことをひたすらやらされることもあるでしょう。

自分の苦手なことをひたすらやるのはしんどいですよね…。
ドラム教室に通ったことでドラム叩くなるのが辛くなってしまうことも考えられるので、ご自分の性格と相談するのも必要です。

ドラム初心者が独学では上達出来ない3つの理由

ドラム初心者は独学で練習しても上達出来ない3つの理由

今までご説明してきたように、ドラム初心者は独学でも練習はできます。

しかし、下記の3つのことが当てはまっているドラマーさんの場合、独学でいくら頑張って練習しても上達できない可能性が高いです。

  1. スティックの持ち方がおかしい
  2. ドラムセッティングがおかしい
  3. 苦手なことを頑張りすぎる

上記のことは、ドラム初心者が独学で練習する際にやりがちな3つのこと。

非常に重要なことなので、意識しないでドラムを叩いていた方は意識して練習してみてください。この3つに意識を向けるだけで上達への近道になりますよ!

スティックの持ち方がおかしい

スティックの持ち方は、ドラムを叩く上で非常に重要です。

とはいえドラムを独学で練習する場合、スティックの持ち方がおかしくても指摘してくれる人がいません。

私はスティックの持ち方が自己流だったため、ダブルストロークの段階で叩けなくなりました。
ですからダブルストロークを叩くために、正しいスティックの持ち方を学び直しました。

ダブルストロークとは、スティック一振りで2回叩くストロークのこと。
スティックの跳ね返りや、力の入れ加減が難しいためスティックの持ち方が非常に重要になります。

ドラムのセッティングがおかしい

ドラムを叩く上で、ドラムのセッティングも非常に重要です。

  • 椅子の高さ
  • ハイハットの高さ
  • スネアの高さ
  • シンバルの位置
  • タム同士の距離

などはドラム初心者の場合目安がわからないので、どの位置でセッティングしたらいいのかわからないことも多いでしょう。

こちらもスティック同様に、自分が叩きやすい位置でセッティングしたつもりでも後々叩きにくさを感じてしまうケースがあります。

ドラムのセッティングは、正しい位置を把握した上で少しずつ自己流に崩していくスタイルが良いでしょう。

苦手なことを頑張りすぎる

独学でドラムを練習する際は、苦手なことを頑張りすぎるのは要注意。

苦手なことや出来ないことばかりに練習時間を割いてしまうと、心が折れやすくなってしまいます。

「私にはドラムを叩く才能がないんだ!」

「なかなか上達出来ない!ドラムなんて向いていないんだ!」

などと思い込んでしまう恐れがあります。

ドラムの練習は、得意なことも不得意なこともバランスよく練習していくことが上達へのカギなのです。

初心者のうちは自分の得意なことや興味のあることを伸ばしていく方がドラムを楽しみながら練習することが出来ますよ!

独学で挫折したらドラム教室に通うのがおすすめ

ドラムを独学で学んで挫折したらドラム教室に通うのがおすすめ

ドラムは独学でも叩けるようになりますが、自己流のクセがついてしまうと思うように叩けない場面にぶち当たることもあります。

そんな時に「自分にはドラムの才能がないんだ…やるだけ無駄なんだ。」と諦めたくなってしまうかもしれません。

ですが挫折してしまったとしても、ドラムをすぐに諦めることだけはして欲しくないです。

せっかくドラムをやりたいと思って始めたのに、簡単に諦めてしまうのは非常に勿体ないです!
なぜなら基本さえ習得してしまえばドラムはどんどん楽しくなります!

ドラムの才能がないからとドラムを諦める前に、1度基礎を学ぶためにドラム教室へ通ってみるのも良いでしょう。

ドラム初心者がドラム教室へ通うメリット

ドラム教室へ通うメリットは、主に下記の3つです。

  1. アドバイスをもらえる
  2. モチベーションアップに繋がる
  3. 様々な練習メニューを与えてもらえる

それぞれ簡単にご説明していきます。

アドバイスをもらえる

当たり前のことですが、ドラム教室へ通うと先生からアドバイスをもらえます。

今のあなたに足りないこと、出来ていないことなどを明確にしてアドバイスをくれるはずです。

独学では気づけないような些細なことにもアドバイスをもらえたりするので、指導者がいることは非常に心強いですよ!

モチベーションアップに繋がる

ドラム教室へ通うと、先生があなたの味方になって応援してくれるのでモチベーションアップに繋がります。

苦手なことが出来なくて挫折しそうになっていても、応援してくれる人がいるだけ頑張れるものです。

初心者のうちは特につまずいてしまう瞬間も多いので、身近に理解者がいることは非常に大きなメリットだといえるでしょう。

さまざまな練習メニューを与えてもらえる

ドラム教室では、効率よく学べる練習メニューを与えてくれます。

自分では思いつかないような練習メニューや、今まで知らなかったノウハウまで教えてもらえることでしょう。

私の経験談からも、ドラム初心者さんは独学よりも音楽教室などで学ぶことをおすすめします。
「遠回りしたくない」「上達スピードを上げたい」という方は特に、体験レッスンに行ってみましょう。

まとめ:ドラムは独学でも正しいやり方でなら上達できる

今回の記事のまとめは下記になります。

  • ドラム初心者は独学でも上達できる
  • 費用をかけずにドラムを始めたいなら独学でOK
  • 基礎をがっちり固めたいならドラム教室がおすすめ
  • 基礎が身についてから独学でドラムを叩くのもあり
  • 独学はアドバイスをくれる人がいないので上達に時間がかかることもある

ドラムは独学でも上達することは出来ますが、自分自身で試行錯誤しながら練習に取り組む必要があります。

ですからドラムを独学で練習する際は、上達するのに時間がかかってしまうのは当たり前のことなのです。

独学でドラムを始める場合は、今回の記事でご紹介したことを意識して練習してみてください。

今回ご紹介したことを意識して実践してもらえたら上達への近道になるはずです!楽しむことも忘れずにドラムを続けていきましょう♪

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